L→R Metal(Ba)、Daishi(Gu)、Sarino(Vo)、Lida(Gu)、Dewey(Dr)

L→R Metal(Ba)、Daishi(Gu)、Sarino(Vo)、Lida(Gu)、Dewey(Dr)

【NINJAMAN JAPAN】戦隊ヒーロー番組
の主題歌みたいな楽曲!

NINJAMAN JAPANが、ニューシングル「忍の戦士 ニンジャマン」を8月27日にリリース! 芝居、アクション、メタル、ヒーロー&戦隊モノと多くのコンセプトを掲げて活動中の彼らならではのキラーチューンだ!
取材:大島暁美

ニューシングルはまさにテレビのヒーロー番組のテーマソングのような楽曲ですが、最初から“このコンセプトで作ろう!”と考えて曲作りを始めたのですか?

Lida
そうですね。最初から、コンセプトを絞ってました。
Daishi
今のメンバーになって1年が経ち、絆も生まれたので、そろそろこの5人のテーマを作ろうというのが、最初ですね。
Sarino
今年の始めにミニアルバム『翔-Show-』を出して、僕らの振り幅をファンのみんなに知ってもらうことができたと思うんですよ。その上で原点回帰というか、この5人の新しいテーマを作ろうという話になりました。
Dewey
僕も加入して1年が経つので、新しいテーマを作ろうっていう話になった時、すごくワクワクしました。
Metal
このバンドを結成してすぐ「ニンジャマンジャパンのテーマ」という曲を作ったんだけど、ライヴでほとんど毎回演奏してるので、正直、そろそろ飽きてきてたしな(笑)。

ミニアルバム『翔-show-』の時にスーパーバイザーというクレジットだった岡野ハジメさん(L'Arc~en~Ciel、NICO Touchesthe Walls等のプロデューサー)が、今回はプロデューサーとして参加されてますね?

Sarino
前回はレコーディングのスタジオに来ていただいて、いろいろアドバイスをくれたんですけど、今回は曲作りの段階からガッツリ関わってくれました。
Metal
岡野さんも戦隊モノやヒーロー番組が好きなんで、以前からライヴに来てくれたり、僕たちのことを面白がってくれてたんです。
Daishi
『翔-Show-』の時はそれぞれが好きに曲を書いて、選曲会で選んだんですけど、今回の作りは逆でした。まず“新しいテーマ”ということを念頭に僕とLidaさんが曲を書いて、結果的にその2曲をミックスしたんです。
Lida
厳密に言うと、3曲ね。岡野さんは「ニンジャマンジャパンのテーマ」を気に入ってくれてたので、それが大きな壁として立ちはだかってました。
Daishi
“「ニンジャマンジャパンのテーマ」を超えろ!”って、言われてたからね。
Lida
いくらやっても、全然先が見えない。前作の壁は、大きかったわー。“ニンジャマンジャパン”という言葉を、曲の中にどう入れるか。やっぱりサビで言わないとまずいよなぁとか、今回はものすごく考えました。

産みの苦しみを経たプリプロやレコーディングは、どうでしたか?

Daishi
ふたりが出した素材を岡野さんがジャッジしてくれて、スタジオにパソコンを持ち込んで一緒に構築していくという、スタジオセッションみたいなかたちのプリプロでしたね。
Metal
まさに、いいとこどり。
Lida
短い時間やったけど、プリプロは充実してたよね。
Sarino
岡野さん、スタジオでヘドバンしてくれるんですよ。
Daishi
俺も、岡野さんがヘドバンしてくれるのが嬉しかったですね。だって、駄作だったら、ヘドバンしないでしょ(笑)。一緒に作り込んでいったら、やたらドラムが難しくなってね。
Dewey
ひたすら緊張しましたよ。
Daishi
岡野さんがどんどん手数を増やしていくのを、横でアワアワしながら見ているDeweyがおかしかった。
Lida
結果的に、ザ・ツインギターの曲に仕上がりました。ひとりではこの響きは絶対に出ないと思うので、ギターがふたりいて良かったと思います。
Sarino
エッセンスとして和楽器も取り入れて、新しい僕たちの名刺代わりと言える曲が完成したと思います。

ストーリー仕立てのPVは、アクションも多いですね。

Sarino
演奏シーンがなかったら誰もロックバンドのPVとは思わないですよね。飛んだり跳ねたり、戦ってばかりいますから(笑)。僕は高さが7〜8メートルある山門から飛び降りてます。
Metal
今回は、より“NINJAMAN JAPANはどんなバンドか?”ということにこだわって作りました。演奏シーンと、プロの殺陣師と戦っているアクションシーンと…
Lida
今回は初めて、僕たちがNINJAMAN JAPANをやってない時の世を忍ぶ仮の姿(?)も入ってます。みんな面白がってやってたんですけど、ギャップがすごいですよ。
Daishi
歴史のある大きなお寺で撮影したんですけど、“こんなところで撮影してもいいの?”って思うようなところまで貸してくださいました。理解のあるご住職に感謝です。
Dewey
撮影は梅雨の真っ最中だったんですけど、まさかの晴天。悪者と戦いながら、暑さとも戦ってました。

カップリングの「FIRE BALL」も勢いのある曲ですね。

Metal
この曲はもともと『翔-Show-』の候補曲やったんですよ。俺はその段階から好きだったので、やっとレコーディングできるって嬉しかった。
Lida
今までのNINJAMAN JAPANとは色合いの違う曲を作ろうと思って、パーティソングっぽいあの曲ができたんです。レコーディングして、びっくりするくらい化けました。
Daishi
すごくカッコ良い曲になったよね。両A面でもいいくらい。
Sarino
《走れ走れ走れ》っていう歌詞が何回も出てくるんですけど、レコーディング中にそのフレーズを聴いていたら、メンバーがただ走っているだけのPVを作りたくなって。
Daishi
勢いで作っちゃいました。
Metal
どうせだったら東京名所を入れようとか、ちょっとした小ネタも入れようとか、どんどん欲が出てきて、シンプルだけど面白いPVができたと思います。
Dewey
この日もひたすら暑くて、走りながら汗だくでした。NINJAMAN JAPANは、晴れ男が揃ってるんだと思います!
「忍の戦士 ニンジャマン」
    • 「忍の戦士 ニンジャマン」
    • DRS-016
    • 2014.08.27
    • 2300円
NINJAMAN JAPAN プロフィール

ニンジャマンジャパン:ヴィジュアル系ロックバンド。キャッチコピーは“正義の味方、はじめました”。幾度かのメンバーチェンジを経て現在の体制となる。激しい殺陣からの生演奏はまさにハードロック。殺陣、忍術、芝居、ダンス等を盛り込んだエンターテインメントなライヴにも注目が集まっている。NINJAMAN JAPAN オフィシャルHP
NINJAMAN JAPAN オフィシャルYouTube

OKMusic編集部

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