【PENGIN】
取材:土屋恵介
答えが見えなくても今を楽しんで頑張ろ
う
「朝ANSWER」は、さわやかなメロディーのオールドスクール・フレイバーも入ったナンバーですね。
346
僕が以前に作っていた原曲を作り直して、タイトルはXICOが付けたんです。もともとはロックチューンだったのをガラッと変えて、スクラッチを入れたり、間奏でエレクトロ的な遊びもしたり、よりPENGINカラーに染めたアレンジにしました。
歌詞は、迷いの中でも光を探していこうという内容ですね。
346
歌詞は僕が1番を、XICOが2番を作りました。いろんな誘惑に流されても光を探して、答えが見えなくても今を楽しんで頑張ろうっていう思いで書いたんです。PENGINのブログやHPにいろんなメッセージをもらうんですけど、恋愛や仕事、僕らと変わらない悩みを抱えてる人がいっぱいいる。そういう人たちに、“前向きな人にも元気のない人にも平等に朝は来る、きっと答えは待ってるから今を楽しんでいこう”ってメッセージを込めた曲なんです。
XICO
僕は、熱い気持ちはあるけどどう表現したらいいか分からない人、何かに押し潰されそうな人に、誰かに後ろ指差されても自分を曝け出して貫けばいいんじゃないかって書きましたね。歌詞はシリアスだけど、楽しく聴ける曲になったし、ライヴも楽しんでやれそう。それでお客さんが前向きになってくれたら、最高の朝が迎えられるんじゃないかなって。
カットーくんのスクラッチもかなり活躍してますが。
DJ カットー
やっとシングル曲で自分のスクラッチが出せました(笑)。歌詞はシリアスさもあるけど、ポジティブな面を出したくてトラックは明るくしたんです。それに合わせて“HERE WE GO”とか、前向きな言葉をスクラッチしました。
では、それぞれ個人的には“朝”というワードにどんな思いを持ってますか?
346
僕の朝は、その前の夜から起きてることが多いですね。曲ができる時も朝が多いし、飲んでる時も多いし(笑)。朝はいろんなパターンで自分に交わってくるものだなって。
DJ カットー
昼間より夜作業が多いので、朝にレコーディングが終わったりで、答えが見えてくるのと日の光が見えるのが同時で、そこで安心して寝ちゃいます(笑)。
XICO
朝は大体2日酔いかな(笑)。“朝ANSWER”ってタイトルには、朝は明けるってことでもあるし、答えが明らかになるって意味も込められてるんです。歌詞の通り、朝は誰にでも来る、そこで1度きりの人生楽しめたらと思ってますね。
そして、カップリングの「夏休み。。。」は、夏の思い出を描いたエレクトロなナンバーですが。
346
以前スタッフと一緒に、エレクトロのパーティーに行ったんですけど、すごく新鮮で楽しくて、すぐにスタジオでデモを作ったんです。サビの歌メロを沖縄音階で攻めてみたり、PENGINのフィルターを通した曲になりましたね。歌詞は、淡い思い出、ひと夏の恋的なのものが見えるように書きました。
DJ カットー
ビートもパンチが効いてるし、サビで突き抜ける気持ち良い曲で、僕も勢い重視でスクラッチしました。夏のライヴで暴れ回れる曲になったかなって。
まさに、PENGINの夏が見えるようなシングルですね。 346:どっちもライヴ映えする曲になったので、夏に向けての準備は万端です!(笑)
XICO
ライヴで暴れてぶっ倒れます!(笑) その後に「春春春」のアコ?スティックバージョンが入っててそれでお休み?みたいな感じで(笑)。
アーティスト