「負けないで~、負けないから~♪」と高音のロングトーンが美しい歌声が響く。

中継のエンディングでは試合の名場面と一緒に長尺で流れ、つい聴き入ってしまう。クレジットを見ると曲名は「HOMARE」、アーティストはRyoというシンガーらしい。



Ryoを検索してみると、この「HOMARE」でデビューした新人シンガーだ。そしてこの「HOMARE」は昨年行われた侍ジャパンのアンダーカテゴリー(U-18他)の中継テーマソングとしてすでに使われていた。さらに福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手の登場曲としても使われている。

なんとも野球と縁が深い。それもそのはず。Ryoは現在ヤンキースで活躍する田中将大投手の4年後輩で、当時、高3の田中投手から「スライダーの投げ方を教えてもらった」こともあるという。大学まで野球漬けの青春時代を過ごしたRyoは、卒業後野球に区切りをつけ子供の頃より密かな夢であった歌手の道へと進む。



とはいえ、どうすれば良いのか分からず、アーティストとして活躍する叔父のDEENボーカルの池森に相談する。池森は「突然、歌手になりたいと連絡があってびっくり。甘い考えだったら打ちのめしてやろうと思って歌を聴いてみたら、高音のロングトーンがすばらしくて。衝撃でした」と、その歌声に惚れ込みプロデュースすることになった経緯を話す。

「HOMARE」は、少年時代から野球を通じて育んできた「夢」「希望」「仲間」を大切にする気持ちを込めて歌っているそう。辛い時も前を向く勇気をくれるメッセージソングだ。

WBCでの侍ジャパンの快進撃と共に俄然注目を集める新人シンガーRyoの活動に注目!



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