【超特急】『BULLET TRAIN ONEMAN S
HOW SPRING HALL TOUR 2015 “20億分
のLINK 僕らのRING”』2015年4月10日
at NHKホール

撮影:米山三郎(SignaL)/取材:清水素子

 超特急のライヴとは超一級のエンタテインメントである。キャッチーな楽曲、熱いダンス、さわやかな歌声、ドラマ性豊かな演出、8号車と呼ばれるファンが生み出す一体感…。回を重ねるごとにグレードアップして“次”への期待を膨らませるそのエンタメレベルは、今回も大幅に更新されていた。

 1stアルバム『RING』を引っ提げた東名阪大型ホールツアーを締め括る追加公演は、スターダスト銀河に向かう宇宙船・超特急号の旅になぞらえたかたちでスタート。背後に銀河を映し出した宇宙船風の舞台セットに7人が現れ、纏っていた黒いローブを取り払うというインパクト抜群のオープニングから、メインダンサー5人による切れ味鋭いパフォーマンスをバックヴォーカル2人がガッチリと支えて、クール&コミカルに航路を進めてゆく。と、船は宇宙海賊KABA.ちゃんにジャック! 映像上から次々と試練をメンバーに与えるが、ユーキは15段のモンスターボックスを見事クリアし、“胸キュンフレーズ対決”ではタクヤが“可愛すぎてたまらない。俺の嫁になれ”とKABA.ちゃんのハートを鷲掴み。全ての演出を曲中に組み込み、場内を埋め尽くした8号車の声援を受けながらドラマの一部として魅せる流れは実に見事で、後半にはKABA.ちゃんに洗脳された6人がヒップホップ・グループと女性アイドルに変身するシーンも。コーイチ、カイ、リョウガのワイルドなB-BOY姿に、ユーキ、ユースケ、タカシのキュートな女装など、普段は絶対に見られないものだろう。ただひとり難を逃れたタクヤが、仲間を失った哀しみを演歌風ナンバーで歌い上げるのもレアだ。

 洗脳が解けてパワーアップした面々は、なんと自ら客席に降りて1階から3階まで全座席を走り回り、KABA.ちゃんを倒すためのエナジーボールを回収。リアルな汗と笑顔で8号車との絆を決定的に深めるが、ここでステージ上に宇宙海賊KABA.ちゃん本人がサプライズ登場して“最後の試練”を発表する。いわく、デビュー3周年シングルが小室哲哉と前山田健一という2大プロデューサーにより6月10日に発表されること、初の海外ライヴがインドネシア・ジャカルタで行なわれること等々。与えられた試練の大きさに、思わず神妙な面持ちになるメンバーだが、それは乗り越えたとき時に大きな推進力となるに違いない。本編ラストの「Bye Bye Bye」やアンコール最後の「走れ!!!!超特急」で沸き起こった8号車の大合唱は、誰も足を踏み入れたことのない銀河の果てを目指し、終わりなき旅路を往く超特急の7人に向けられた、何よりの激励であったろう。リーダーのリョウガが語った“このツアーを通して、みんなとぶっといリングが出来上がったと思います”という言葉は、嘘偽りのない真実なのだ。

セットリスト

  1. Gravitation
  2. Superster
  3. What's going on?
  4. Star Gear
  5. Time Wave
  6. Kura☆Kura
  7. Burn!
  8. Believe×Believe
  9. Kiss Me Baby
  10. secret express
  11. BAD BOYZ(BAD BOYZ/コーイチ、カイ、リョウガ ユニット)
  12. Candy Night(コロン/ユーキ、ユースケ、タカシ ユニット)
  13. Cosmic岬(タクヤ ソロ)
  14. COMP!!COMP!!COMP!!
  15. メドレー (Rush Hour~Drive on week~No.1~Shake body)
  16. Billion Beats
  17. ikki!!!!!i!!
  18. Bye Bye Bye
  19. <ENCORE>
  20. One Life
  21. 走れ!!!!超特急
超特急 プロフィール

チョウトッキュウ:今話題のメインダンサー&バックヴォーカルグループ。2011年12月25日結成。12年6月にシングル「TRAIN」でインディーズデビュー。17年4月26日にリリースしたCDデビュー5周年記念シングル「超ネバギバDANCE」は初のオリコンウィークリーチャート1位、ビルボードチャートHOT100総合1位を獲得! 18年12月にはグループ最大規模のアリーナツアーを開催する。超特急 オフィシャルHP
超特急 オフィシャルブログ

OKMusic編集部

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