L→R RYU-TA(Gu&Cho)、KOUHEI(Dr&Cho)、GEN(Vo&Ba)、HIROKAZ(Gu)

L→R RYU-TA(Gu&Cho)、KOUHEI(Dr&Cho)、GEN(Vo&Ba)、HIROKAZ(Gu)

【04 Limited Sazabys】自信を持って
大人の2ビートをやろうと思った

早くもメジャー2ndシングル「AIM」(エイム)が到着! 前作「TOY」はポップな作風だったが、今作は2ビートにハードコア、加えて新たな雰囲気の曲調もあり、バンドの進化を刻み込んだ一枚だ。
取材:荒金良介

地元・名古屋開催のバンド主催の初野外フェス『YON FES 2016』をやり終えて、今はどんな気持ちですか?

GEN
人生最良の2日間でした。いろんなバンドや関係者も来てくれたし、こんなに愛されているんだなって。少なくとも名古屋の新しいページは開いたかなと思います。
KOUHEI
学園祭みたいな感じで、みんなで作り上げられたことが嬉しかったですね。
RYU-TA
時代を作れたかなと。僕らがこのフェスをやることで同世代のバンドと一緒に日の目を見れたと思うし、来年も続けたいですね。
HIROKAZ
同世代のバンドが集まって、刺激も与え合えたから、今後はもっとすごいフェスになるんじゃないかと思っています。

出演バンドが“呼んでくれてありがとう”と言いつつ、“フォーリミに負けたくない”と言っていたのが印象的だったし、初日の「Terminal」の前のMCはグッとくるものがありました。

GEN
初日も2日目も泣きそうになってましたね(笑)。2日目で泣きそうになったのは、昔から僕らのライヴでセキュリティーをしてくれていた人がこのフェスのセキュリティーにいると聞いて。この3月で退職したそうなんですが、『YON FES 2016』の現場で最後のセキュリティーをしたいと言ってくれたという話を聞いて、本当に嬉しくて。
KOUHEI
そのセキュリティーの人も泣いたみたいで(笑)。

マジですか! いい話です。そして、前作は歌モノに寄った作風でしたが、今作はめちゃくちゃ激しい音像ですね。

GEN
前作「TOY」は秋というイメージだったけど、今回はこれから暑くなるタイミングに出るから、シンプルに真っ直ぐやっていいんじゃないかと思ったんです。

夏の入口みたいな内容にしようと?

GEN
はい、ワクワクさせたいなと。始まりというか、新しい夜明けみたいな。

アーティスト写真もそんな雰囲気ですね。

GEN
ロックの夜明け、新しい時代みたいなイメージですね。これはミニアルバム『monolith』(2014年2月12日発表)のアーティスト写真と同じ構図だけど、景色が違うんですよ。“僕たちは変わらないけど、周りの状況は変わってる”という裏コンセプトがあるんです。

今作では変わらない部分も証明したかった?

GEN
それはありますね。うちらも2ビートはやってきたけど、今だからこそ出せるカッコ良さがあるかなと。中身は成長してるから、何かが出るだろうって(笑)。
KOUHEI
前作を経たからこそ、1曲目の「climb」みたいな2ビートの曲を出せたとも思うんです。
HIROKAZ
だから、自信を持って大人の2ビートをやろうと。

大人の2ビートですか!

KOUHEI
シンプルの中にある引き出しを探して。イチからじゃないけど、ガムシャラにやってみたかったんです。
GEN
音の重心も下にあるし、今やることで違う説得力が出ると思ったんです。自らを追い詰めて、次の章に行きたくて。それがこのシングルに表れていますね。

「climb」は歌詞も曲調もまさに勢い満載ですね。

GEN
前作はメジャーバンドという部分を考えすぎたところもあったので、今回は好きにやってもいいんじゃないかと。バランスも必要だと思うんですけどね。3曲目「cubic」があるなら、4曲目「Give me」みたいな曲がないといけないし。

なるほど。今作はギターサウンドも特徴的ですね。2曲目「fog」の浮遊感に富む音色も新鮮でした。

GEN
スタイリッシュでお洒落なフレーズですよね。
KOUHEI
「fog」と「cubic」を続けて聴くと、同じ人が弾いてるとは思わないかもね(笑)。それがいいなって思います。
GEN
「fog」はHIROKAZがああいうリードを弾いていたので、それを膨らませたかったんです。最初はポップパンクぽいメロだったけど、それも違うなって。湿度が高い曲に仕上がりました。
HIROKAZ
オシャレ感を出したいというか、今までにない雰囲気は出したかったですね。

「cubic」は振り切ったハードな曲調で驚きました。

KOUHEI
ワルい感じの曲にしたかったんです。リズムだけだとポップなイメージがあるけど、もっとワルく振り切りました。
GEN
2ビートでオラッ!としたまま終わるという(笑)。ハードコアも好きだし、そういうエッセンスも入れたくて。
RYU-TA
僕もワルさを意識して、ハードコアっぽく歌ったので、ライヴでやるのが楽しみですね。

「Give me」は前作とは違うポップ感がありますね。

GEN
そうですね。ちゃんと胸キュンできる曲になりました。6月は友達の結婚式に誘われることも多いので、そういう時に歌える曲があったらいいなって。6月は梅雨、夏、結婚式だったり…季節感はいつも考えますからね。

作品全体からは焦燥感、喪失感、飢餓感など、自分たちの中にある欲望をさらに剥き出しにした印象を受けました。

GEN
「climb」みたいな曲調でやり切ってもいいけど、それだけじゃない持ち味も出したかったんです。前向きだけど、少しビビッてるという自分も隠したくないから。

そういう意味で歌詞と演奏のテンションがすごくマッチしてますね。例えば《生きたくなるような とどめのメロディ》(「climb」)の歌詞も曲調に合ってるなと。

GEN
そこは少しエロいと思ってるんですよ。《君の中で生きたいよ》(「fog」)の歌詞も、どちらでとらえてもらっても大丈夫みたいな(笑)。

あぁ~! なるほど。

GEN
俺らもいい歳だけど、未だにかわいいというイメージを持たれることもあるので、大人の色気も出していきたいなと。甘美なエロも狙いたいですね(笑)。
「AIM」2016年06月01日発売日本コロムビア
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • COZA-1168〜9 1944円
    • 【通常盤】
    • COCA-17127 1296円
04 Limited Sazabys プロフィール

フォーリミテッドサザビーズ:2008年に名古屋にて結成。15年4月に1stフルアルバム『CAVU』で日本コロムビアよりメジャーデビュー。17年2月11日には初の日本武道館ワンマンライヴを即日完売と大成功を収めた。バンド結成10周年を迎える18年、4月7日&8日には地元・名古屋にて3回目となる自身主催の野外イベント『YON FES 2018』、4月から5月にかけてはバンド初の東名阪アリーナツアーを開催した。04 Limited Sazabys オフィシャルHP

OKMusic編集部

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