L→R 83(Ba)、MEEKO(Vo)、MAICO(Vo)、ゆっち(Dr)

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【CHERRYBLOSSOM】今後につながるア
ルバムになった

プロデューサーに村田 昭氏を迎え、さまざまなものにトライしてきたCHERRYBLOSSOMの成長が詰まった2ndアルバムが完成!
取材:土内 昇

『時空』は“MEEKOとMAICOが歌えばCHERRYBLOSSOMになる”というのが、すごく分かるアルバムですね。

MAICO:曲の方向性としてはふたりとも一緒のものを見ているんですけど、その中でどうやって自分の色を出すかっていうところで成長していると思いますね。訴えかける表現力というものが上がったのかなって。

MEEKO
今までは“激しい曲は強く、落ち着いた曲は弱く歌おう”って考えがちだったんですけど、それに表情が加わったというか…歌詞の内容に対して自分が経験したことから妄想して歌ってますね。だから、前までは自分のヴォーカルだけで精いっぱいだったけど、今はバックのサウンドに乗っかって、曲としてひとつになることができるようになったというか。
83
昔だと“MEEKOは強く、MAICOはやさしく歌う”という感じだったんですよ。でも、最近は楽曲を聴きやすくするために曲の速さを落としたりしているんですけど、それでもお互いの持ち味が出せるようになっているので、ふたりともすごく成長してると思います。

ふたりの成長があったから、これまでのシングルにしてもロック色の強い「桜ロック」があったり、打ち込みの要素が強い「夢のマニュアル」があったり、アルバムでもいろいろトライできたという感じですか?

83
いろいろなジャンルに挑戦してますね。ふたりが歌うとCHERRYBLOSSOMになるんで、安心してアレンジを進めてました。デモの段階だと“これをCHERRYBLOSSOMでやるの!?”みたいなものが何曲もあったんですけど、出来上がったものはちゃんとCHERRYBLOSSOMになってましたね。
MAICO
1枚目のフルアルバム『GO!』の時は勢い任せで、自分たちが今できることを全部出した印象があったんですけど、『時空』はちょっと大人になったCHERRYBLOSSOMが見せられていると思う。楽器隊のこだわりだったり、ヴォーカルそれぞれのこだわりだったりが結構入っているので、そういうものも見せつつ、いろんなジャンルに手を出しているんだけど、“でも、やっぱりCHERRYBLOSSOMだね”って安心して聴いてもらえるものになったと思いますね。
83
うん。『GO!』は“今できること”を全てぶち込んだアルバムで、『時空』は“これから何ができるか?”に挑戦した…もちろん、デビューしてからの2年を全てぶち込んでいるんですけど、今後につながるアルバムになっていると思いますね。“今後、CHERRYBLOSSOMとして何ができるんだろう?”っていう可能性がすごく広がったと思います。

やはり、プロデューサーの村田 昭さんやサポートギタリストの匠さんの存在も大きいですか?

83
そうですね。第三者が加わることによって、僕らだけではできなかったことを勉強させてもらったし、僕ら自身も成長できたと思います。村田さんとは「桜ロック」からなんですけど、それ以前と比べると、この2009年での成長はすごい…ドカーンっていってますね(笑)。だから、『時空』はそんなCHERRYBLOSSOMの成長が詰まったアルバムです!
MEEKO
今回のアルバムは忙しい中でよく作ったと思いますよ。だから、完成した時の打ち上げが半端じゃなかった(笑)。詳しいことが言えないぐらい、過去最強に盛り上がりましたからね。それだけ達成感があったというか…みんな“いいアルバムができた!”って自画自賛してました。
CHERRYBLOSSOM プロフィール

名古屋発、アグレッシブな女性ツイン・ヴォーカルが耳に残る元気いっぱいの5人組バンド。同じく名古屋出身で全国的に活動しているスカバンド“midnightPumpkin”を06年に脱退したベースの83(ヤス)がメンバーを集めて結成した。通常のドラム、ギター、ベースという編成に、歌もラップもこなすMEEKO&ハモリとヴォーカル担当のMAICOというツイン・ヴォーカルが加わっているのがユニークな点。作詞・作曲もほとんどMEEKO&MAICOが担当しており、若い女性のリアルな気持ちを綴ったリリックも熱い支持を集めている。07年12月にシングル「DIVE TO WORLD」でメジャー・デビューを果たしていたが、09年の4thシングル「桜ロック」がアニメ『家庭教師ヒットマンREBORN』エンディング・テーマに起用され“桜ソング”として注目を集めている。CHERRYBLOSSOM Official Website
CHERRYBLOSSOM オフィシャルサイト
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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