L→R DJ GEORGIA(DJ)、JUN(MC)、jyA-Me(feat. Vo)、SHIN(MC)

L→R DJ GEORGIA(DJ)、JUN(MC)、jyA-Me(feat. Vo)、SHIN(MC)

【CLIFF EDGE】クリフのアツい部分が
乗ったラブソング

久々に届いた新曲は、これまでのCLIFF EDGEのレパートリーにありそうでなかったラブソング。フィーチャリングアーティストのjyA-Meも一緒に同曲の制作秘話を語ってくれた。
取材:石田博嗣

CLIFF EDGE名義では久々の新曲ですが、それだけ制作に時間をかけたということですか?

JUN
今までは年にアルバムを2枚出すような感じでやってきたんですけど、今年はじっくりと作りたいと思って。それこそ“俺らのいいところってどこなんだ?”とか“足りない部分は何だろう?”っていろいろ研究して作ってましたね。で、スタッフさんたちにも聴いてもらって…メンバーは当然なんですけど、スタッフさんたちも全員が“いい曲だね”って言う曲じゃないとリスナーが良いと思うはずがないので、ひとりでも“あんまり~”ってなるとボツにして。かなりシビアな審査を繰り返していて、全員が“これ、いいね!”ってなったのが、この曲だったんです。
SHIN
僕は作詞担当なので、J-POPの名曲とされる曲の歌詞を本のように読んでみたり…例えば、小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」は恋愛ソングだと思っていたんですけど、男の嫉妬にも思えるんですよ。結構、女々しい面があるというか。だから、自分たちが表現していた言葉に、さらに裏の想いをくっ付けたら面白い聴こえ方をする…そういうところまで歌詞の世界でもいけたらいいなって、今まで以上の部分を目指しましたね。
DJ GEORGIA
ふたりがオリジナルっていうところを突き詰めていたので、僕はDJとして最先端をやりたいと。なので、“世界の最先端って何なんだ?”って聴き漁ってました。

そうやって出来上がった曲に対して、誰をフィーチャリングするかというところでjyA-Meさんとコラボしようと?

JUN
同じレーベルということで仮歌を歌ってもらったりしていたんで、今回も歌ってもらったら、“すごく良くねぇか? ハマってる!”ってことになって。で、“お願いします!”と。
jyA-Me
最初は歌詞やフロウを含め、ラップがすごくいいと思ったんですね。メロディーもすごく良かったし、この曲を歌う人が羨ましいなって。だから、仮歌を入れてスタッフさんに渡す時に“この曲、すごくヤバイですね。私に欲しいぐらいです”って。そしたら自分が歌うことになってびっくりしました(笑)。

楽曲的にはCLIFF EDGEのアツさが前面に出た、今までにありそうでなかったラブソングですよね。

JUN
おっしゃる通り、クリフのアツい部分が乗ったラブソングができたなって。あと、今回は歌詞カードを見ないで歌を録ってるんですよ。言葉を届けることだけを考えて歌う…歌詞カードが前にあると読んでしまうんで、それって大きな差だなって。
jyA-Me
不思議ですよね。歌詞カードを見ないで歌うと、すごく気持ちが乗るんですよ。それに女性がフィーチャリングされると女性メインの曲になりがちなんですけど、この曲はそこがイーブンでお互いの感情がすごく出ているんですよね。そういう部分でも、今までにありそうでなかった曲だと思います。

構成も珍しい曲なのですが、トラック作りはどうでした?

DJ GEORGIA
JUNくんのオリジナリティーと最先端を意識しました。途中でビートが変わったり、3曲分ぐらいの要素が詰まっているんで、それを滑らかに聴かせる努力をしたって感じですね。

では、曲の仕上がりについては?

JUN
“松スペ”ですね。松竹梅の“松”のスペシャルっていうことで(笑)。音楽っていろいろな使われ方をしますけど、僕らは何かしらで悩んでいる時に支えになりたいと思っていて…その時に背中を押してあげるか、もしくは“俺らも同じだよ”って寄り添いながらアドバイスする。もちろんバカ騒ぎする曲もあるんですけど、そのど真ん中の曲ができたかなって思っています。
「サヨナラ I Love You feat. jyA-Me」
    • 「サヨナラ I Love You feat. jyA-Me」
CLIFF EDGE プロフィール

クリフエッジ:“崖っぷち”の意味を持つJUN、SHIN、DJ GEORGIAからなるユニット。2008年のメジャーデビュー後、切ないメロディーとメッセージ性にあふれた心揺らす熱い言葉の数々が、多くのリスナーの感動を呼び、数々のヒット作を輩出! 特に11年4月リリースのコンセプトアルバムに収録された「Endless Tears feat. 中村舞子」はレコチョクRBTランキング19日連続1位を獲得し、40万DL超の大ヒットを記録した。CLIFF EDGEオフィシャルサイト
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OKMusic編集部

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