ポリネシアンHulaダンサーだった3人
が結成したアイランドレゲエバンド、
Tribal Theory

Aloha! Natasha(ナターシャ)です。毎週火曜日にマウイ島からホットなisland Reggae(アイランドレゲエ)のHOTなニュースをお届けしています。今日までSan Diegoでのんびりしていました。イースターが終わったので、これから夏休みまで勉強がぎっしり詰まっています…。

アメリカ西海岸の大学は各学期の初日にいろいろなアーティストを呼んでコンサートを開いてくれます。昨日はアイランドレゲエバンドのTribal Theory(トライバル・セオリー)がオープニングでした。マウイ島で兄たちとこの曲を聴いて育ったので、とても嬉しかったです。

サモアとグアム出身のサンディエゴ育ちのメンバーによって、2005年に結成されたTribal Theory。元ポリネシアンダンスのHulaダンサーグループKaleo O’Nalaniのメンバーが3名いるのですが、裏庭でバーベキューをしながらウクレレを弾きながらダンスの練習をしていたのが、なぜかグアムのルーツメンバーが多いため、アイランドレゲエのジャムセッションをするようになったのがバンド結成のきっかけらしいです…。そんな彼らは西海岸にアイランドレゲエをWest Coast Coolというイメージで作り出しました。
2005年の結成以来、Katchafire、Collie Buddz、Natural Vibrations、Ekolu などのオープニングをつとめ、2012年にリリースした 「Dejah Vu」と「Hell of a Night」 が大ヒットし、サンディエゴミュージックアワードで優勝を果たします。この大ヒットがきっかけで、故郷のグアムでコンサートが開催されました。

Tribal Theoryの3人のリードボーカルの1人、AJ(Aberary)は母親のお腹にいるときに「毎日アイランドレゲエやボブマリーを聴かせたからレゲエが好きになって産まれてきたんだ。」と言われたとか...。

そして、Nicoは初めはパンクが好きでしたが、Bob Marleyの「傷ついても音楽が傷を癒す」という言葉でレゲエ好きになったそうです。

もうひとりのリードボーカル、Michaelはヴァイオリン奏者。サンディエゴシティオーケストラの所属で、クラッシックで鍛えられた絶対音感が彼のサックスを豪華に仕立てたのかもしれません。

私たち兄弟が大好きな彼らの素敵なハーモニーの曲、是非聴いてみてね。
Mahalo

著者:ナターシャ

OKMusic編集部

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