L→R TOC(MC)、DJ KATSU(DJ)

L→R TOC(MC)、DJ KATSU(DJ)

【Hilcrhyme】オリジナルであること
を誇っている

先月号のインタビューで完成間近と話していたニューアルバムがついに完成! “再生”や“復活”がテーマだと語った新作のタイトルは“REVIVAL”。6枚目のアルバムは、また新しいHilcrhymeの世界を切り開いた。
取材:石田博嗣

ついに完成したアルバムは歌モノになりましたね。先月の話ですと、テーマが“再生”や“復活”ということだったので、そのテーマを掲げた理由からうかがいたいのですが。

TOC
90年代のJ-POPの匂いというか、あの曲調が好きなんですよ。それが自分のルーツっていうのもあるし。あと、最近はアメリカでも90年代のリバイバルみたいな曲が多いと思っていて…ヒップホップもそうなんですけど、そういう流れがきてるんですよね。洋服もそうだし。だから、気付いてる人は気付いてるのかなって。それで“REVIVAL”という単語が気に入って、いろんな意味での“再生”。それはHilcrhymeというよりかは、音楽自体ですね。音楽というものに対して、作り手も聴き手も再生、復活する時なんじゃないかなと思って、それをテーマにしたし、こういうタイトルにしました。

そのテーマを掲げたのはどのくらいの時期なのですか?

TOC
「YUKIDOKE」ができた頃ですね。「YUKIDOKE」が自分の中でそういう90’sの空気を感じていたから。「YUKIDOKE」は結構自分の中で大きいですね。この曲の音ができて、歌いたいなと思った…とにかく、ラップじゃなくて歌いたいと思ったんですよ。っていうのは、すごい音楽に対してフラットな姿勢で今臨めているからで、純粋に“別にラップしなくてもいいや”と思えたんです。歌詞もいつもと違う書き方をしてみたんですね。願望や何々がしたいとか、そういうマインドじゃなくて、過去の情景を文字に起こしていくっていう。もちろん、そこでも自分なりの表現の仕方をしていこうっていうのはありましたけど。以前、とあるプロデューサーにそういう歌詞の書き方ってどう?というふうに言われた時があったんで、この曲でトライしてみたという感じですね。

それだけ歌いたいマインドがあったということは、“Hilcrhyme=ラップ”でなくてもいいというところまできたと?

TOC
もう分かってもらえていると思ったから。分かってもらえてるんだったら、いろんなものを楽しみたいという感覚でしたね。ラップの気持ち良さと歌の気持ち良さは違うから、歌で気持ち良くなりたいという時期だったというのもあるし、ラッパーが作る歌のメロディーラインは普通のシンガーソングライターが作るグルーブと違うものになるから、絶対そこは面白い化学反応が起こると思っていたし。まぁ、ある人にとっては聴きづらいかもしれないけど、ツボにハマる人にはハマるはずだって。そういう丸まった作品じゃなくて、尖った作品っていいなと思ったんですよ。どっかに刺さればいいなって。で、刺さった人の前でライヴができればいいんじゃないかって。はっきり言って、歌が上手い人は世の中にたくさんいるし…メジャーのシーンでも、インディーズのシーンでも。そういう人たちに比べたら俺は歌の技法とかスキルが全然低い。でも、だからこそやってみようというのがあって、「Spirit Of Love」も全編歌にしたんです。
DJ KATSU
「Spirit Of Love」は原曲をもとにしたラップがあって、サビだけ歌っている…そういうイメージを最初は持っていたんで、“結局全編歌でいったんだな”っていう感じでしたね。かなり違和感がありましたけど(笑)。でも、マスタリングまで終わって、ちゃんとアルバムとしてまとまった流れで聴くと、相当意味がある曲になったと思っていて。5周年を盛大にやった後の6枚目のアルバムで、今までの流れをちゃんと踏まえつつもまったく新しいところに行けた、その要の曲だと思うんですよ。カバーでもあるし。まさにアルバムタイトル通りっていうか、相応しいものになったんじゃないかなと思います。

この“再生”や“復活”がテーマだったり、“REVIVAL”というタイトルは、TOCくんのアイデアだったのですか?

TOC
そうですね。
DJ KATSU
タイトルが決まったのはアルバムが半分以上できてからだったんですけど…“5周年が終わって、6年目はどういう感じでいこうか?”という話の時から結構出てたんですね。特に90年代というのは。
TOC
チャートを見ててもそんな感じだしね。
DJ KATSU
前アルバムの『FIVE ZERO ONE』を出して、それ以降の制作に関してはそういうのが頭にありながらやっていたので、結局タイトルがこういう感じになったというか。このタイトルが付く前にもう「New Era」とかはできていて、その歌詞の中にも《リバイバル》っていう言葉が出ていますからね。
TOC
そうだね。ちなみに1枚目のアルバムが『リサイタル』なんですけど、韻踏んでるじゃないですか(笑)。“リサイタル”と“リバイバル”…いいと思って(笑)。

確かに(笑)。個人的には「FLOWER BLOOM」で《再び強く咲く》や《2度咲き誇る》と歌っていたので、“再生”というテーマはこの頃からにはあったのかなと思っていました。

TOC
「FLOWER BLOOM」は去年の作品という感じで、自分の中では日本武道館のために作ったという意識が強いから、今回の『REVIVAL』というアルバムでの“再生”とはちょっと違うのかもしれないです。でも、このアルバムに入っていておかしくない…オケは結構昔の曲をモチーフに作ったんですよ。2000年前半くらいのR&Bのテイストで。「New Era」のビートもドラムンベースなんで、それってまったく昔じゃないですか。でも、めっちゃハマってると思うし、今に。それもすごいリバイバルという感じですね、本当に。

じゃあ、意識せずともそういうものを感じていたと。

TOC
そうですね。今はそういう感じなんだと思うんです、きっと。“温故知新”という感じです。

“温故知新”は「New Era」の歌詞にも出てきてますしね。

TOC
あぁ、そうですね(笑)。

そういった90年代的な楽曲というところで、さっきの「YUKIDOKE」の話と重複する部分もあると思いますが、歌詞の書き方も変わりました? すごく人間臭い曲が多いかなと。

TOC
そうですね。やっぱり、さっき言ったとあるプロデューサーのひと言が大きかったですね。“会いたい”とか“好きだ”とか“僕らはずっと”とか、そういうものからは離れてみようって。それはそれでひとつの表現だし、いいと思うんですけど、あまりにも飽和しているというか、いつの間にか自分もそのフォーマットに沿ってしまっていたんじゃないかなと思ったんですよ。だから、そうじゃなく…それこそ歌詞の書き方にしても、90年代の曲を聴き直したりしましたね。情景を歌う、自分が見てきた風景や感じてきたものを歌うっていうのは、特に「YUKIDOKE」は自分の中でしっくりきていて。《雪が溶けて俺たちは離れてくけど 時は巻き戻せない》とか、今までだったら絶対書いてないでしょうね。

DJ KATSUくんはTOCくんの歌詞が変わってきたと感じました?

DJ KATSU
根本的には変わってないと思うんですけど、「New Era」はちょっと衝撃的でした。
TOC
へー!
DJ KATSU
「鼓動」や「YUKIDOKE」とかもそうですけど、TOCの実体験とか自分のリアルなものが書かれていて、「New Era」もそうなんでしょうけど、その切り口が久々に変化球できたという感じはありましたね。

アルバムの1曲目はその時々のHilcrhymeの意思表示みたいな歌詞になっているのですが、「New Era」はまさにそういう歌詞かなと。

TOC
やっぱりそこは反抗の音楽というか、レベルミュージックであるヒップホップの精神が出たんだと思います。何かに対しての反抗…反逆的な要素が強いですね、この「New Era」は。アルバムのための曲だし、間違いなくリードにしたかったし。DJ KATSUくんが1曲目に持ってきてたから、結構冒険するなと思ったけど(笑)。

《愛だけを謳えってマジそれ冗談だろ?》と言い放ってますからね。

TOC
だから、プリプロを録った時にドキドキしながら録ったのを覚えてます(笑)。ビジネスとして音楽をやっていく上で、数字だったり、支持だったりは大事だとは思うんですけど、そこに支配されたらサラリーマンと変わらないから。脱サラして俺はこの世界に入っているので、脱サラした意味がなくなっちゃう。やりたいことをやるために音楽をやっているのに、量産型の似たり寄ったりの曲を作るんだったら…結構そういう人多いと思うんですよね、今。“アレが売れてるからああいう曲を書こう”とか。だから、先陣を切って“それは違うだろ”と言いたかったというのがありますね。信念なしに“これが売れると思うから”という理由でやってる奴らに聴いてほしいですね、この曲は。

トラックについてもうかがいたいのですが、楽曲が歌モノになっているということで、トラックも歌モノを意識して作っていったのですか?

DJ KATSU
トラックを作っている時は、そこまで歌モノだという意識はしてないですね。「Spirit Of Love」だけは完全にカバーだったので、もともと歌ありきだったから、そういうのを踏まえつつだったんですけど、それ以外は基本的にはいつも通りでした。

そうなんですね。トラックも全体的にメロディーを支えていると思ったのですが。でも、Jazzin'parkさんとのコラボ曲が多いせいもあって、ピアノが印象的だったからかも。

DJ KATSU
あぁ、それはあるかも。ピアノは「YUKIDOKE」がすごい良かったですね。
TOC
あれ、自分なの?
DJ KATSU
いや、俺が弾いたピアノであのコードはあったんだけど、それをかなり細かく…今練習してるんですけど、すごいんですよ、もう。隙間ない!
あのテンポでギリギリ弾ける速さなので、ここまでやれるとカッコ良いなと。詰め込むと言っても、音符が多ければ多いほどいいってもんじゃないじゃないですか。あそこまで入れてあのノリっていうのは、さすがだなと思いましたね。Jazzin'parkさんのその辺のフィーリングはすごい。やることやることが良くなるから、自分にとってプラスになることがかなり多かった。

少し話が戻りますが、「Spirit Of Love」をカバーした理由というのは?

TOC
90’sのリバイバルというテーマがあったので。で、この曲を選んだのは、カラオケですごい歌ってきた曲だから、それを作品化するのってめっちゃ贅沢だなって思って“よし、やろう!”と。そんな贅沢なことをやれる身分なんだからやらなきゃもったいない(笑)。まさに中学の頃に戻れましたね。今のHilcrhymeのリスナーはきっと知らない…40代、30代は知ってると思うんですけど、その下ってなると多分知らないんだろうなって。そういうことも含めて、往年の名曲を歌いたかった。
DJ KATSU
俺、中学校くらいから洋楽ばかり聴いてたんで、この曲を実は知らなくて。だから、TOCがカバーしたいって言ってきた時、初めて聴いたんですよ。なので、結構新鮮だったというか。曲の構成的にはずっとループしていて、わりとシンプルなんですよね。なのに、すごい急展開があったりして、面白い作り方してるんですよ。人の曲をカバーするのも面白いなと思いました。
TOC
DJ KATSUくんは単純な構成って言ったけど、歌メロはすごく複雑なんですよ。再現不可能だったから、アレンジャーの力を借りてハモのラインとかを出してもらって…自分だけじゃ絶対無理でしたね。

でも、DJ KATSUくんも言ってましたが、この曲はアルバムの大事なピースになっていますよね。

TOC
そうですね。とても大きなファクターだと思います。

「The Woman In The Elevator」は先にトラックがあって、この歌詞を乗せたのですか?

TOC
そうですね。これは超限定的なテーマで書いてみようと思って、上下に移動する箱の中での一場面を60何小節を使って書きました。箱の中で昔の彼女と遭遇して、一気にフラッシュバックするけど、でも今はお互いに隣に相手がいて、話しかけたいんだけど話しかけれない。で、お互い知らないふりをする。…みたいな。ただの日常の一場面なんですけど、そういうのを曲にするのがすごい好きで。これは俺にしか書けないなって思っているし、Hilcrhymeにしかできないことっていう意味でも、ものすごく気に入ってますね。トラックのビートがヒップホップでは2010年辺りから定番になっているビートだったから、ラップは今っぽいフロウを乗せて…日本のじゃなくて、USっぽいフロウをやったていうのもHilcrhymeでは初めてかな。そういうトレンドもちょっと入れつつ、という感じにしていますね。

こういった世界というか、日常の一瞬の切り取って物語風に描くのはTOCくんらしいなと思いました。『FIVE ZERO ONE』でもバーテンダーの…

TOC
そうだ! 「BAR COUNTER」と似てる。近いものがありますね。ただ、もっと限定的になったと思います。箱の中での出来事なんで。一番PVにしたかった曲かもしれないです。
DJ KATSU
数秒間、数十秒のそれだけを(笑)。

ちなみにDJ KATSUくんのこの歌詞についての感想は?

DJ KATSU
すごいTOCっぽいですよね。でも、俺が最初聴いた時の印象は、歌詞の内容よりもラップのフロウがサウスっぽいトラックに一発目からバシッとハマってるなって。そんな歌詞もアレンジも含めてすごい気に入ってる曲ですね。

このアルバムにも恒例のインスト曲が入っているわけですが、この「R2」の読み方は“アールツー”でいいのですか?

DJ KATSU
そうです。本当はもうふたつアルファベットと数字を付けたかったんですけど、そこはいろいろ問題があるので(笑)。アストロメク・ドロイドだっけな…まぁ、某映画に出てくる未來のロボットが歌ってるみたいなテーマですね。だから、ロボットヴォイスみたいなのが入ってるんですけど。シンセリフもアルペジオみたいな普通のメロディーじゃないどこか機械的な感じにわざとしていて。もし、あぁいうロボットが歌ったらこういう感じかなって。あと、前作「SEA BREEZE」の流れも組みたかったので、テンポはすごい似てるけど、曲の内容は全然違うという。前はジャズテイストとダンスミュージックで、今回はダンスミュージックをロボットが歌うみたいな。

それはDJ KATSUくん的にも歌いたいモードという感じなんですかね? “ロボットに歌わせよう”って(笑)。

DJ KATSU
あ〜、もしかしたらあるかもしれないです(笑)。

そんなアルバムを締めるのが「トラヴェルマシン」のリミックスで。

DJ KATSU
それもリバイバルじゃないですけど、アルバムを5枚も出してるから、もう70曲以上あるんで、そういうリミックスもやってみようというのは早い段階から言っていたんですよ。で、この曲を選んだのは俺なんですけど、単純に4つ打ちのダンスミュージックというか、そういうテイストのものを入れたかった…その時点でアルバムの曲はそんなにできていなかったんですけど、濃い内容になるとは思っていたので、リミックスはノリのいい曲にしたいなと思って「トラヴェルマシン」を選びました。
TOC
DJ KATSUくんらしいなと思います。わりと思い出のある曲で…実はあまりいい思い出じゃないんですけど、“あぁ、こういう「トラヴェルマシン」いいね”みたいな感じになりましたね。

そういう意味ではこのアルバムはリバイバル的な歌モノもあるし、トレンドはトラックでフォローしているという。

TOC
“再生”や“復活”っていうテーマにハマっていると思いますね。でも、結構実験的だし、新しい感覚ですね。今まで出した5枚とは明確に違う感覚があります。意思がちゃんと提示できているなって。1stや2ndは気負ってる部分もあるし、3rdや4thになるとちょっと落ち着いてきて、自分の中で作業的になってきていたところでもあったし。で、5枚目で5周年目で武道館をやったりとか新しいアクションで改めて音楽って楽しいなって思って、この6枚目にして次へ!…という感じですね。“Hilcrhymeはこうです!”っていうのを示せた一枚だと思っているので、みんなの反応が楽しみだし、ファンじゃない人も…今の2015年の音楽シーンでこのアルバムはどう響くのかっていうのがすごく楽しみです。これはHilcrhymeにしか作れないと思うので。「New Era」に《ハナっから独壇場 リサイタル》という歌詞があるんですけど、当初から俺たちがやっていたのは革新的だったなと今思ってますね。批判的な声とか否定的な声はたくさんあったけど、それって新しいものが出てきた時に必ず巻き起こる現象だから。っていうことは超新しいものだったなと。だから、《ハナっから独壇場》って今、6枚目で言っているんだなって思います。

何回かインタビューしている中でも言ってきましたが、やっぱりHilcrhymeはヒップホップだけど、やっていることはポップスだなって思いました。

TOC
改めてそういうのが示せたと思いますね。周りの声がどうこうで作っているんじゃなくて、本当にやりたいことをやっている…オリジナルであることを誇っています。

DJ KATSUくんはどうですか?

DJ KATSU
5周年を迎えて一度ゼロに戻って新しいものを作るっていう前作の『FIVE ZERO ONE』があって、その次の一枚なので今までやってないこともかなり盛り込まれていて、自分にとってもダントツで新鮮な感じがありますね。だから、今まで聴いてきてくれた人も新鮮な感じを受けるんじゃないかなと思ってて。で、初めて聴く人はすごく意外に感じるような内容だと思いますね。

ラップをやらずに歌っているっていうだけでも意外ですからね(笑)。

DJ KATSU
そうですね。「YUKIDOKE」と「Spirit Of Love」のカバーと「鼓動」…その辺のバランスがすごくいいなって。アルバムの曲数は今までのアルバムで一番少ないんですけど、一番振り幅が広く作れているんじゃないかと思っています。
『REVIVAL』2015年03月25日発売UNIVERSAL J
    • 【初回限定盤(DVD付)】
    • UPCH-9985 3780円
    • 【通常盤】
    • UPCH-2020 2700円
Hilcrhyme プロフィール

ヒルクライム:ラップユニットとして2006年に始動。09年7月15日にシングル「純也と真菜実」でメジャーデビュー。2ndシングル「春夏秋冬」が大ヒットし、日本レコード大賞、有線大賞など各新人賞を受賞。ヒップホップというフォーマットがありながらも、その枠に収まらない音楽性で幅広い支持を集めてきた。また、叩き上げのスキルあるステージングにより動員を増やし続け、14年には初の武道館公演を完売。「大丈夫」「ルーズリーフ」「涙の種、幸せの花」「事実愛 feat. 仲宗根泉 (HY)」などヒットを飛ばし続け、24年7月15日にメジャーデビュー15周年を迎える。ライミングやストーリーテリングなど、ラッパーとしての豊かな表現力をベースに、ラップというヴォーカル形式だからこそ可能な表現を追求。ラップならではの語感の心地良さをポップミュージックのコンテクストの中で巧みに生かす手腕がHilcrhymeの真骨頂である。耳馴染みのいいメロディーと聴き取りやすい歌詞の中に高度な仕掛けを巧みに忍ばせながら、多くの人が共感できるメッセージを等身大の言葉で聴かせる。その音楽性は、2018年にラッパーのTOCのソロプロジェクトとなってからも、決して変わることなく人々を魅了している。Hilcrhyme オフィシャルHP

TOC プロフィール

ティーオーシー:HilcrhymeのMC、自身が主宰するレーベル『DRESS RECORDS』のレーベルヘッド、そして、アイウェアブランド『One Blood』のプロデューサーとして、多角的な活動を展開。Hilcrhymeとしてメジャー進出し、メジャーフィールドにもしっかりと爪痕を残し、スターダムに登っていったが、その活動に飽きたらずソロとしての活動を展開。2013年10月に1stシングル「BirthDay/Atonement」、14年11月にはソロとしての1stアルバム『IN PHASE』をリリースし、ソロとしての活躍の幅を広げていく。その後、ソロMCとしてのTOC、及び『DRESS RECORDS』がユニバーサルJとディールを結び、メジャーとして活動していくことを発表し、16年8月にメジャーデビューシングル「過呼吸」を、18年1月にメジャー第1弾アルバム『SHOWCASE』をドロップ。メジャーフィールドでポップスター/ポップグループとしての存在感とアプローチを形にしたHilcrhyme、Bボーイスタンス/ヒップホップ者としての自意識を強く押しだしたソロ。これまでに培われたふたつの動きがどう展開されていくか興味は尽きない。TOC オフィシャルHP

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