川島海荷 高校生活最後の主演ドラマでガンと戦った野球部マネージャーを演じる

川島海荷 高校生活最後の主演ドラマでガンと戦った野球部マネージャーを演じる

川島海荷 高校生活最後の主演ドラマ
でガンと戦った野球部マネージャーを
演じる

女優・川島海荷が、4月に放送されるNHK土曜ドラマスペシャル『あっこと僕らが生きた夏』に主演することが明らかになった。
自身2度目となる主演ドラマで川島は、16歳でがんが見つかり、17歳でその生涯を閉じた実在の高校野球部女子マネジャー・大宮耀子(通称 あっこ)を演じる。

『あっこと僕らが生きた夏』は、2007年の夏の甲子園にて、初出場ながらベスト8入りした大分県代表・楊志館高野球部の女子マネジャー・大崎耀子と部員らの絆をつづったノンフィクション作品。

今作で高校生活ラストのドラマ出演となる川島は、「あっこちゃんは負けず嫌いで、挑戦心があって、自分と似ているなと、運命を感じました。一日一日を一生懸命生き、最後まで希望を捨てない、あっこちゃんの諦めない気持ちを私なりに表現したいです」と意気込みをコメント。
さらに「このドラマを見た方に、時間の大切さ、何事も前向きに頑張ることの素晴らしさを伝えることができれば」、「あっこちゃんが、野球部の部員たちにとても信頼されていたように、私もあっこちゃんのパワーをもらって、共演者のみなさんとチームワークで頑張りたい」と力強く語っている。

また川島の起用についてプロデューサーの岡本幸江は、「川島海荷さんのいちずで ひたむきな姿に精いっぱい生きた実際のあっこちゃんの力強さに通じるものを感じました」と語り、「元気なだけでなく“負”や“悲しみ”の感情も非常に丁寧に捉えてらっしゃるので、揺れるあっこちゃんの思いを繊細に演じてくださることと思います」と期待感を示した。

ドラマは3月上旬まで関東近郊などで撮影し、NHK総合テレビで4月14日、21日 午後9時〜10時13分に前後編で放送。
出演は川島のほかに、柳下大、山田健太、黒木辰哉、宇梶剛士、尾美としのり、光石研、財前直見らとなっている。
<『あっこと僕らが生きた夏』ストーリー> 
 
 あっこ(川島海荷)の頭の中は、寝てもさめても野球部のことばかり。
そんなあっこの体に異変が起こったのは高校2年の6月。
首の痛みで検査を受けたところ「上咽頭がん」と診断されたのだ。 
 
命に関わる状態だと知らされショックを受けるあっこだが、甲子園を目指して練習する部員たちの姿に、自分も治療を頑張って、良くなって帰ってくることを誓う。
またキャプテン・信二(山田健太)たちは、あっこを甲子園に連れて行くことを約束するのだった。 
 
野球部が届けてくれるウイニングボールを心の支えに辛い治療を耐えるあっこ。
あっこのためにと確執を超え一丸となった野球部は遂に甲子園出場の栄冠をつかむ。
しかしその頃あっこの体は、甲子園にいける状況ではなくなっていた…。

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