【連載コラム】稚菜、映画「グッドモ
ーニングショー」の主題歌をカバー

まず今日の一曲。

明日公開予定の映画「グッドモーニングショー」の主題歌でもあります
KANA-BOONの「Wake up」
KANA-BOONの音楽を初めて聴いた時から、耳に残るメロディーが印象的でした。
何を言われてもそのスタイルは今も昔もずっと変わらない。貫くってかっこいいなと思います。
自分たちの夢を確実に有言実行している姿を見たり話を聞かせてもらったり、個人的に凄く刺激をもらえる存在です。
いつもゆったりとした曲調にアレンジして歌っているんですが、今回はあえて違う感じで挑戦してみました。
是非聴いてみて下さい。
あなたがこの映画を観に行こう!と決めるきっかけって何ですか?
好きな俳優さん女優さんが出ているから。
好きなアーティストが主題歌を担当しているから。
好きな監督さんの映画だから。
色々あるかと思います。
私は一番はやっぱり音楽。
映画を元にしてつくった音楽、何をどんな風に感じてこの曲を書いたんだろうか、と思う。
その映画を観てから、歌を聴き直すとまた新たな音楽の発見があって凄く面白いし勉強にもなるんです。
もう一つ映画を選ぶきっかけ、それは単純に直感。笑
テレビや予告だったりで見た時に何かひっかかるものがあった映画をとりあえず観に行ってみる事が多い。
洋画邦画問わず。
多分その時、何となく自分の中でもやもやした気持ちがあったりする時に観に行く。
そして、泣く。
多分すっきりしたいんだと思う。
映画観ると基本私は泣いています。笑
だから一人で観に行く方が実は好きだったりする。
約2時間弱の時間、思いっきりのめり込んで、誰の目を気にするでもなく一人の世界に入りたいから。
映画館で観るからこそ出来る事。
自分と向き合いたいんだろうなぁ。
映画の中に出てくる人たちを、自分の生きる生活の中の人たち、そして自分と置き換える。

こんな感情があるんだなって思った時に、少しだけ自分の世界に色が足されて優しくなれる、そんな気持ちになれるんです。
自分一人では気付けなかった事に気付かせてくれる、だから私は映画を観に行くのが好きなんだなって思います。
脚本、監督、出演者、演出、音楽、最後のエンドロールで流れる沢山の方の名前。
そんな一本一本の縦横無尽に動き回る何百何千という糸が、よく見ると綺麗に絡み合っている。
映画にはそんな世界が見える。
人って凄いなって如実に分からせてくれる。
映画に限らず、どんな世界もどんな仕事も、一人では何も出来ない。
沢山の人が関わって、沢山苦労して初めて一つのものが出来上がる。
だから綺麗できらきら輝いている。
そんな世界に触れられる事に、ありがたみを感じた瞬間でした。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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