ラルク、サプライズ続出のUSJ公演で圧巻のステージ

ラルク、サプライズ続出のUSJ公演で圧巻のステージ

ラルク、サプライズ続出のUSJ公演 
花火・炎・レーザーが舞う演出で10万
人を圧倒

L'Arc〜en〜Cielの国内凱旋ツアー「20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL」の大阪公演が、5月19日・20日の2日間にわたってユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催された。

今回の公演では、会場内のアトラクションや園内のBGMにL'Arc〜en〜Cielの楽曲が使用されるなど各所でコラボレーションを展開。開演前から熱気に包まれる中、オープニングを飾ったのはスクリーンに映し出される世界各国でのライヴとメンバーの熱烈なMCの数々。
約5万人の観客が息を飲んでスクリーンを見つめるのも束の間、繊細なピアノの調べとともに「いばらの涙」が始まり、ステージ前面のLEDが左右に開いてメンバー4人の姿があらわになると、そのまま最新アルバム『BUTTERFLY』からの楽曲を披露し、会場の空気を塗り替えていく。大歓声を受けながらhyde(Vo)は「ただいま。大阪に帰ってきたで! 音楽で国境を超えてきたよ」「今日は一緒に弾けようぜ!」と笑顔を浮かべる。

続くステージでは新旧の楽曲が交互に披露され、ライヴ中盤ではUSJの名物キャラクターである『セサミストリート』のエルモとクッキーモンスターが登場するという夢のコラボレーションが実現。さらにメンバーはそれぞれのフロートに乗り込んだキャラクターとともに2手に分かれ、観客を煽りながら後方に設営されたステージに移動していき、初日は「metropolis」、2日目は「C'est La Vie」という懐かしいナンバーに会場は歓喜に揺れた。

その後も、猛るようなhydeのヴォーカルと、yukihiro(Dr)の強烈なビートが絡み合った「REVELATION」、再びメインステージに場所を移し花火とカラフルなテープで祝祭空間に包まれた「SEVENTH HEAVEN」、巨大な火炎が飛び交った「Driver's High」、無数のレーザーがダークで妖艶な雰囲気を倍増させた「DRINK IT DOWN」など次々と繰り出されるド派手な演出にも引けをとらない圧巻のパフォーマンスを続けるメンバー。

インターバルを経て始まった次のコーナーでは一転、yukihiroのドラムセットを囲むようにhyde、ken(Gt)、tetsuya(Ba)が座り「未来世界」で会場全体を優しく包み込む。また、2日目は今回の凱旋公演初披露となる「虹」でラストを飾り、会場には色とりどりのサイリュームの光が美しく揺れる。演奏が終わるとメンバーは名残惜しそうな表情を浮かべ観客に別れを告げ、ステージを後にした。

なお、L'Arc〜en〜Cielは凱旋ツアーの締めくくりとして、5月26日・27日にロックバンドとしては初めての東京 国立競技場2Days公演を実施。メンバーは「国立は祭りだ!」と宣言しており、日産スタジアムおよびユニバーサル・スタジオ・ジャパンとは全く異なる演出が用意されているとのことだ。

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OKMusic編集部

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