チームしゃちほこ 超豪華作家陣のア
ルバム裏話と悲願の日本ガイシホール
単独公演への決意!【インタビュー】

2016年度は“VICTORY YEAR”をスローガンに掲げ、二度目となる幕張メッセ2daysや日本武道館公演、更に11月には初の横浜アリーナ公演を成功させた。

その締め括りとして、3月21日、結成当時から目標としてきた地元、愛知県の日本ガイシホールでワンマンライブを開催する。

デビュー5周年を間近に控え、最年少メンバーの坂本遥奈も高校を卒業する今春。小さな名古屋嬢5人は、これまでのチームしゃちほこにピリオドを打ち、新たなスタートを切ろうとしている。

そんな彼女たちの決意が詰まった2ndアルバム『おわりとはじまり』が2月22日に発売された。今回は来阪していた秋本帆華(19)、伊藤千由李(19)を直撃!ニューアルバムの聴きどころはもちろん、先日大阪で行われたワンマンライブ「乙女祭り」、「野郎NIGHT」についても、たっぷりと語ってもらった。

チームしゃちほこ インタビュー

「チームしゃちほこ」の秋本帆華(左)・伊藤千由李(右)

チームしゃちほこ&チームみねひこ!?「乙女祭り」裏話

――まずは2月4日にZepp Nambaで開催されたスペシャルライブ「乙女祭り」と「野郎NIGHT」を振り返っていただきましょう。読者の皆さんはこちらのライブレポートを読んでいただくと、よりお楽しみいただけます。

▼チームしゃちほこ恒例のスペシャルライブ「乙女祭り」と「野郎NIGHT」を大阪で開催! 【ライブレポート】

――「乙女祭り」では、店長(マネージャー)率いる「チームみねひこ」が登場して、『乙女受験戦争』を真剣に歌って踊るというオープニングでしたね。

秋本「ビックリですよね。スタッフのおじさんたちが踊ることなんて今までなかったし、衣装も特注なんです。しかも、ちゃんと歌詞も振りも合っていて、すごかった!」

伊藤「すごく気合いが入っていて、(大黒)柚姫がダンスを教えていたんです。その隣で私は自分の生誕祭の練習をしていたんですけど、その様子を見ていると、最初は面白いんです。でも、本当に必死で練習しているから、応援したくなりました(笑)」

――メンバーの皆さんは、セーラームーンのコスプレで登場しましたが、そのいきさつを教えて下さい。

伊藤「何かテーマがあったら、それに合わせていろんな曲も出来そうだし、楽しいライブになるんじゃないかなと思って、じゃあ乙女といえば何?っていう話から始まって…。」

秋本「みんなが知っている乙女を探した結果、セーラームーンになりました。」

――セーラームーンの衣装で、しゃちほこの曲も3曲ほど歌っていましたよね。やっぱり気分とか違いますか?

秋本「ヒールを履いたんですよ。私たち、ヒールでライブをしたことがなかったので、違和感がありました。」

伊藤「私も違和感ありました。ちょっと動きが小さくなっちゃいました。」

――ちゆはソロでJUJUさんの『やさしさで溢れるように』を披露しました。

伊藤「最後の歌詞が<離れていても そばにいるよ>なんですけど、次に歌うハル(坂本)と、ほのか(秋本)がステージに出て来て、<そばにいるよ>っていう予定だったんですけど、出て来なくて(笑)」

秋本「ハハハハ(笑)」

伊藤「2人が歌ってくれるはずだったのに(笑)」

秋本「ごめ~ん!」

伊藤「時間がなかったんだよね?」

秋本「そう!着替える時間がなかった!」

伊藤「1コーラスだったからね。でも、最後に隣に来てくれて良かったです。」

――その後のMCで、メンバーがそれぞれ何に似ているかという話題になりまして、ちゆが親指に似ていると(笑)

秋本「5年ぐらい前からずっと言ってたんですけど、あんまり広めてなかった(笑)」

伊藤「そうだよね。5年間、温めてました(笑)」

――それが「野郎NIGHT」に繋がってくるんですよね。ラストの『乙女受験戦争』で、チームみねひこをバックダンサーにしてパフォーマンスしましたが、もともとそういう予定はなかったそうですね。

秋本「なかったです。」

伊藤「必死に練習していたから、あと1回ぐらいはねぇ。」

秋本「一緒に出来て良かったです。」


伊藤千由李があの大ヒットドラマのキャラクターに!「野郎NIGHT」裏話


――第2部が「野郎NIGHT」。こちらではまず「ヤンチユ」が登場しました。

伊藤「乙女祭りがセーラーヴィーナスで、野郎NIGHTがヤンチユで、自分が出てない(笑)何で私がヤンチユになったかというと、『ごくせん』やろうっていう話になって、ハルが、ヤンクミはちゆでしょって。」

秋本「ちゆは普段から丸メガネをかけているんです。それに、ツインテールでしょ?」

伊藤「そういう理由だったの?何で私なんだろう?って、ずっと思ってた(笑)」

秋本「すごく似合ってた!ここ最近で、ライブ中に一番笑った(笑)」

伊藤「私もやっていて楽しかったし、みんなもかっこよかった!」

――他のメンバーは不良の男子生徒役で、黄色い声援を浴びていましたね。

秋本「そうなんですよ!女の子がキャーッて。嬉しかったです!」

――そして、『乙女受験戦争』を歌う前に、「ペンライトはいらない。親指を回そう!」と。

伊藤「直前になって、今日は親指や!って(笑)」

――予定にはなかったアンコールもありました。

伊藤「ビックリしました。」

秋本「ニコ生で観ていただいていた皆さんと、イエ~イ!って盛り上がってたんですけど、アンコールが聞こえて…。」

伊藤「急いで舞台に出て行って…。」

秋本「まさかのアンコールで、楽しかったです!」


聴きどころ満載のニューアルバム『おわりとはじまり』秘話


――2月22日に2ndアルバム『おわりとはじまり』をリリース!13曲収録されていますが、全体の聴きどころは?

秋本「まず1曲目に壮大な曲が来て、2曲目はロックで、3曲目に名古屋、4曲目はラブソングが来てっていう流れで、全然飽きないんですよ。あと、楽曲がすごく豪華です!」

――そうですよね~。そのあたりも詳しくお聞きしたいと思います。1曲目の『プロフェッショナル思春期』は、バラードなのかと思いきや、アップテンポになって、ラップまで入ってきますよね。

伊藤「本当にすごくテンポが変わるんですよね。レコーディングの時、普段は1曲を全部歌ってから歌割りしてもらえるんですけど、この曲は最初から一人一人のパートが決まっていて、そのパートがメンバーの雰囲気に合う曲調だったりします。」

秋本「それぞれの個性が出てると思います。」

――2曲目が、ロックバンドのBLUE ENCOUNTが楽曲提供された『START』。Zepp Nambaでも披露していましたが、めちゃくちゃ盛り上がりますよね~。

秋本「すごく一体感が生まれる曲なんです。まだあまり披露したことがないので、これからどんどん成長していく曲だと思います。」

――おふたりは、ブルエンさんのレコーディングにも立ち会われたそうですね。

秋本「楽器のレコーディングって、こんなふうにするんだって。初めて見たので。ちゆは楽器に合わせて、生で歌ったんです。」

伊藤「ブルエンさんの演奏で歌えるって、すごいことだなって。こんなことないじゃないですか。ブルエンさんもアイドルに楽曲提供するのが初めてだそうで、すごく喜んで下さっていて、いつかライブでご一緒できたらいいなぁって思います。」

秋本「コラボしたいです!」

――そのライブが実現したら観に行きたいです!『START』で、特に好きな歌詞の部分を教えて下さい。

秋本「えーっ!?一行一行全部いいから、どうしよう…。1サビかなぁ?♪何回だって 声を枯らして歌うよ 何回だって一緒に戦おう 何回だって その手を握りしめるから ずっと離れないで♪ です!」

伊藤「私は、♪あの日の別れ あの日の悔しさ 乗り越えてここにいる♪ ここがグッと来ます!♪ここにいる♪は全員で歌うんですよ。その時の一体感が好きです。」

――10曲目の『ワタシノユウキ』は、「HOME MADE 家族」のMICROさんが楽曲提供された、両親への感謝の気持ちを綴った曲ですね。

秋本「しかも、初披露したのが、HOME MADE 家族さん主催の、家族をテーマにしたフェスで、私たちのお父さん、お母さんも来ていたんです。」

伊藤「ステージから見えるんですよ!」

秋本「両親に向けた歌詞なんですけど、しゃちほこを支えて下さっているファンの皆さんや、スタッフさんも、メンバーも、全員に感謝の気持ちを込めて歌っています。」

伊藤「本当にいい曲です!」

――手元にMICROさんのコメント資料があるんですけど、抜粋すると「頼まれてもいないのに勝手に曲を作り、勝手に送りつけ、みんなに気に入って貰え、歌っていただけることに(笑)」と。

伊藤「本当に嬉しくて、大切に歌っていきたいと思います。」

秋本「今年度、メンバーの4人が20歳になるという節目に、改めて家族に感謝の気持ちを歌えるのは幸せだなって思います。」

――歌っているところを観たご家族から何か言われたりしましたか?

秋本「直接は言われなかったんですけど、私のいとこも観に来ていて、お父さん、ウルウルしてたよって、教えてもらいました。」

伊藤「お父さん、お母さんも、この曲好きって言ってたんですけど、友達からも、この曲が好きって言われました。」

――最後の13曲目の『なくしもの』は、レーベルの先輩の高橋優さんが書き下ろした曲ですね。

秋本「この曲のレコーディングは挑戦でした。優兄さんがデモ音源を送って下さったんですけど、それが優兄さんのギターの弾き語りで、もう完成されていたんですよ。私たちこれ以上何をすればいいんだろうっていう感じだったんですけど、優兄さんがレコーディング現場に来てくれて、<音程とか気にしないで、自分の思うまま、個性を出していこう!>って言って下さって。みんなの個性が出ていると思います。」

伊藤「この曲は、上手く歌おうとかじゃないですよね。」

――名古屋テイスト満載の『完全満足NGY』や、『Kissy-麺』も、遊び心がありますね。

秋本「『完全満足NGY』は、手羽先の歌詞のところのバックで手羽先を揚げている音が入っていたりするので、そこにも注目して聴いて下さい。名古屋名物って何だろう?って思ったら、この曲を聴いていただいたら大丈夫です。だいたい制覇しています。」


悲願の日本ガイシホールでのワンマンライブで5年間の集大成を!



――そしてついに、悲願のガイシホールが3月21日に待っています!

秋本「1年前ぐらいに発表されて、その時はまだ先のことだなって思っていたんですけど、こうして、いざ迫ってくると、いろんなことを準備したくなりますね。」

伊藤「早かったですねー。でも、VICTORY YEARで、その会場ごとに乗り越えてきた感があるから、ガイシも絶対大丈夫!この5年の想いをぶつけて、とにかく楽しみたい
と思います!」

――さらに、4月7日からは「チームしゃちほこ Spring Tour 2017 おわりとはじまり~#ナゴヤの大逆襲~」がスタートします。

秋本「今までで一番長いツアー(7月23日まで約3ヶ月半)だと思います。あと、まだ行ったことがなかった沖縄、石川、愛媛、長野、新潟にも行くので、今から楽しみです。」

――最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

秋本「ぜひ3月21日のガイシには遊びに来ていただきたいです!私たちの5年間を全部、ギューッとまとめて、まとめた以上のことをしますので、帰る時はみんな笑顔です!これは言い切れます!」

伊藤「私たちは名古屋のアイドルなので、名古屋に来ていただきたいんです。そのちょうどいいタイミングが3月21日なんです!ぜひアルバムを聴いて、ガイシに遊びに来ていただきたいと思います。」

――手元にアルバムの歌詞カードがあるんですけど…。

秋本「私たちまだもらってないんですよ。」

伊藤「だから初めて見ます(笑)」(*2月20日に取材)

――スタッフクレジットの最後の一行を読んで下さい。

秋本「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY ありがとう」

2人「えーっ!!」

伊藤「知らなかったー!!」

――というところも含めて、素晴らしいアルバムだと思います。読者の皆さんも、歌詞カードの細かいところまでチェックして下さい。ありがとうございました!

2人「ありがとうございました!」

【TEXT&PHOTO/ポッター平井】

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