ワールドツアーを終えたラルク、日本凱旋公演が横浜スタジアムから開幕

ワールドツアーを終えたラルク、日本凱旋公演が横浜スタジアムから開幕

ラルク、日本凱旋公演開幕 ド派手演
出&ヒット曲連発で充実のステージ

L'Arc〜en〜Cielが3月からスタートしたワールドツアーのクライマックスとなる日本凱旋公演が5月12日(土)横浜 日産スタジアムより開幕した。
全10カ国14都市17公演、延べ45万人を動員する結成20周年記念ワールドツアー「20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL」は、香港を皮切りとしたアジア各国、ニューヨーク、ロンドン、パリ、そして5月、遂に日本でファイナルを迎える。

日本凱旋公演の初日、横浜スタジアムは開演とともにステージ前面を覆うLEDパネルにこれまでに世界各国で行われたライヴとオフステージの模様が映し出され、今日のステージが“凱旋”であることを改めて認識させる演出からスタート。

オープニングを飾る壮大でドラマティックな曲「いばらの涙」とともに、巨大なLEDパネルが左右に開くとメンバーが徐々に姿を現す。次々と繰り出される大ヒットナンバーの中、hydeが初めて“Come on! Japan!!”と第一声を放つとスタジアムは大声援に揺れる。

直後のMCでhydeは、「何て言えばいいんだろう、ここは。ジャパン? 横浜? 日産?(笑)」と会場の笑いを誘いながらも、「ただいま。世界を廻ってきたよ。今日はすごいたくさんの人が来てくれて、いきなり涙目になってしまいました。やっぱり日本が一番良かったなと思えるような日にしたいんだけど、いける!? 」と語りかけ、熱気を帯びたオーディエンスをさらに煽っていく。

またこの日のライブでは、最新アルバム『BUTTERFLY』からの選曲も多めにとるなど日本ならではの演出をはじめ、歴代の数々の名曲や「metropolis」など、久々のナンバーも登場する充実のセットリストで約3時間におよぶ圧倒的なステージを展開。20年の歴史とバラエティーに富んだ彼らの音楽性の深さをくっきりと浮かび上がらせた。

翌13日(日)にも同会場で2日目の公演を行ったL'Arc〜en〜Cielだが、ステージの去り際に「国立で待ってます」とhydeが語ったとおり、この後5月19日・20日にユニバーサル・スタジオ・ジャパン 野外特設ステージ、そしてラスト5月26日・27日にはロックバンド初の東京 国立競技場公演が控えている。

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OKMusic編集部

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