「ポンコツクエスト」シーズ
ン4制作決定 内田真礼ほか、お笑い
芸人の平井善之、有野晋哉が出演

 同作は、ロールプレイングゲームのようなファンタジー世界を舞台に、魔王に仕える魔物・カクとイムラの日常を描く作品。魔王に命じられるがまま、さまざまな場所に飛ばされる2人は、さながら現代の派遣社員のように、グチをこぼしたり、ケンカをしたりしながらも業務にいそしむ。

 シーズン4の発表は3月11日、全電通労働会館で開催されたシーズン3のブルーレイ発売記念イベント内で行われた。同イベントは平井による司会のもとに進行し、同作の監督と脚本、声優を兼任する松本慶祐、シーズン3で魔王直属の四天王・カツラギを演じた小野賢章に加え、ゲストとして登壇した内田と有野がトークを繰り広げた。

 開幕早々、内田、平井、有野のシーズン4への出演が明かされたが、3人は演じる役どころを知らされておらず、有馬が「農家役で、やくそうを売りつけたい」と提案。また、シーズン3に出演した小野は「松本監督はディレクションがとても細かい。カツラギの必殺技『逆流性食道炎!!』は、何パターン叫んだかわからないくらい録りました」と、3人に収録の心得を伝授していた。

 シーズン3のブルーレイを鑑賞しながらのトークでは、収録エピソードのひとつ「賭博」を見た小野が「この回は爆笑しました。仕事がなかったころにスロットをやっていたので、気持ちはわかります」と振り返り、「もちろん自分のお金でですよ!」と釈明する一幕も。

 中盤には、誤字トラブルにちなんだ間違い探し「穀潰し対決」や、松本監督が判定員を務める「画伯は誰だ!記憶イラスト対決」などのゲームで登壇者が激突。シーズン4から新登場するキャラクターの必殺技を、内田が必殺技風に読み上げる「必殺技を編み出せ! 大喜利対決」では、「逆流性口内炎」「北島三郎ヘイヘイ砲」といったユニークな技が生み出されたほか、小野が考案した「ゲソスラッシャー」を「ゲリスラッシャー」と読み間違えるというアクシデントも発生してしまい、会場に爆笑の渦が巻き起こった。

 終盤には、登壇者からファンへのメッセージが。小野が「シーズン4では四天王も増えるだろうということで、僕自身とても楽しみ」とシーズン4への期待を語れば、内田は「収録もこれからで、どうなるかわからないのですが、『ポンコツクエスト』を末永く応援していただきたいです」、有野は「キャラクターも収録も、まだ全然知らせてもらっていないので、非常に怖いです(笑)。小野くんから収録が長いと聞ているので、3DSを持っていきます!」と、それぞれに収録への意気込みを新たにした。最後は松本監督が「2年前、初めてのイベントから倍のお客さんが来てくれて、こんなに成長するとは、という嬉しい気持ちがあります。声優さんとしても仲間が増えたので、心強い限り。シーズン4もぜひご期待ください」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。

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