【連載コラム】稚菜、桐谷健太の「海
の声」をカバー

さて今日も恒例の一曲。
「海の声」

この曲を知らない人はいないんじゃないかなと思います。
某携帯会社のCMで浦島太郎役の桐谷健太さんが歌われていますね。
この曲の作曲者は私の大好きなBEGIN
初めて聴いた時から絶対BEGINが書いた曲だろうなぁなんて思っていたらその通りでした。
心があったまる様なそんな曲を、桐谷健太さんが歌うのもまたいいなって思います。
桐谷さんがこの撮影をした時、実際に三線を弾いていた、と聞いたので。
私も仲良くさせてもらっている沖縄バンドマンに三線をお借りして練習し、弾きながら歌いました。
…撮影日、めっちゃくちゃ寒かったです。この次の日に風邪を引いた事は言うまでもありません。笑
でも自分の中で妥協はしたくないというもがあったので頑張って弾きました。
そこの所も是非見て頂けたら、と思います。
生まれ育った静岡、そして今暮らしているここ東京。
自分にとって大事な場所。
そこに私にはもう一県、沖縄が入る。
何故だか分からないけれど、私の心に深く深く刻まれている。
初めて訪れた14歳の時、歴史を学んで、同時に綺麗な場所や優しい人たちに沢山出逢って。
あまりにも相反する世界がそこにあった事、そして私自身が育って来た環境とは何だか少し違う空気が流れている事を感じ取ったからかもしれません。
そして何より私が今音楽を目指すきっかけの一つにもなっているのも、
大きな理由の一つかもしれない。
子供ながらに考えさせられる時間がそこには沢山あった。
だから強く強く忘れない想いが沖縄にはあるのかもしれません。
遊びに行く度に、中学の修学旅行で出逢った方と今でも必ず会う。
遊びに行く度に、見ず知らずのおじぃやおばぁと話をする。
誰よりもあったかい人たちが住んでいるのが沖縄だと思う。
私自身人が好きだから、初対面でもまるで家族の様に人を愛し返してくれる「いちゃりばちょーでー(一度出逢ったら皆兄弟)」の沖縄の人の心が好きです。
そうじゃない人ももしかしたら中にはいるのかもしれないけれど、この10年私が出会って来た中にはそんな人はいないから。
だからみんなみんな大好きだ。

一年に一度は必ず訪れたい場所。
自分を自分でいさせてくれる所。
今度はプライベートではなく、歌いに行きたいな、なんて事を密かに思っているのでありました。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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