【Fear, and Loathing in Las Vegas
】『“Feeling of Unity”Release T
our TOUR FINAL ONEMAN SHOW AT NIP
PON BUDOKAN』2016年1月7日 at 日本
武道館

撮影:小野雄司/取材:荒金良介

 ラスベガス×日本武道館の相性は抜群だった。円形で天井の高い会場ゆえに彼らの楽曲が持つスケール感が本来あるべきかたちで鳴らされている印象を強く受けた。また、過剰な演出は最小限に、過激で華美な楽曲が最大限に映えるアプローチも良かった。主役は音楽であり、彼らの演奏なのだ。その剥き出しの音像を土台にした爆音パーティーに心を奪われっぱなし。凄まじかった! デビューから5年経たずに迎えた初の武道館公演。この日は4thアルバム『Feeling of Unity』レコ発ファイナルでもあったため、頭3曲は新作と同じ曲順でスタート。「Cast Your Shell」で幕を開けると、アリーナではモッシュが起き、スタンドではヘドバンする観客も目に入った。「Rave-up Tonight」「Let Me Hear」と鉄板曲も混ぜながら、ラウドロックとダンス音楽を融合させた爆発的ケミストリーを全ベクトルに解き放つ。その一方で、中盤の「Gratitude」~「Journey to Aim High」の流れも最高だった。どちらもロマンチックな曲調で、どちらかと言えば聴かせることに軸足を置いた曲調だ。そこでも観客は脇目も振らず楽曲の世界に没頭している。剛柔併せ持つラスベガスのスキルと表現力にも感心した。後半はゲーム音を配した「Party Boys」の未曾有のパーティーっぷりに会場は揺れに揺れた。ちなみに新作の制作過程でメンバー間に意識のズレが生じ、その危機感を踏まえて表題に“一体感”と掲げた彼ら。同時に過去最大キャパで観客との一体感を目指した彼らの挑戦は、初の武道館公演にて見事達成されたと言えるだろう。

セットリスト

  1. Cast Your Shell
  2. Meaning of Existence
  3. Escape from the Loop
  4. Rave-up Tonight
  5. Swing it!!
  6. Let Me Hear
  7. Burn the Disco Floor with Your “2-step”!!
  8. Ignite Your Frail Mind 
  9. Thunderclap
  10. Interlude
  11. Gratitude
  12. Journey to Aim High
  13. Just Awake
  14. Sparkling Sky Laser
  15. The Demon Called Careless
  16. Short but Seems Long, Time of Our Life
  17. Chase the Light!
  18. Evolution~Entering the New World~
  19. Party Boys
  20. Virtue and Vice 
  21. Starburst
Fear, and Loathing in Las Vegas プロフィール

フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス:2008年に神戸で結成。エモ、スクリーモ、メタル、ダンスミュージックなどさまざまなジャンルの音楽を昇華した彼らの音楽はまさにカオス! オートチューンを取り入れた美メロと破壊的なシャウトが交錯するツインヴォーカルスタイルも相まってライヴハウスで唯一無二の存在感を放ち、開催する全国ツアーは軒並みソールドアウトに。14年3月23日には神戸ワールド記念ホールでのワンマンライヴも成功させた。Fear, and Loathing in Las Vegas オフィシャルHP
Fear, and Loathing in Las Vegas オフィシャルTwitter

OKMusic編集部

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