【The Super Ball】『The Super Bal
l LIVE TOUR 2017「スパボ! スパボ
! スパボ!」』2017年4月16日 at 赤
坂BLITZ

撮影:Kousuke Umebayashi/取材:清水素子

 2月に発表した1stアルバム『スパボ! スパボ! スパボ!』を引っ提げての東名阪ツアー最終日。メジャーデビューからの1年で培ってきた進化を、そこでThe Super Ballはしっかりと刻みつけてみせた。ふたりの声を合わせたアカペラが場内に流れると、アルバム収録のミディアム曲「キミノコエガ…。」からライヴはスタート。ソロでもOK、ハモってもOKなふたりのハーモニーが紡ぐなめらかなメロディーに、場内は温かくやわらかな空気で満ちて、それに合わせてクラップするファンの笑顔に、吉田は“楽しいね!”と何度も繰り返す。赤坂BLITZでのライヴは8カ月振りだが、当時と違いライヴ冒頭から吉田は鍵盤、佐々木はギターと自ら楽器を弾きながらの歌唱になったことで、よりサウンドが多彩になっていたのも特筆すべき点。オーディエンスとともに合唱する「シアワセ」や佐々木の津軽弁講座も挟みつつ、「tell me why」でR&B調の大人びたアプローチにより表情を一変させると、“歌を始めた時の気持ちを思い出して書いた曲”という「赤いポストの貯金箱」へ。続いてサポートギターをバックに、熱の籠もった歌声を聴かせる珠玉のラブソング「おいで」を贈って、これからも歌い続けてゆくというふたりの真摯な誓いを訴える。さらにツアーのために用意した新曲「真夏の夜空とシンデレラ」や、フロアーに大きなバルーンが投げ込まれ、「スーパーボール」を披露して客席を湧かせたところで、なんと昨秋コラボしたハシグチカナデリヤがゲスト登場! コラボシングル「Rin! Rin! Hi! Hi!」を3人で交互に歌いながら佐々木はハシグチとギターでも掛け合い、ハシグチの演奏をバックに「夢人島へGO!!」でタオルを振りまくるというスペシャルな競演を果たしてみせた。最後はふたりに戻って、アルバムのリード曲「明日、君の涙が止む頃には」を披露。“みんなと一緒にもっと遠くに行きたいし、誰ひとり離したくない”(吉田)と精一杯の想いを込めて歌い上げられるやさしいメロディーは聴く者の胸に沁みて、その純度100パーセントの決意に彼らの人気の秘密を思い知らされる。アンコールでは夏のシングルリリースと今回を超える規模のツアーを行なうことも発表。どんな困難があろうとも歌うことを選んできた彼らのひたむきさは、これからも“二人で歩く未来”を切り開いていくだろう。

セットリスト

  1. キミノコエガ…。
  2. RUN
  3. トモダチメートル
  4. シアワセ
  5. SKY
  6. 笑顔のカバー
  7. tell me why
  8. 赤いポストの貯金箱
  9. おいで
  10. 真夏の夜空とシンデレラ
  11. スーパーボール
  12. Rin!Rin!Hi!Hi!(w/ハシグチカナデリア)
  13. 夢人島へGO!! (w/ハシグチカナデリア)
  14. 明日、君の涙が止む頃には
  15. <ENCORE>
  16. ふたつのかげ
  17. ミライキャッチャー
The Super Ball プロフィール

ザ・スーパーボール:青森県出身の佐々木陽吾と神奈川県出身の吉田理幹によるツインヴォーカルユニット。都内のライヴハウスや路上ライヴ活動を2015年から本格化。カバー曲を歌った動画をWebで毎日アップし始めて以降、ファンが急増し要注目の新人として知られることになる。数社による争奪戦が行なわれ、徳間ジャパンコミュニケーションズから16年7月20日にアニメ『不機嫌なモノノケ庵』主題歌となったデビューシングル「トモダチメートル」を発売した。The Super Ball オフィシャルHP

OKMusic編集部

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