【Ivy to Fraudulent Game】『Ivy t
o Fraudulent Game「行間にて」rele
ase tour Grand Final ONEMAN -東京
にて- 追加公演』2016年8月19日 at
渋谷CLUB QUATTRO

撮影:佐藤広理/取材:高良美咲

 全国ツアーの追加公演となるワンマンライヴは、自身最大キャパにもかかわらずソールドアウト。“人生が変わったツアーでした”と寺口宣明(Gu&Vo)が最後に語った通り、バンドを取り巻く状況が変わりつつも、前に進み続けていくという意志を感じた。厳粛な空気に包まれた中、幕を開けたライヴ。1曲終えるたびにひと息付くような呼吸感で進んでいく。それは初っ端から率先して場を煽るといったものではなく、奥行きや情景を抱かせる楽曲が懐に入り込んでくる感覚だ。中盤からは攻めの姿勢で、「劣等」では寺口がハンドマイクを手に客席に飛び込む。“今日も闘いにきました”“ぶっ壊しにいくぞ!”と力を余すことなく振り絞るライヴバンドらしい情熱的な姿に清々しさを感じつつ、すでに確立された彼らの空気感に終始圧倒されっぱなしだった。

セットリスト

  1. 青二才
  2. adult
  3. 反逆者
  4. 道化の涙
  5. trot
  6. 東京
  7. 傾き者
  8. +
  9. 水泡
  10. she see sea
  11. 劣等
  12. 青写真
  13. アイドル
  14. 漂う
  15. <ENCORE>
  16. 可憐な花
  17. error
  18. 故郷
Ivy to Fraudulent Game プロフィール

アイヴィ・トゥ・フロウジュレント・ゲーム:2010年10月に群馬県にて結成。福島由也が全楽曲の作詞作曲を担当。楽曲の主体はあくまで歌、言葉、思想にありながら、さまざまなジャンル要素を巧みに九州したサウンドに、美しくもポップなメロディーを誘導させた独自の世界観を表現している。楽曲の世界観をリアルに表現する寺口宣明の歌を軸としたライヴパフォーマンスの圧倒的な求心力は多くのファンを魅了する。Ivy to Fraudulent Game オフィシャルHP

OKMusic編集部

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