L→R RYU-TA(Gu&Cho)、KOUHEI(Dr&Cho)、GEN(Vo&Ba)、HIROKAZ(Gu)

L→R RYU-TA(Gu&Cho)、KOUHEI(Dr&Cho)、GEN(Vo&Ba)、HIROKAZ(Gu)

【04 Limited Sazabys】僕らはこれだ
!と言い切れるものを作れた

メジャー2ndアルバム『eureka』は、間違いなく最高傑作と言える仕上がりだ。各メンバーのルーツ音楽を含め、持てる武器を総動員した表情豊かな一枚。なのに、フォーリミ節全開の楽曲ばかり。素晴らしい!
取材:荒金良介

今作は全曲シングル級の完成度だと思います。明るくて、カラフル度全開な作風に仕上がりましたね。

GEN
僕らは8月に上京したんですけど、新しい環境に行くということで、希望を持って前に進むという意識が強かったのかなと思います。名古屋にいると、ぬるま湯に浸かってる感覚もあって、この曲で世界を変えるんだ!という覚悟が減った気もしたから。
KOUHEI
上京する前に作ったアルバムなので、思い入れは強いですね。今までは周りの目を気にして“僕らはこれをやっちゃいけない”と考えていた部分があったけど、“僕らはこれだ!”と言い切れるものを作れたなと。全員が同じ方向を向けた作品ですね。

いい意味でバンドの枠組がとれてきた?

KOUHEI
まさに! 余計なものにとらわれなくなりました。

それはなぜでしょう?

KOUHEI
“4人で闘わなきゃ”という気持ちが強くなったからじゃないかな。いろんなフェスで大きなステージで演ってるバンドを観ると、一音一音に説得力があるから。
RYU-TA
GENから上京したいと言われた時は、まだ名古屋にいたい気持ちが強かったんですけど、このままではなくて東京で違う刺激をもらわなきゃいけないなって。
HIROKAZ
僕は10年名古屋に住んでいたから、そこを崩してイチから新しい環境を作ることが大事だなと。それで次につながる武器を持てたらいいなと思いました。

メジャー1stアルバム『CAVU』は幅広い曲調を揃えている印象でしたが、今作はさらに幅が広くなっているのに、バンドの色がガツッ!と前に出てますよね。

GEN
みんな期待以上のフレーズを出してくるし、メンバーを信頼できるようになりましたからね。

まず今作の特徴として、ギターが大暴れしているなと。曲調を華やかに色付けていて、本当に驚きました。

GEN
ギターの成長は著しいかもしれないね。
RYU-TA
ギターはこだわりましたね。音作りもそうだし、曲によってギターやアンプも変えましたから。
HIROKAZ
個性が強い曲ばかりだから、ギターで面白くしたいなと。手癖が出てる曲もあるけど、レゲエっぽいパートがある「Telepathy」では、僕はハワイっぽいフレーズ、RYU-TAはレゲエっぽい感じで、化学反応も起きたかなと。

「Telepathy」もパーティー感のある曲調ですものね。

KOUHEI
この曲はどれだけ遊べるかな?って思ってました。
GEN
うん、遊べる余裕も出てきました。自分たち主催の『YON FES 2016』を経て、今年もたくさんフェスに呼ばれて、自信も付きましたし。今までは僕の声が特徴になっていたけど、バンド全体で自分たちらしさを確立できたと思います。

その“らしさ”とは?

GEN
おバカ、ハッピー、泣きの部分、かわいさ…それに、激しくてソリッドなところもある。僕らって何だろう?と考えた時に、自分たちが持ってる要素を全部詰め込めたなと。
KOUHEI
メロコア、ギターロック、歌モノはもちろん、さまざまな音楽が好きだから、柔軟にいろんなことができるのかなと。僕のドラムもいろんなジャンルから取り入れてますからね。
GEN
以前はパンクやメロコアを背負いたい気持ちもあったけど、それを飛び越えられた気がしますね。レゲエの裏打ち、「discord」のハーコーっぽい感じとか、それさえもやっちゃっていい存在になれたのかなと。

「discord」はメタルとポップパンクを合体させてますからね。また、今作は風景や情景が見えてくる楽曲が多いなと。

GEN
正直、そこはすごく意識しました。音で映像や景色が見えるというか、それは歌詞でも一番考えたところです。今までは自分の内面をそのまま書いていたけど、今は先を見据えた景色を想像してもらえるようにしていて。自分にそこまで自信があるわけじゃないし、不安もたくさんあるんですよ。だから、その自分でさえも励まされる歌詞を書きたかったんです。

だからこそ、光に満ちあふれた作品になったということですね。

RYU-TA
あと、僕らが子供の頃から聴いてきたルーツ音楽も今回は入れてみました。「Night on」のソロは僕が弾いているんですけど、90年代ロックの影響も反映されています。
GEN
90年代のJ-POPのメロや泣きも入れられました。

確かに、歌謡曲やJ-POPの匂いも感じました。

GEN
僕らのお客さんは10代や20代が多いけど、僕らの親世代でも懐かしくも新しいと思わせる作品ができたなと。

より幅広い層に届けようという意識も?

GEN
来年2月に日本武道館公演もあるので、それはどこかで意識していたと思います。『CAVU』の時は“インディーズから出てきたバンドだぞ!”“ライヴハウスなりのカッコ良さを教えてやる!”という感覚だったけど、今はその感覚を持ったままで、ちゃんと広い景色が見えてますからね。

「mahoroba」はロカビリー/ロックンロールテイストで、こんな曲をやるとは想像も付かなかったですからね。

GEN
実は僕らの中にロカビリーという共通認識はなかったんです(笑)。確かに、言われてみればそうだなって思うんですけど、お互いに出し合ったフレーズを広げただけなんですよ。
HIROKAZ
最初はサーカスみたいな妖しいイメージだったね。
GEN
そう! 僕らの中では夏のお化け屋敷みたいな印象で。バラード調の表題曲も以前ならやってなかったけど、やってしまおうと思えたり。僕らよりもそういうのを表現できるバンドが近くにいるから、勝てないと思ってたんですけど、僕らの色を出せばもっといい曲が作れるだろうと。
KOUHEI
その意味でも今作で振り切れた気がしますね。
『eureka』2016年09月14日発売日本コロムビア
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • COZP-1228~9 3456円
    • 【通常盤】
    • COCP-39661 2700円
04 Limited Sazabys プロフィール

フォーリミテッドサザビーズ:2008年に名古屋にて結成。15年4月に1stフルアルバム『CAVU』で日本コロムビアよりメジャーデビュー。17年2月11日には初の日本武道館ワンマンライヴを即日完売と大成功を収めた。バンド結成10周年を迎える18年、4月7日&8日には地元・名古屋にて3回目となる自身主催の野外イベント『YON FES 2018』、4月から5月にかけてはバンド初の東名阪アリーナツアーを開催した。04 Limited Sazabys オフィシャルHP

OKMusic編集部

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