【04 Limited Sazabys】『CAVU tour
2015~Final Series~』2015年7月1
0日 at 恵比寿LIQUIDROOM

撮影:Viola Kam (V'z Twinkle)/取材:田山雄士

 4月から始まった『CAVU』ツアーのファイナルシリーズ東京編。アルバム『CAVU』同様に「days」で幕開けかと思いきや、意表を突く「Terminal」という計らいに、オーディエンスは早くも歓喜の声を上げる。KOUHEI(Dr)によるパンチの効いたイントロとともに猛進する「medley」では、RYU-TA(Gu&Cho)のダミ声がヒートアップし、クラウドサーフも激化! “ツアー29本目。4月1日にアルバムを出して、全国津々浦々回って曲を育ててきました。一番脂乗ってる『CAVU』が聴けるんで、身体いっぱい浴びて帰ってください”と話すGEN(Vo&Ba)の表情に、今のフォーリミが限りなく視界良好であることがうかがえる。

 お待ちかねの「days」で、4人のギアは再びトップに入る。HIROKAZ(Gu)が奏でる「days」のメロディアスなアウトロから、RYU-TAのリフが滑り込む「fiction」への流れも鮮やかに決まり、持ち前のキャッチーなメロディーとあふれる疾走感、GENの中性的な歌声を活かしながら、ますます加速するライヴ。“ワンマンだよ、東京で!”と喜ぶ姿を見せつつ、近年のナンバーはもちろん、懐かしい「Standing here」なども惜しみなく繰り出していく。

 この日はスペシャアプリの生中継が入っていたものの、メンバーに硬さは一切ない。むしろリラックスした様子で、“今日は(横山)健さんが『Mステ』(『ミュージックステーション』)出てます。観たかった! 健さんが『Mステ』って、ヤバいよね!? ライヴ終わって外に出たら、もう『北斗の拳』みたいな世界に変わってるかもしれないよ(笑)。たぶん、そのぐらいの事件。僕らもここで起こして帰ろうと思います”と、GENがパンクス心を覗かせたりもしていた。

 私服抜き打ちチェックのコーナーで観客とコミュニケートしたのち、“このあと、速い曲ガンガンいくけど、みんなついてこれますか?”と後半のスタートを告げるGEN。そもそもここまでの全曲も速いのだけれど、それはさておき、結果として彩り豊かに聴かせられるのがフォーリミのすごみだと思う。ラップっぽいメロディーが入る「knife」もライヴではよりナチュラルに感じたし、甘くポップなラブソング「milk」はとてもいい差し色になっていた。メロディックパンクのファストチューンを軸にロックンロールや歌ものなども織り交ぜたスタイルが、今後どう進化していくのか楽しみで仕方ない。

 横山健が地上波初パフォーマンスで「I Won't Turn Off My Radio」を演奏している頃、フォーリミもありったけの熱量でクライマックスへ! フラッシュライトが降り注いだ「monolith」で会場の盛り上がりは最高潮に達し、「swim」ではポップネスを爆発させることで清々しいムードをも生み出してみせた。夏フェスを経て、9月のツアー追加公演も含め、彼らの旅はまだまだ続く。

セットリスト

  1. Terminal
  2. medley
  3. Now here, No where
  4. days
  5. fiction
  6. ghost
  7. Lost my way
  8. Do it Do it
  9. Chicken race
  10. No way
  11. Grasshopper
  12. Standing here
  13. Higher
  14. Remember
  15. knife
  16. nem...
  17. labyrinth
  18. teleport
  19. Wednesday
  20. imaginary
  21. me?
  22. milk
  23. hello
  24. midnight cruising
  25. monolith
  26. swim
  27. <ENCORE>
  28. Buster call
04 Limited Sazabys プロフィール

フォーリミテッドサザビーズ:2008年に名古屋にて結成。15年4月に1stフルアルバム『CAVU』で日本コロムビアよりメジャーデビュー。17年2月11日には初の日本武道館ワンマンライヴを即日完売と大成功を収めた。バンド結成10周年を迎える18年、4月7日&8日には地元・名古屋にて3回目となる自身主催の野外イベント『YON FES 2018』、4月から5月にかけてはバンド初の東名阪アリーナツアーを開催した。04 Limited Sazabys オフィシャルHP

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

0コメント