L→R KenKen(Ba)、金子ノブアキ(Dr)、JESSE(MC&Gu)

L→R KenKen(Ba)、金子ノブアキ(Dr)、JESSE(MC&Gu)

6月にリリースされたRIZEの7thアルバム『EXPERIENCE』が、『龍が如く』シリーズ最新作『クロヒョウ 龍が如く新章』とコラボした“クロヒョウ EDITION”で再リリース。へヴィなゲーマーとしても知られるKenKen(Ba)に熱い想いを訊く!!
取材:フジジュン

『EXPERIENCE クロヒョウEDITION』がリリースです! これ、ジャケットだけでめっちゃアガりますね!!

ジャケット、カッコ良いよね。ジャケットの画は“クロヒョウ”のタッチで描いてもらったんだけど。『MUPPET』で撮ったMVにも演奏シーンの途中でこの画が入ったりして…

あれ、神室町(とある繁華街をモチーフにした、ゲームの舞台)で撮ったんじゃないんですか?(笑)

神室町は名越さん(『龍が如く』プロデューサー)によく連れて行かれます(笑)。もともとは自分がすごいゲーマーで『週刊ファミ通』でも連載をやらせてもらっていて、その流れで『東京ゲームショー』に行って。そこで名越さんを紹介してもらって、なぜか『龍が如く』ステージにゲストで出て(笑)。電話番号を交換したら、本当に呑みに誘ってくれて。その後何度か呑みに行って、熱い話とかしている中で名越さんが“『クロヒョウ』でRIZEと何かやりたいんだよね”って言ってくれたのがきっかけだったんですけど。まさかここまで話が発展するとは思わなかったですね!

「MUPPET」は“クロヒョウ”の世界観ともピッタリですね。

2曲提示したんですけど、『MUPPET』は歌詞もゲームとリンクするところがすごいあるし、妙な色気のある曲なので、そこもマッチしてすごいハマりましたね。今作で何か新しいことをしたかったというのと、今までの『龍が如く』シリーズと違って若い世代が主役だったりするところでRIZEと上手くリンクしたらしいんですけど。俺ら、そんな怖いイメージあるのかな?(笑)

アハハハ。『EXPERIENCE』についてもうかがいたいのですが、どんなモチベーションで作った作品だったんでしょう?

今回はトリオで初めて作った作品だったんですが、みんなかなりフラットな感じというか…これまでRIZEっぽさとか、RIZEを超えなきゃいけないとか、みんないろんなこと考えながら演ってたんですけど、今作は“個々の活動もあった上で、3人で集まった時に何をするか?”ってところで考えることができて。『JESUS AND MARIA』ではあっくんがギターソロを弾いたり、『XL』のイントロがJESSEのベースだったり、どこか超越したというか、3人の中でスコーンと抜けた感じがあって。

『EXPERIENCE』はもともと、KenKenさんとあっくんのユニットであるTORCERSEの楽曲だったんですよね?

そう。あっくんが“次のRIZEのアルバムでやりたい”って言って。で、実際にやってみたらJESSEのラップが入って、3人でやる意味がすごくあった。あの曲とかシンプルなベースとドラムにラップが乗って、すごく3人とも裸な感じもあって、なんか新しい境地に行けたぞ!みたいな。もう、この3人だと家族すぎて解散とかそういう問題でもないから、やりたい時にやりたいことをやればいいし、自分の意見も好きに言える。この作品を通じて、またそんな良い関係ができたなっていうのもありますね。そこで俺らから出てる良いパワーが人を呼ぶのか、いろんな人が一緒にやりたがってくれたりして、またそこからいろんな出会いや広がりがあった。

デビュー10周年。『EXPERIENCE』のタイトル通り、今まで積んできた経験値がしっかり反映された作品になったんですね。

ホントだね。結成した頃はまだ小学生だったから、まさか俺がRIZEに入るとは思わなかったけど(笑)。そうやって仲間が揃ってみたいなのもゲームやマンガみたいだなって思うし、JESSEとあっくんは俺の倍の年数RIZEやってて、その経験や気持ちを俺に演奏で伝えてくれる。そのヴァイブスだけでここからもっと良い作品が作れる気もするし。

バンドの状態も最高なんですね。で、ゲームの話に戻りますが、KenKenさんのゲーム遍歴って?

う~ん、年齢的にはファミコンの一個下だから、気付いたら家にファミコンがあった感じで。スーファミから何から全部やってるんですけど、ガキの頃からすごいSEGAっ子だったからSEGAに行った時とか超興奮しちゃって(笑)。すごいよね!? 昔、よだれ垂らして見てたアーティストとセッションしたり、ガキの頃、超遊んでたゲームの関係者と仕事してたり。『クロヒョウ』やって、「MUPPET」が流れたら絶対に泣きますよ、俺! 俺の人生、こんな楽しくていいのか? あと、何すれば良いんだろう?って。

アハハハ。まだまだやることはいっぱいありますよ(笑)。

ルーツ的なゲームは何だろう? SEGAだと銃を付けてやる『バーチャコップ』とか、『バーチャファイター』とか…DVDで対談してるブンブン丸さんには、中学か高校の時にゲーセンで乱入してボコボコにされたことあるんだよね(笑)。だから、ゲームと一緒に育ってきたみたいな、映像が綺麗になるのと一緒に大人になってきたみたいなところは本当にありますよね。

名越さんとは一杯やりながら、クリエイティブな話もして?

しますね。名越さんはものすごい規模でものすごいスピードで作品作りを考えてるから、話していてすごく面白いんですよ。映画よりもう一個先の映画みたいな物を作ろうとしているような人だから、物事を見る時の視野もすごく広いし。勉強になります。

ゲームがつないでくれた出会いが、ひとつかたちを結びましたね。

そうだね。だから、『クロヒョウ』からRIZEを知ってくれても全然良いと思うし、ジャケが欲しくて買う人もカッコ良いと思ったらライヴにも来てほしいですよね、内容的には最高の物を作れたと思ってるから。あと中身は一緒でもジャケが変わるだけで違って聴こえることもあって、そういうところがCDの面白さだと思うんだけど。データでは伝わりきらないものって絶対あると思うから、2枚ある意味や価値も分かってもらえたら嬉しいですね。通常版より、こっちの方がワルく聴こえるかもしれない(笑)
RIZE プロフィール

ライズ:1997年、JESSEと金子ノブアキにより結成。00年、シングル「カミナリ」でメジャーデビュー。06年よりKenKenが参加。ロックの“現在”(いま)を圧倒的な熱量で表現する彼らの姿勢は多くのリスナーから支持を得ており、全米、アジアツアーを成功させるなど海外での評価も高い。結成20周年イヤーに突入する16年、メジャーデビューレーベルであるEPICレコードジャパンに復帰した。RIZE オフィシャルHP

OKMusic編集部

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