20周年記念ツアー『20th L'Anniversary TOUR』最終公演を開催したL'Arc〜en〜Ciel

20周年記念ツアー『20th L'Anniversary TOUR』最終公演を開催したL'Arc〜en〜Ciel

ラルク、20thツアーファイナル開催 
「20年一緒にきてくれてありがとう」

L'Arc〜en〜Cielが、全国5大都市のアリーナ・ドーム会場をまわる20周年アニバーサリーツアー『20th L'Anniversary TOUR』を締め括る大阪2Days公演を、京セラドームにて12月3日(土)・4日(日)に開催した。
9月10日、さいたまスーパーアリーナからスタートした本ツアー。最終日となる京セラドーム公演2日目はhydeの独唱からスタート、オープニングナンバーとしてストリングスアレンジが施された「Fare Well」を披露し、続く「Caress of Venus」や「GOOD LUCK MY WAY」といった激しい楽曲では、前半にも関わらずアクティヴな動きをみせるメンバーに会場の熱気も急上昇していく。

この日のライヴの模様は、日本に加え香港、台湾、韓国の映画館でも同時生中継されており、途中のMCではhydeが「今日はね、いろんなところの映画館で観てる人もいるんですよ。日本中とアジア中に流れてるんで。アンニョハセヨ、ニイハオ。」と呼びかける場面も。「ここは広いけど、隅っこまでかわいがってやるからよ。映画館のみんなもかわいがってやるから。一緒に行こうぜ!ファイナルなんで悔いを残さないように」との煽るようなMCに、場内からは大きな歓声が沸き起こった。

「Dune」「ガラス玉」など初期ナンバーを立て続けに披露した後、赤いサーチライトが場内を照らすと「REVELATION」の導入となるコール&レスポンスが始まる。下手からtetsuyaが、上手からyukihiro、kenが、それぞれカートに乗ってアリーナ外周を移動するというドーム公演らしい演出で3人がステージに立ったところで演奏がスタート、続いて火柱とともに輿に乗ったhydeがアリーナに登場すると、会場はひときわ熱い興奮で包まれた。

アンコールパートは、本編の熱気とは一転、オープニング同様にアコースティックアレンジを加えた「Anemone」で幕開け。今年リリースされた新曲を披露したあとの最後のMCでは、「ここから始まってこの20年、雨降ったり、嵐が来たりありましたけど、ここまでこれたのはホントにみんなのおかげだと思います。20年一緒にきてくれてありがとう。」というhydeの温かな言葉に応えるように客席は惜しみない拍手で溢れ、前日のオープニングも飾った彼らの代表曲「虹」で、足掛け4ヶ月間にわたる20周年ツアーを締め括った。

なお彼らは、来年3月から香港を皮切りに世界ツアー<L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012>を開催することが決定しているが、5月に東京と大阪でも公演を行うことを発表。詳細は今後公式サイトにてアナウンスされる模様だ。

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