L→R  小林 勝(Ba)、甲本ヒロト(Vo)、真島昌利(Gu)、桐田勝治(Dr)

L→R  小林 勝(Ba)、甲本ヒロト(Vo)、真島昌利(Gu)、桐田勝治(Dr)

【ザ・クロマニヨンズ】ザ・クロマニ
ヨンズでガツンとやったら面白いぞっ
て曲を選ぶんです

きっちり再現するよりも楽しく演奏でき
るほうがいい

テンポもそうですけど、バンドでアレンジして、もとから変化した曲も多いですか?

甲本
今回はわりとスムーズだったんじゃないかな、全曲。何もかもスムーズだったから早く終わって、回転寿司も2回ぐらいしか行ってないかな。

その、毎回うかがっているレコーディング中の食事の話ですけど、今回は何かありました?

甲本
早く終わるので、メシの前に帰っちゃうんです。

いつも、メシのためにわざわざ作業を伸ばしたりしていたと思うんですけど?

甲本
今回はそれすらない。明るい頃に帰ってたから。3時頃に始めて5時には終わってたのかな。小学生の塾みたいだよね(笑)。

昼ごはんも夜ごはんもなく?

甲本
うん、コーヒー飲む間もなかった。

予定はあったんですか?

甲本
何にも。成り行きだから。ただ、ダビングが始まって何回かメシ食ったな。回転寿司、あとはファミレスにも行った。ファミレスが割引チケットをくれるんですよ。次に行くと安くなるんですけど、割引になるメニューが決まっていて、しかもくじ引きなんです。その当たり具合によって、安くなるメニューのグレードが違う。自分が食べたいものが当たればいいんですけどね。でも、俺1回使ったな…何とかステーキ。

最近のファミレスはレベルが上がってきてるから。

甲本
美味しかったですよ。
真島
僕は回転寿司が一番美味しかったな。
甲本
ガリ、めちゃめちゃ食うよ。1缶、空になる(笑)。隣の席のガリと取り換えたり(笑)。

ネタの好みは?

真島
マグロの赤身ですね。トロがあまり好きじゃないんですよ。口の中でとろけたからなんだ?っていう話じゃないですか(笑)。ただ脂なだけじゃん(笑)。その回転寿司の店、たまに鮪祭りやるんですよね。

祭りでも赤身なんですね?

真島
そうなんです。赤身、中トロ、大トロ、いろんな鮪の部位を食べようという鮪フェアなんですけど、僕はその時でも赤身しか食べないんです。そこの赤身、筋も入ってなくて美味しいんです。

次回はどんな食事になるのか楽しみですけど。

甲本
いや、同じだと思います(笑)。周りに新しい店ができるとかじゃないとね。

ジャケット、今回も素晴らしいですね。

甲本
そうなんです、いつも丸投げなんですよ、デザイナーの菅谷(晋一)くんを信頼して。今回は油彩なんですけど、『YETI vs CROMAGNON』はステンドグラスだったし。
真島
『ACE ROCKER』はオブジェ作ってるし。

出来上がった時に何か話は?

甲本
ありがとう!って言うだけです(笑)。よく分かっているんですよ、この人。アナログ盤の面白さ、デザインの上にロゴが乗った時の仕上がりとかもね。

今回のアルバムタイトルは“BIMBOROLL”ですけど、“BIMBO◯◯◯◯”にしようと思っていたんですか、それとも“◯◯◯◯ROLL”にしようと?

甲本
別々に出てきてくっ付けたのかな。タイトルは内容とは関係ないし(笑)。

“◯◯◯◯ROLL”って付くと、ツアータイトルも響きがいいですからね。

甲本
うん、いい呼び名ですね。

11月からすごい本数のツアーも始まりますけど。

甲本
でも、前回より少ないですよ。今回はチラシに印刷していても読めるから(笑)。

それでも多いです。初日から楽しみですね、初めてやる曲がいっぱいあるから。

甲本
そうなんです、練習しなきゃ。

練習もそうですけど、ツアーを重ねることで曲の感じもまた変わってきますか?

甲本
そんなに変わらないと思います、レコーディングも一発録りでやっているから。ただ、演奏しながらコーラスができるかな?とか、そういうことになると、いろいろありますね。よくやっているのが、歌いたい音程で歌おうということ(笑)。音源の音と違っても、気持ち良い音で歌ってみようって。だって、きっちり再現するよりも、楽しく演奏できるほうがいいから。
真島
初日は緊張しますね。でも、ライヴのたびに毎回緊張してるから。

気分の高まりがそうさせるのでしょうか?

甲本
人がいっぱいいるところは、出ていくだけで緊張しますよ。

「誰がために」はギターソロで始まる曲ですけど、ライヴだとまた違って聴こえる感じもありそうですね。

真島
うん、毎回違うかもしれませんね。あれはヒロトが持ってきた時からあのかたちだった。
甲本
よくあるブルースのパターンですけどね。

これまでの曲と混ざった時にどんなライヴになるのか楽しみです。

甲本
そうですね、どんなことになるんでしょう? ライヴが楽しくやれればと思います。
『BIMBOROLL』2016年11月02日発売Ariola Japan
    • 【CD】
    • BVCL-747 3146円
    • ※初回仕様分のみ紙ジャケット仕様
    • 【完全生産限定アナログ盤】
    • BVJL-23 3146円
    • ※180g重量盤採用
ザ・クロマニヨンズ プロフィール

ザ・クロマニヨンズ:2006年7月23日13時41分、『FM802 MEET THE WORLD BEAT 2006』に出現。その後、数々の夏フェスにも出現し、デビュー前から話題を呼んだ。そして、同年9月に待望のシングル「タリホー」でデビュー。22年1月に15枚目のアルバム『SIX KICKS ROCK&ROLL』、23年1月に16枚目のアルバム『MOUNTAIN BANANA』を発表。そして、24年2月に17枚目のアルバム『HEY! WONDER』をリリースし、同年2月16日より『ザ・クロマニヨンズ ツアー HEY! WONDER 2024』(全国43公演)を開催。ロックンロールをこよなく愛する4人が最強のロックンロールを響かせる!ザ・クロマニヨンズ オフィシャルHP

OKMusic編集部

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