ACIDMAN・大木伸夫 × 俳優・新井浩
文 長き交流をもつ両者の“MVでのコ
ラボ”実現は、なぜ今だったのか



──そもそもとても長い付き合いなんですよね。

大木伸夫:長いんですよ。最初の出会いは13~14年ぐらい前で、たぶん新井も映画に出たての頃だと思うんですけど、もう新井の出演した『青い春』が公開になっていて(2002年)。俺らもデビュー当時ですね。共通の友達がいて、その紹介でカフェで会って。すごい丁寧な人で、「新井といいます!」って。名前も知らなかったけど、『青い春』に出てるっていうから観てみたら、めちゃくちゃかっこよくて。そこではそれだけの認識だったんですけど、どんどん共通の友達が増えていって、会うタイミングが多くなっていって。

新井浩文:ドラゴンのサク(桜井誠/Dragon Ash)とかね。サクんちで飲んだのはすげえ憶えてる。当時、(浦山)一悟さんとオオちゃん(大木)が来て、コンビニの餃子とか買って家飲みしたときに、人数が少なかったのもあってすごく話して……っていうのが印象的で。他にも建志(Kj/Dragon Ash)とか、アパレル関係の友達とか、共通の友達が多いと必然的につるむじゃないですか。お酒大好きだし。

──その頃から関係性は変わらず?

大木:変わらないですね。今はそれぞれ……僕も家族ができたりで、そんなに飲みに出なくなっちゃったんですけど、その頃はほんと週1ぐらいで──

新井:絶対会ってました。大人数で飲んだり。なんか、まわりがどんどん結婚していって、家庭を持って……うちは独身で、相変わらず飲みに出て遊び呆けてるんですけど……家庭を持ったりすると、みんなしっかりするんだなあと思って(笑)。大人になったんだなぁと。

──お互いその頃からどんどん状況が変わっていったわけじゃないですか。ACIDMANはライブの会場がでかくなっていき、新井さんは出演作品が増えていき。それはお互いにどう見てました?

大木:新井の初主演の……『青い春』も主演だったけど、初の単独主演の『ゲルマニウムの夜』(2005年)の試写会に行かせてもらったんですね。で、ものすごい感動して! かなりマニアックな映画で……それまでも仲は良かったものの、“俳優・新井”というイメージがないまま、一個人としての新井と飲んでいたんだけど、そのときに「あ、こいつはすごいな!」と。『青い春』で観た感動以上に、ものすごい役者だなと感じました。そこからどんどん世に出て行ったから、そうだよな、こんな雰囲気ある役者、今はほかにいないもんな、と。

新井:ライブとかも呼んでもらってたんで、うちも映画をぜひ観てほしいから、ACIDMANを全員招待して。来てくれたんだけど、オオちゃんだけ「すげえおもしろかった!」って言ってくれて、サッさん(佐藤雅俊)と一悟さんは「うーん……」みたいな。

大木:「うーん……」どころじゃない、「何がおもしろいのか全然わかんない」って(笑)。

新井:その映画のときのトークイベントに、オオちゃんに出てもらったんですよ。お願いして。監督とオオちゃんとサクと。

──あ、上映後のアフタートークで?

新井:そうです。一緒に人前に出たのは、それが初めてですね。

大木:僕、映画になんにも関係ないのに、映画を観た方の前でトークをするという。「誰なんだあいつは?」っていう(笑)。

ACIDMAN・大木伸夫 撮影=風間大洋



──それ以外に揃って人前に出たのは、『美しき酒呑みたち』くらいですか?(新井浩文がゲストと共に日本各地の居酒屋へ行くBSフジの番組。大木は2014年1月に出演)

大木:そうですね。

新井:違う、あれやってんじゃん、『酒呑み』の前に。コーラスやってるんですよ。

大木:ああ、そうだそうだ(笑)。あのね、「toward」っていう曲があるんですけど(2007年リリースのアルバム『green chord』収録)。すごい長い曲で、クレジットはしてないんですけど、友達たくさん呼んで、歌ってもらったんですよ。

新井:男女10人ぐらいで。

大木:新井、意外と歌うまいんですよ。声もでかいし。で、「一度でいいからレコーディングやってみたい」みたいなこと言ってたから、「遊びがてら来てよ」って。

新井:「ぜひぜひ」って。

大木:で、新井以外は電話したとき「ああ、いいよ」「じゃあよろしく」で済んだんだけど、新井だけ「じゃあよろしく」って切ろうとしたら「ちょちょちょっ、オオちゃん待って待って! メロディ教えて、メロディ!」「え、今電話で!?」(笑)。「いやいやいや、うち、初めてだからさ!」と。

新井:失礼がないように(笑)。

大木:電話ごしで歌って聴かせて、「大丈夫だよ、できるよ」って言ったんだけど。当日は、ひとりだけのどぬ~るスプレー持ってきて(笑)。

新井:やる気満々で行きましたね。

大木:ブースに入っても、もうやる気満々すぎて、声がひとりだけでかすぎた。

新井:「ちょっと下がって」って言われて(笑)。

大木:「うしろで歌ってください」と。で、録って、「プレイバックしまーす」って……新井、プレイバックって言葉をわかんないから、プレイバックしてみんなが聴いてる間も、目を閉じてひとりで熱唱してるんですよ(笑)。

新井:録ってると思ったから。そしたらまわりが爆笑してて(笑)。

新井浩文 撮影=風間大洋



──新井さんは、その後のACIDMANをどんなふうに捉えていたんですか?

新井:ACIDMANは……オオちゃんにも何度も言ってるんですけど、映画みたい。1曲1曲が。画が見えて……歌だけで画とか景色とかを想像させられる人ってなかなかいないんですけど、それがすごく感じられて。それは今も一緒なんですけど。まわりの仲がいいアーティストでいうと、ACIDMAN、ドラゴン(Dragon Ash)、バンプ(BUMP OF CHICKEN)とか、普段つるんでる人がいい作品を作ったりすると、自分の刺激にもなるし。ほぼ同世代なんで、やっぱり刺激をもらうことが多いですね、「おお、すげえ! こっちもがんばろう」みたいな。いわゆる、売れる売れないって、俳優でもミュージシャンでもすごく難しいじゃないですか? 定義とか、勝ち負けとかの話は。……オオちゃんは、たまに酔っぱらうと、「メガヒット曲ほしい」って言うけど(笑)。

大木:はははは。

新井:うちは、ACIDMANに関してはべつになくてもいいかな、と思うんですけどね。たくさんファンいるし。でも、やってる本人たちはそういう曲があると、いろいろ戦略が違ってくるんだろうと思うけど。

──そんな風に長い付き合いなのに、これまではACIDMANのMVに新井さんが出るようなことはなかったわけですよね。

新井:「いずれやりたいね」って話は昔からしていまして。

大木:しょっちゅう「出てよ」「出させてよ」っていう話はしてたんですけど、俺ら、そういう芝居仕立てのMVを作るような曲が無かったんですよ。「でもやるとしたら呼ぶからね」って言ってて。

新井:うちは、ACIDMANの曲は映像が見えるから、そういうMVを作っても絶対合うよって言ってたんですけど。……それが、去年の年末かな? 「MV出てよ」ってLINEが来て。「いいよ」って返して……昔からあった話だし、いつなのかなと思ってたら、ほんとにすぐ具体的なオファーが来て。「あ、近々の話か!」と(笑)。

大木:うちのスタッフとか撮影チームも、俺と新井が仲いいのは知っていても、そんなにポンポン話が進むとは思っていなかったみたいで、「本当に新井さん、出てくれるんですか?」って何度もきかれて。それぐらい、世間では彼のブランドが昔より高いんだな、ということをまた感じましたね。

新井:いやいや。

──大木さんだけわかってなかった?

大木:いや、俺でもさすがにもうわかります、最近は。ジョージアのCM観た瞬間に、「ああ、売れたなあ」と(笑)。

新井:(笑)。いやいやいや!

ACIDMAN・大木伸夫 撮影=風間大洋



──でも、ACIDMANの曲は、そういう芝居仕立てのMVを作るような感じじゃないと思っていたのが、今回の「愛を両手に」は──

大木:そう、この曲に関しては、自分が演奏してるシーンがあんまりイメージできなくて。ストーリーというか、曲自体がかなり生々しい自分の実体験から作ったもので、自分の祖母が亡くなった時の思いの曲だったりするので、そういう人と人との別れみたいなものを描きたいな、と思った時に、あ、役者さんに出てほしいな、だったら絶対新井だな、と。
新井は、ライブにしょっちゅう来てくれるけど、楽屋になかなか来ないタイプなんですよ。で、あとで感想を伝えてくれるんだけど、一回だけ楽屋に来てくれて。「感動した」って。「オオちゃんの音楽は映画だ!」って言ってくれた。当時の新井は、本当に映画っていうアートにこだわってる人間だったから。今もそうだけど。そういう人間から「映画だ」って言われたのは、実は俺、すごいうれしくて。けっこうそれに救われたところもあって。
そういうこともあったから、MVに出てもらうなら絶対新井だなって思って──俺がこの場で演技論を語ってもしょうがないんだけど、最初に観た頃は、この普段の新井のまま映画に出てる人間で、そして普段知らない狂気の一面も見せる、俺が知ってる部分もあるけど知らない部分もある、演技するってすごいんだなあ──っていう印象だったんですよ。それがどんどん、それまでと違う役も演じるようになって。たとえばテレビドラマに出るようになったりとか。「あ、こんな役もできるんだ? こいつ」みたいになっていって。今回のMVでは……新井がカレー食ってるシーンあるじゃないですか? カレー食ってるだけで、もうねえ、観てて泣きそうになるんですよ。いつの間にこんなすごい力を手に入れたのかな、と思って。「はい、お願いしまーす」って言われて、カレー食ってるだけなのに、泣けるんですよ。本当、新井にお願いしてよかったな、と思いました。

新井:あと、撮影の前日に、石橋蓮司さんも出るって聞いて。ビックリしましたね。

大木:偶然、『ゲルマニウムの夜』で新井と共演していた蓮司さんがね。MVを撮ってもらってる柿本ケンサクから「蓮司さん出てくれるって」と聞いて本当に驚きました。

新井:石橋蓮司さんですよ? だって。

──それ、僕も観て不思議だったんです。

大木:新井の父親の役なんだから、相当気合い入ってる人じゃなきゃダメだって思ったらしくて、「蓮司さんしか思いつかない」って、自分でオファーしたらしいです、会ったこともないのに。そしたらOKをいただけて。

新井:すごいよねえ。うちも「なんで出てくれたんだろう?」と思って。

──そういえば、このMVを発表する時、新井さんが、次は大木さんに芝居をやってほしいというコメントを出されてましたけど。

新井:それはギャグですね。(大木は)「絶対できない」って昔から言ってるから。カメラに振り向くだけでもぎこちない、みたいな。イヤなんですって。

大木:イヤだし、できないし。新井に「試しにこれを飲む芝居してみて。こういう思いで」とかやらされたりするんだけど、全然できなくて。「あんた、できないわ」って(笑)。できる人へのリスペクトはあるんですけど……たとえば今、撮られてるじゃないですか?(※カメラマンがインタビュー風景を撮っている) 俺は「撮られてる」っていうところで、俺は全然無になれてないんです(笑)。ただ、ギターを持って歌ってる時だけは、カメラはまったく気にならないんですけど。その時以外はダメですね、ほんと。

──じゃあ大木さん的には、俳優というのは計り知れない人たち?

大木:もうねえ……俺、新井のおかげでいろんな俳優──瑛太とか、(松田)龍平・翔太とか、妻夫木(聡)とか、紹介してもらって仲良くなったんですけど。みんな一流の俳優だし、もうド尊敬してるんですよ。「よくできるなあ!」っていう。あと塚本高史ともよく飲むんですけど、塚本も新井も……俳優って頭の作りが違うのか、セリフとかパッと見てすぐ言えるんですよ、その役になって。さらに、言うだけじゃなくて、その役の心を表現するじゃないですか。目つきとか、身体の動きとかで。それはすごいなあと思って。僕は真逆で、自分のことしか表現できない。僕は人の歌を歌うのも苦手なタイプなので。

新井:でもそのへんはないものねだりで、俳優でミュージシャンを好きな人、とっても多いですからね。うちもそうだし、瑛太もそうだし、ライブとか行くと「これは俺らにはできないねぇ」って。だから、ないものねだりです。どっちがいいとか悪いとかじゃなくて。

新井浩文 撮影=風間大洋



──そういえば新井さん、最近は他のアーティストのMVにも出てますよね。

新井:そうです、たまたまMVが続いて。あの、昔は友達のしか出ないって決めてたんですけど、東日本大震災が起こってからは、仕事に制限つけてないんです。映画とか、ドラマとか──。

大木:昔は絶対映画しか出ないって言ってたもんね。

新井:うん。でも考え方が変わって……震災が起きて、仕事がまったく無くなった時に、「あ、やっぱ世の中にいらねえんだな、うち」と思って。あの時、娯楽ってまっ先に省かれたじゃないですか? テレビも全部ニュースになって、映画も全部撮影が止まって。デビューしてから初めて、2ヵ月間何も仕事がない状態で。映画が1本なくなって、1本延期になって……その時にいろいろ考えて、仕事を選ぶのも大事だけど、なんで選んでたかっていうと自分のエゴっていうか……映画を観てくれる人がいて、面白い/面白くないってあるじゃないですか。自分の好き嫌いもあるし。でも、その時の自分の感想とかって、実はあんまり重要なものじゃなくて。自分がすっげえ面白いと思っていても、それをダメだっていう人は絶対いるんですよ。で、逆もある、クソみたいな映画だなと思っても「超面白かった」って人もいるし。だから、あんまり関係ないんだな、だったら出た方がいいや、と思って。そこから、どんどん仕事を受けるようになって。昔は大作とか、エンタテインメント系の映画って1本もやってなかったですもんね。

──まあ確かに、昔のイメージを知ってると、『ど根性ガエル』に出演したのは意外でしたよね。

大木:そうですよね。その感覚は、俺も似てるところがあって。僕は震災がきっかけではないけれど、年を経て経験を経て、もともとテレビは絶対出ないって言ってたんですけど、出させてもらったりして。「テレビ業界も音楽に愛を持ってやってる人がほとんどなんだな」って考えが変わったり。

──大木さんにとって、震災みたいな大きなターニングポイントって何だったんですか?

大木:それは『Mステ』(テレビ朝日『ミュージックステーション』)がデカいかもしれないですね。最初に出させてもらった時、オファーが向こうから来るっていうことがあんまりない時代に、オファーしてくれて。でも断って。そしたら次の月にももう一回オファーが来た。そこに熱い思いを感じて、「これは断っちゃいけないな」って思って、出させてもらったんです。そしたら現場がものすごくすばらしくて、「テレビって捨てたもんじゃないな」と、誤解みたいなものが解けていって。さっき新井が言ったみたいに、選んでる場合じゃないし、我々は曲を発表したら、曲はもうお客さんのものだと思うんですよ。僕らがどんなにこだわって作っても、世に出た瞬間にもうそれはみんなのものであって、聴き手の価値観は千差万別だから委ねるしかない。あとは我々は胸を張って、堂々と作品を作ることに徹しようっていう感覚が……まだ100%はそう思えてなくて、ノーだったりすることもあるんですけど、どんどん変わってきてますね。……歳じゃないですかね(笑)。「老い」ですね、老い。

──老いじゃないと思うけど、確かにたとえば10年前だったら、ACIDMANが小林武史プロデュースでシングルを出すなんて──

大木:ありえないですよね。まずバラードがありえなかったし、作ってなかったから。

──2人とも、同じように開けてきたタイミングが、今だったのかもしれないですね。

大木:そうかもしれないですね。だからこのタイミングで、この曲で、新井に出てもらうのがよかったのかもしれないです。

取材・文=兵庫慎司 撮影=風間大洋

ACIDMAN・大木伸夫 / 新井浩文 撮影=風間大洋



リリース情報ACIDMAN 「愛を両手に」
発売中「愛を両手に」

初回限定盤(CD+DVD)
TYCT-39049
¥1,800+税
<初回限定盤バンドルDVD>
ACIDMAN初ワンマンLIVE@下北沢ガレージ(2002年 5月25日)+活動最初期のLIVEシーンをダイジェストで編集 した超レア映像を20th Anniversaryの記念すべきこのタイミングに満を持して お蔵出し!
ファン垂涎のアイテムを付属DVDとしてリリース

通常盤(CD)
TYCT-30063
¥12,00+税​


M1. 愛を両手に
M2. snow light
M3. 水の夜に
M4. Live Track From 2014.10.23 Zepp Tokyo
(『世界が終わる夜』リリース記念プレミアム・ワンマンライヴ)
風、冴ゆる/波、白く/スロウレイン

iTunes:http://po.st/itaiwo
レコチョク:http://po.st/recoaiwo
ライブ情報ACIDMAN 20th Anniversary 2man tour
02月26日(日) 福岡:drum logos w / SiM
03月03日(金) 石川:金沢EIGHTHALL w / The BONEZ
03月05日(日) 岡山:岡山CRAZYMAMA KINGDOM w / LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS
03月11日(土) 福島:いわき市文化センター w / THE BACK HORN
05月14日(日) 北海道:Zepp Sapporo
05月19日(金) 愛知:Zepp Nagoya
05月21日(日) 大阪:Zepp Osaka Bayside
05月27日(土) 東京:Zepp Tokyo
06月03日(土) 沖縄:桜坂セントラル

ACIDMAN主催『SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”』
2017/11/23(木・祝)
故郷・埼玉県、さいたまスーパーアリーナにACIDMAN主催『 SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”』開催決定!
 

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