L→R 吉田理幹(Pf&Vo)、佐々木陽吾(Gu&Vo)

L→R 吉田理幹(Pf&Vo)、佐々木陽吾(Gu&Vo)

【The Super Ball】3年間の幅を全開
にしたライヴに行きたくなる1stアル
バム

昨夏デビューしたツインヴォーカルユニットThe Super Ballの1stアルバムは、その名もずばり、『スパボ!スパボ!スパボ!』。“大事なことだから3回言いました”と語る自己主張たっぷりの本作には、ファンとともに進んでいきたいというふたりの愛情が詰まっている。
取材:清水素子

待望の1stアルバムはどんな作品になりました?

佐々木
自分たちの集大成かつ名刺代わりになるような曲たちを詰め込んだアルバムになりましたね。インディーズ時代からやっている曲もしっかりレコーディングして収録しました。
吉田
その中でも歌詞、アレンジ、曲調の3つで、いろんな面を見せることを目的に選曲しました。幕開けは絶対にふたりの声にしたかったので、ユニゾンで始まる「ミライキャッチャー」で、“ここから未来を掴みに行くんだ!”っていう意気込みを歌い、そのあとは卒業ソングにラヴソング、R&Bにライヴチューンと、自分たちが培ってきた幅を見せたかったんです。

では、その幅の中でもっとも“スパボど真ん中”な曲を挙げるならどの曲でしょう?

佐々木
2ndシングルでもある4曲目の「キミノコエガ・・・。」ですね。我が相方、吉田理幹の天才的なメロディーセンスが炸裂した曲で。当時、部屋でピアノやギターは弾けなかったから、公園で作ったのが思い出深い(笑)。
吉田
しかも去年の夏、もとになる曲をたまたまアンコールで演奏したら、何も言ってないのに最後のサビでいきなりファンのみんなが歌い出してくれたんですよ! 涙が出そうなほど嬉しかったし、それ以来、ほんとに大切な曲なんです。
佐々木
あれは鳥肌だったね。だから、“キミノコエ”っていうのはファンの声のことでもあり…
吉田
ふたりのお互いの声でもあり。いろんな意味が込められているんです。

まさに公園で作り、公演(=ライヴ)で育てていった曲ということですね。

吉田
その通り! そんな王道曲の次に「tell me why」みたいなマイナー調のR&Bっぽい曲がくるっていうのが、また狙ったところなんですよ。僕、スティーヴィー・ワンダーも大好きなので、そっちの世界観をイメージして作った歌なんです。
佐々木
さらにアコギ1本で始まる「RUN」が続いて、“スパボってどんだけ幅あるの!?”って思わせてからの「おいで」は、かなりグッとくるんじゃないかな。これはヤバい!
吉田
アルバム収録にあたってストリングスを入れたら、仕上がりが素晴らしくて! 自分たちの歌のテイクもこれ以上ないものができたので、シングルリリースする「キミノコエガ・・・。」のカップリングにも急遽収録することにしたんです。

確かに《バカだなあ こっちへおいで》なんていう歌詞は、破壊力満点ですよ。完全に少女マンガ!

吉田
キュンキュンする曲を作りたかったんですよね。それでAメロには自分の実体験も交えつつ…よくいるじゃないですか。ちょっと不機嫌になってるから“どしたの?”って訊くと“別に何でもない”って言う、そういう子と学生時代に付き合ったことがあったんです(笑)。でも、歌詞書く時はファンの子のことをめっちゃ考えてました!
佐々木
男である限りは、こんなロマンチックで包容力ある男を目指したいですよね。まぁ、俺は言えないけど、みんな理幹に言われたら落ちちゃうんじゃないかなぁ。“出会った日と同じ空だね”とか。
吉田
いやいや! 陽吾さんだって言いそうじゃない?
佐々木
…別に。

相方もそっちのタイプですか(笑)。ちなみに佐々木さんの実体験がもとになった曲は?

佐々木
それで言ったら「夢人島へGO!!」ですね。ライヴではみんなでタオルを回す曲なんですけど、これも学生時代なんですが、彼女とふたりでいる時が楽しすぎて、いっそ無人島に行っちゃう?って思ったことがあったんですよ。そこから生まれたのが《僕がお金持ちになったら》っていう歌詞で、駆け落ちしたいくらい好きになるっていうのは、とても幸せなことだなぁと。
吉田
その前の「シアワセ」もみんなで歌いたい曲ですね。やっぱりライヴに行きたくなるアルバムにしたかったので、「Rin! Rin!Hi! Hi! –スパボver.-」みたいなガンガン盛り上がる曲もボーナストラックに入れたし…まぁ、今回は“スパボver.”での収録ということで、シングルでコラボしていたハシグチカナデリヤさんのパートを代わりに歌うために、苦手な早口をめちゃめちゃ練習しました(笑)。
佐々木
リード曲になっている「明日、君の涙が止む頃には」も、ライヴで人気の「はなうたのメロディ」っていう曲を新たに卒業ソングとして書き直したものなんです。というのも、メジャー1stアルバムという節目にあたり、リスナーのみんなにとっても人生の節目になる曲が欲しかったんですね。それで始動からの3年という期間を中高の3年に重ねたりして、いつか卒業式で歌う合唱曲になったら嬉しいなと。MVも現役の高校生の方に入っていただいて校舎で撮影したんですけど、もう理幹は撮影現場に着いた時点で泣いてた!
吉田
ストーリー仕立てになってたんで、キャストの方の演技を見てめちゃめちゃ泣きました! やっぱり単純に音楽を届けるだけでなく、エンターテインメントとして魅せていきたいんですよね。ライヴでも“うわ、すごい良いショーを観たわ!”って思ってもらいたいので、4月の東名阪ツアーもみんなで騒げて笑顔があふれるようなライヴにしたいです。前回の赤坂BLITZ(2016年8月)はメジャー初ワンマンということで、ちょっとアーティストっぽくクールに作ってたから、今度はホットにやりたい。
佐々木
そのためにも、俺は絶対にエレキギターを弾きます。前回はアコギしか弾かなかったんですけど、やっぱりソロで前に出てギュイーン!とエレキをかき鳴らしたら盛り上がるじゃないですか。ただ、俺、とにかくエレキ歴が短いんで、頑張って練習します!
吉田
頑張って!(笑)
『スパボ! スパボ! スパボ!』2017年02月15日発売徳間ジャパンコミュニケーションズ
    • 【初回限定盤(DVD付)】
    • TKCA-74441 3780円
    • 【通常盤】
    • TKCA-74442 2700円
The Super Ball プロフィール

ザ・スーパーボール:青森県出身の佐々木陽吾と神奈川県出身の吉田理幹によるツインヴォーカルユニット。都内のライヴハウスや路上ライヴ活動を2015年から本格化。カバー曲を歌った動画をWebで毎日アップし始めて以降、ファンが急増し要注目の新人として知られることになる。数社による争奪戦が行なわれ、徳間ジャパンコミュニケーションズから16年7月20日にアニメ『不機嫌なモノノケ庵』主題歌となったデビューシングル「トモダチメートル」を発売した。The Super Ball オフィシャルHP

OKMusic編集部

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