L→R  KISHOW(Vo)、e-ZUKA(Gu)

L→R  KISHOW(Vo)、e-ZUKA(Gu)

【GRANRODEO】GRANRODEOと関わって、
これからの人生バラ色じゃん!

11月にデビューから丸10年を迎えるGRANRODEO。その10周年イヤーを記念してリリースするベストアルバム『DECADE OF GR』は、CD2枚組+DVDの豪華仕様で、2曲の新曲も収録! 新旧ファンが満足するアルバムとなっている。
取材:榑林史章

「バラライ」のMVには観ても分からない
裏テーマが!?

今作は2曲の新曲が収録されていて、その1曲「バラライ」はホーンセクションが前面に押し出されていますが、ギターは若干控えめですね。

e-ZUKA
『G10 ROCK☆SHOW –RODEO DECADE-』に向けて、盛り上げにひと役買ってくれるような曲になればと思って作りました。打ち合わせの時にプロデューサーから“KISHOWさんメインの曲もあったらいいですね”なんていう話が出ていて。最初はジャズっぽい曲という提案で、前にアコースティックライヴをやった時に、ジャズアレンジをしたことがあったから、それを進化させたようなものがいいかなって。GRANRODEOのショーなんだけど、そこだけヴォーカルメインのショーになるような。フランク・シナトラ的っていうかね(笑)。そう思って作ってたら、プロデューサー的にはジャズはまったくイメージじゃなかったみたいで。“あ、そうなんだ、ホーンが入っていればいいんだ!”みたいな。そんなコミュニケーションの行き違いもあったりして(笑)。それでジャズの曲はボツになり、時間もないから既存曲をリアレンジしますか?とか言い始めて。でも、僕はリアレンジが死ぬほど嫌いなんですよ。だから、いやいやちょっと待ってくれよ!と。1日だけくださいと言って、明るくてホーンが入っててポップな感じというイメージで作ったのが「バラライ」なんです。もしかしたら、このベストでGRANRODEOを初めて聴いた人がいたとしたら、想像していたのと違うと思う人もいるかもしれないけど、それも一興かなって。それと、GRANRODEOらしさとかは考えずに、KISHOWが普段聴いてそうで、こういうのを歌いたいんじゃないかなということを想像して作りました。
KISHOW
確かにこういうタイプは好きですね。

歌詞は10周年を意識して?

KISHOW
はい。

今年の1月にリリースされた「Punky Funky Love」のカップリング「wish」も、10周年の感謝とかファンに向けてのメッセージみたいなことを書いていたと思いますが。

KISHOW
あの時は、そういう意向がプロデューサーからあったので。だから、「wish」は10周年の記念碑的な曲ではないんです。僕的には今回の「バラライ」と「今より先を」の2曲のほうが、より10周年を意識して書いています。特に「バラライ」は楽しいパーティーチューンなので、歌詞も変にいいことを言おうとかしていないし、変にしんみりもしていなくて、こっちのほうが僕らしいし。曲を聴いた瞬間に、すぐ10年を込めたものを書こうと思い付きましたね。

歌詞は、10年いろいろあったけど…という。

KISHOW
それを前向きにとらえた感じです。そういうほうが曲調的にも合うと思ったし。例えそうじゃなかったとしても“GRANRODEOと関わって、これからの人生バラ色じゃん!”みたいなことですね。

MVではリムジンやオープンカーに乗っていますが、歌詞を書いている時からそういうイメージはありました?

KISHOW
映像は監督のイメージです。僕の中ではパーティーのイメージくらいですね。最後にリムジンの中でワイワイやっている映像がありますけど、それが一番近いです。賑やかで楽しいイメージ。本当は、たくさん女の子をはべらかすイメージもあったんだけどね(笑)。「We wanna R&R SHOW」みたいに、いろんな人がたくさん出てくるような。でも、それはイメージだけで終わってしまいましたね。結果、出てくるのは僕らふたりと運転手とリヤカーのお兄ちゃんくらいなので。でも、GRANRODEOのふたりで10年という意味では、それで良かったんだろうなと思います。
e-ZUKA
ところで、MVを観て何か裏テーマ的なものを気付きましたか?

いえ、特には。

e-ZUKA
やっぱりか〜。気付く人がほとんどいないから、これは言っておくね。これまでライヴでやった場所を、車で巡っているんですよ。最初が横浜BLITZ、渋谷公会堂に行って日本武道館、そして最後に今度やる幕張メッセ。でも、横浜BLITZはもうなくて跡地になっているから見ても分かんないし、日本武道館も事情でそれ自体は映すことができず、幕張メッセの時は夜になってしまって真っ暗で分からず…結局何も映ってないんですけどね(笑)。

確かにそれは、言っていただかないと分かりません(笑)。もう1曲の新曲「今より先を」は王道のバラードで、KISHOWさんの歌も伝わってグッときました。

KISHOW
これ、何だかすごく評判がいいです。
e-ZUKA
40代がグッとくる曲調ですよ。これも「バラライ」同様、1日で作りました。あまり悩まなかったかな。

今回新曲のうち、1曲はバラードにしようと考えていたのですか?

e-ZUKA
そうですね。曲順は頭と最後というのまでは決めてなかったけど。「バラライ」は昔あった『ソウルトレイン』みたいな感じのオープニングになるようにナレーションも付けたので、オープニングがいいなと。そうなるとバラードは2枚目のラストだよねって。それでうまいことはまりました。バラードのほうは、最初は“GRANRODEOらしい曲でいいんじゃないですかね”って話があったんだけど、そうなると意味が薄れてしまう。ベストに入れるわけだから、それなりの意味が必要だと思ったんですよね。GRANRODEOらしいというところでメタルっぽい曲をやっても、もっと新機軸的なものを示さないと、アレ?ってなってしまうし。

この曲調だからこそ、ベストで大団円という感じですよね。こちらは打って変わって泣きのギターが存分に!

e-ZUKA
いきなり頭から入りますからね。“安心してください、いますよ”っていう(笑)。

「バラライ」でギターが目立っていなかっただけに。

e-ZUKA
そうそう。

OKMusic編集部

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