【Tiara】出会いや別れが今の自分に
つながっている

ケツメイシの「さくら」など数々の楽曲にコーラスとして参加してきたTiaraが2作目となるシングルをリリース! 楽曲には切なくも、その経験は今につながっているという強い思いがこもっている。
取材:高木智史

2枚目のシングルとなる今作は前向きな別れや旅立ちを歌った曲ですが、どうしてこの歌を歌おうと思ったのですか?

リリースが1月末ということが決まっていたんですけど、その時期は別れや旅立ち、新しいところに向かっていく人たちが多いと思うんです。私自身、18歳の時に上京したんですね。親には反対されていたんですけど、上京する日に地元の駅のホームで普段泣かない両親が泣いて見送ってくれて。でも、私は自分で行くって決めたから、そんな両親を見て泣くわけにもいかず…当時は大切な友達とも離れて、ひとり暮らしも初めてだったので、ほんとに辛くて、半年くらいほぼ毎日泣いていたんです。でも、あの時があって、その後、いろんな人に支えてもらって今の自分があるわけじゃないですか。それと同じで、いろんな出会いとか別れがどんな人にもあって、今の自分につながってるということを書きたくて作っていきました。SEAMOさんのフューチャリングに関してはラップで情景描写ができるようにしたいと思った時に、声や経験からの言葉という意味でもSEAMOさんが浮かんで、お願いしました。SEAMOさんもいろいろ苦労をされてきた方なので、私たちにしか語れない言葉もあると思ったので。私たちにそういうことがあったということを大人な立場で、これからそういう時期を迎える若い人たちに感じてほしいなと思って。

作曲もTiaraさんですが、どんな曲になりましたか?

最後に入れたギターが切ない世界観を出していると思うんですけど、それだけじゃなく、この曲には凛とした強さもあると思います。別れの辛さを切り取った曲ではなくて、そこからの自分という前向きな曲なので。

2曲目の「Chocolate Kiss」はバレンタイン前夜の曲で時期的にもマッチしますね。

この曲は昔からあった曲で、ずっとバレンタインの時に出したいと思ってたから、このタイミングで出せてうれしいですね。片思いをしていた実体験から書いた曲なんですけど、女の子だったらみんな同じだと思うんですよ。どういうラッピングにしようとか、リボンはどうしようとか、バレンタインにはすごい時間をかけて考えてるんですよ。良いものを手に入れようと、そんな女の子でお店も戦場ですし。そういう部分を男子にも分かってほしくて最初はもっと生々しいことを書いていたんですけど、さすがに少し柔らかくしました(笑)。でも、男子にはそんな女の子の大変な気持ちを分かってほしいな。ラッピングを目の前でビリビリって破ったりしたら絶対ダメですよ(笑)。そういうお願いも曲に込めてます(笑)

“人波をかき分けて探したリボン”という歌詞がありますが、まさに戦場なんですね。そういう具体的な言葉を歌詞に使ったのも意識的に?

そうですね。私の場合は、1曲で1枚の写真が見えるように心掛けてます。『キミがおしえてくれた事』に関しては“電車”の写真が思い浮かべるように。やっぱり私の場合、上京する時に乗った電車が一番別れと出会いを象徴しているので。

そうすると「キミがおしえてくれた事 feat.SEAMO」はTiaraさんの今につながる原点が見える重要な曲になりましたね。

そうですね。あと、これからの私の決意的な意味を込めた曲でもありますね。“ティアラ”ってもともとは特別な階級の人にしか付けられないものでもあるから、この曲が聴いてくれた人にとっての特別なアイテムになればうれしいですね。
キミがおしえてくれた事 feat. SEAMO
    • キミがおしえてくれた事 feat. SEAMO
    • CRCP-10241
    • 1200円
Tiara プロフィール

ティアラ:静岡県浜松市生まれ。2009年9月「さよならをキミに… feat. Spontania」でメジャーデビュー。配信で累計100万DLを記録し、その後も留まることなくリリースを重ねている。Tiaraの詞の世界観、そして切なく透き通った歌声が、幅広い層の女性の共感を呼んでいる。Tiara オフィシャルHP
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