まったりタイムを彩る『朝霧JAM』注
目アーティスト5組



■朝霧JAMとは
富士山に初冠雪が降り、夕暮れ時には美しい“赤富士”が観られる時期に、富士山という素晴らしい山、そして酪農家の皆さんが築いた美しい緑の朝霧高原に敬意を払いながら、太陽と月の軌道に音楽を載せ、皆で楽しく飲んで踊って遊べるフェスティバル、それが『朝霧JAM』。

■開催地は、「富士宮焼きそば」で有名な静岡の富士宮
会場となる朝霧アリーナ(静岡県富士宮市)は、ボーイスカウトの世界ジャンボリーが日本で初めて開催された由緒ある場所。雄大な富士山を臨むその広大な高原で、参加するほぼ全員が‘CAMP IN’の名の通り、1泊2日でキャンプをしながら音楽を楽しむのが“It's a beautiful day 〜Camp in 朝霧JAM”スタイル。

■ステージは、2つ
色とりどりのテントがすり鉢状に取り囲むメインステージ「RAINBOW STAGE」と、芝生の上のダンスフロアになるセカンドステージ「MOONSHINE STAGE」の2ステージから構成され、ジャンルを超えたラインナップはまさにジャムたるゆえんでもある。

過去には、ザ・ストリング・チーズ・インシデント(STRING CHEESE INCIDENT)やモグワイ(MOGWAI)、ジャック・ジョンソン(JACK JOHNSON)、G・ラヴ&スペシャル・ソース(G.LOVE & SPECIAL SAUCE)、ケミカル・ブラザーズ(THE CHEMICAL BROTHERS)、ハナレグミ、SOIL&"PIMP"SESSIONSなどなど……多彩な顔ぶれのアーティストが登場している。



『朝霧JAM』の特徴は、ゆるりと組まれたタイムテーブル。音楽以外の大自然でのひとときやキャンプをゆっくりと楽しめるように設定されているので、まったりしたい人にはもってこいの音楽フェスだ。今年は、1日券(10月9日(日)のみ)も初登場したので、今回は、その1日券で楽しむための、まったりタイムを彩ってくれる注目の出演アーティスト5組にスポットを当ててみよう!

■ジェイク・シマブクロ/Jake Shimabukuro (12:10〜13:00/RAINBOW STAGE)



今年デビュー15周年を迎えるジェイク・シマブクロ。昨年に引き続き、新曲を交えてお贈りする日本ツアーの一環として『朝霧ジャム』に出演するとのこと。ジェイクにしか出せないウクレレの音色が高原で広がるのだから、まったりタイムは確定。優しく、しかし強く心に響く音色に魅せられよう。

■クラムボン (13:30〜14:20/RAINBOW STAGE)



今年も精力的に様々なフェスへの出演がめざましいクラムボン。『朝霧Jam』のまったり感にもピッタリの、ほぼ常連と言えるバンドだろう。昨年、結成20周年を迎え、バンドとしての独自スタイルを持っているのは周知の事実だが、メンバーのソロ活動の幅もかなり広い。今年の朝霧ではどんなステージを魅せてくれるのか期待が高まる。

■イタカバンド/Itaca Band (15:45〜16:30/MOONSHINE STAGE)



カタルーニャ出身のイタカバンド( ITACA BAND)は、ラ ペガティナ(LA PEGATINA)をフューチャーした1stアルバム『LA SELVA』の成功をきっかけに、今やバスクやヨーロッパで広く知られ、数万人規模の野外フェスに頻繁に出演するモンスターバンド。その初来日がこの『朝霧Jam』なのだ! まったり……とだけにはならないはずだが、レゲエやサルサ、スカ、パンク、ルンバカタラナを取り入れたサウンドを存分に楽しもう。

■コンゴ・ナッティakaレベルMC withコンゴ・ダブス/
CONGO NATTY aka REBEL MC with CONGO DUBZ (Congo Natty, Big Dada, UK) (17:00〜18:30/MOONSHINE STAGE)



今年のまったりベスト・アクトに一番近い場所にいるのは、MOONSHINE STAGEステージのヘッドライナーであるコンゴ・ナッティakaレベルMC、この人だろう。ルーツ・レゲエを根底にヒップホップ、ラガの影響下に育ち、'80年代後半からは、スカとハウスのミックスや斬新なブレイクビーツで注目を集め、近年では'13年にNinja Tune傘下のBig Dadaと電撃契約。今も尚、ルーツ・レゲエと自らが築いてきたジャングルのヴィジョンに向き合っている彼がバンドと共に朝霧 Jam を心地よく揺らしてくれることだろう。

■あらかじめ決められた恋人たちへ (18:00〜19:00/RAINBOW STAGE)



“踊って泣ける”孤高のバンドとして独自の道を切り開くあら恋は、今年のRainbow Stageのヘッドライナーだ。あの朝霧高原の大空間において映画にも似た喜怒哀楽が包括されたストーリー性のあるサウンドを聴けるだなんて、最高のまったり具合になるはずだ。テルミンや鍵盤ハーモニカを堪能しつつ、解放感溢れる野外でバンドの特徴である轟音ダブ、シューゲイズサウンドに身を任せるのもまた、いいまったりタイムになるだろう。

今年からは日帰りでも参加できる『朝霧JAM』。来週末は、音と自然と溶け合って、まったりと一体になってしまおう!

文=早乙女‘dorami’ゆうこ

イベント情報“It's a beautiful day” Camp in 朝霧Jam
 日時:2016年10月8日(土)、9日(日)
 会場:朝霧アリーナ(静岡県富士宮市)

 

■ 2日通し入場券:¥15,000 (おひとり・税込み)
こちらのチケットでキャンプも行って頂けます / 小学生以下のお子様は保護者の同伴に限り入場無料です
■ 10/9(日)1日入場券:¥8,000 (おひとり・税込み)
こちらのチケットではキャンプ泊はできません / 小学生以下のお子様は保護者の同伴に限り入場無料です
■ 駐車券(2名以上〜受付)
場外・ふもとっぱらオートキャンプ駐車券:¥8,000(車1台・税込み)
場外・グリーンパーク駐車券:¥4,000(車1台・税込み)
場外・グリーンパーク10/9(日)1日駐車券:¥2,000(車1台・税込み)
※お車でご来場の場合は、必ず入場券と併せて駐車券をお求めください。駐車券のみの販売はございません。
※場外駐車場から会場まではシャトルバスでの移動となります。
※場内・オーバーナイト駐車券は売り切れました。
※新券種:10/9(日)1日入場券、場外・グリーンパーク10/9(日)1日駐車券は、現在発売中。
【当日引換】<2日通し券>も発売開始!

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