46人のオーケストラと共に自身の曲をセルフ・カヴァーしたピーター・ガブリエル『ニュー・ブラッド』

46人のオーケストラと共に自身の曲をセルフ・カヴァーしたピーター・ガブリエル『ニュー・ブラッド』

ピーター・ガブリエル、オーケストラ
で新たな解釈に挑んだセルフ・カヴァ
ー作発表

ソロ時代の名曲をオーケストラアレンジで再解釈したピーター・ガブリエルの最新作となるアルバム『ニュー・ブラッド』が10月12日発売された。
昨年、デヴィッド・ボウイ、レディオヘッドらの楽曲をピーター・ガブリエル流に独自解釈したカヴァー・アルバム『スクラッチ・マイ・バック』に続き、そのコンセプトを受け付ぎ自身の楽曲をセルフカヴァーした本作。

自ら「オーケストラのおかげで、元々は存在していなかった新たな次元が曲にもたらされたんだ」と語るように、レコーディングのために総勢46人のニュー・ブラッド・オーケストラを結成し、元ドゥルッティ・コラムのジョン・メトカーフが編曲を担当、ベン・フォスターの指揮のもとで制作された。

有名曲から隠れた名曲まで、彼が今まで創作してきた楽曲に、今度は彼がその曲の解釈者として新たな息吹を吹き込んだ今回のアルバム。

「僕の目的は、伝統的なロック・アレンジや楽器編成方の枠外で作品をつくるということ。大胆かつ革新的な姿勢で臨み、可能な部分では強弱や両極端なものを取り入れたいと考えていた。本作に収録されているのは、よく知られている幾つかの曲と、あまり知られていない幾つかの曲の、かなりラディカルな解釈だ。・・・」とピーター・ガブリエルが語るように今まで彼の楽曲に親しんできたリスナーにもきっと新たな発見があるに違いない。

【リリース情報】
ピーター・ガブリエル『ニュー・ブラッド』
2011年10月12日発売 TOCP-71197 ¥2,500(税込)

【収録曲】
1.リズム・オブ・ザ・ヒート
2.ダウンサイド・アップ feat.メラニー・ガブリエル
3.サン・ジャミント
4.イントゥルーダー
5.ウォールフラワー
6.イン・ユア・アイズ
7.マーシー・ストリート
8.レッド・レイン
9.ダークネス
10.ドント・ギヴ・アップ feat.アーネ・ブルン
11.ディギング・イン・ザ・ダート
12.ザ・ネスト・ザット・セイルド・ザ・スカイ
13.ア・クワイエット・モメント
14.ソルスベリー・ヒル(*ボーナストラック)

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