【TAKURO】『Journey without a map
2017』2017年2月27日 at Zepp Toky
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撮影:岡田裕介/取材:森川里沙子

 TAKURO初のソロツアーのクライマックス。長年サポートドラマーとしてGLAYを支えてきたTOSHI NAGAI(Dr)をはじめとしたバンドメンバーのジャジーなアンサンブルで幕が開くと、満を持してTAKUROが登場。“ようこそいらっしゃいました”と紳士的に挨拶し、いよいよ“地図なき音の旅”が始まった。ある時は温もりを感じる音色で会場を包み、またある時は哀愁漂う情景を連想させた前半。MCではツアー初日のエピソードとして、終演後に関係者から緊張していたと言われたことを明かした他、“45歳からでも人は成長できるぞ!”とはにかみながらも胸を張る彼の飽くなき探究心に心底感激。直後にメンバー紹介のコールを間違えてしまう(!)ところもまたご愛嬌だ。愉快なトークの中で“この中で一番楽しんでいるのは俺だ!”と豪語したTAKUROだったが、それが100パーセントの真実であることは、そのステージを観れば一目瞭然だった。

 そして、一行はTAKUROが10年前に女子十二楽坊へ提供した「流転」のセルフカバーで中国へ、さらに本編最後に「函館日和」で故郷・函館へとトリップ。そんな中、この日のハイライトは何と言ってもアンコールで登場したSUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)とのコラボだろう。自身のギターヒーローと紹介し、熱いハグで招き入れてのセッションは間違いなく歴史に残る名シーンだった。最後は「Journey without a map」でバンドメンバーの名前を歌詞に乗せ、命を燃やしながらシャウト。この先も無限に続く音楽の旅に想いを馳せずにはいられない、幸福な一夜だった。

セットリスト

  1. 夢の途中に
  2. Lullaby
  3. Autumn Rain
  4. Guess Who
  5. Francis Elena
  6. Istanbul Night
  7. Fear & Favors
  8. Northern Life
  9. RIOT
  10. 流転
  11. 函館日和
  12. <ENCORE>
  13. Northern Life
  14. Journey without a map

OKMusic編集部

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