WOWOW開局25周年記念 連続ドラマW「沈まぬ太陽」キーカット (c)WOWOW

WOWOW開局25周年記念 連続ドラマW「沈まぬ太陽」キーカット (c)WOWOW

上川隆也「沈まぬ太陽」初ドラマ化で
山崎豊子作品約20年ぶりの主演に「虚
心坦懐、臨みたいと思います」

山崎豊子の最高傑作「沈まぬ太陽」が、上川隆也を主演に迎えた連続ドラマとして放送される。未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き、巨大組織で生きる者たちを、WOWOW史上最大のスケールで描く。
「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「大地の子」「運命の人」など、誰もが知る名作を残している日本を代表する作家・山崎豊子。その多くが映像化されている中で、長年TVドラマ化不可能とされてきた傑作小説「沈まぬ太陽」(新潮文庫刊)が遂にドラマ化される。同作は単行本・文庫本の売り上げが累計700万部を超え、数ある山崎作品の中でも最もヒットした大ベストセラー。このたびのドラマ化では、連続ドラマW過去最長となる全20話で構成し、アフリカ・中東での海外ロケなど、かつてない規模で製作が行われる。
脚本は2014年放送の大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一、監督は「連続ドラマW マークスの山」「連続ドラマW 下町ロケット」の水谷俊之、鈴木浩介、そして、主人公“恩地元”役には上川隆也を起用。1995年放送のTVドラマ「大地の子」で新人ながらも主人公を演じ一躍脚光を浴びた上川が、20年の歳月を経て、再び山崎豊子作品の主役に挑む。さらに、ライバル“行天四郎”役には「連続ドラマW 翳りゆく夏」での熱演も記憶に新しい実力派・渡部篤郎。そのほか、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ら豪華なキャストが集結している。

「WOWOW開局25周年記念 連続ドラマW 沈まぬ太陽」は2016年5月8日(日)よる10:00スタート[第1話無料放送]。作品の詳細については、公式HP(http://www.wowow.co.jp/dramaw/shizumanu/)を参照されたい。

<スタッフ・キャストコメント>

■上川隆也(恩地元 役)コメント

――「大地の子」以来山崎豊子作品の主演は約20年ぶりですが、本作にご出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

私の人生を大きく変えることになった「大地の子」の作品の放映から20年が経ちました。
自らも50代に入り、一つの大きな節目を迎えたこの時に、山崎先生の作品に携わる機会を得られた事に、何とも申し上げようもない御縁を感じます。感謝と共に驚きを禁じ得ません。

――主人公・恩地元を演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。

虚心坦懐、臨みたいと思います。

■渡部篤郎(行天四郎 役)コメント

――本作のご出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

山崎豊子さんの作品に出演させて頂くことは、大変光栄な事だと、感じております。

――クランクインに向けて意気込みをお聞かせください。

素晴らしい原作を映像化する事は、非常に困難な作業になると思いますが、多くの原作ファンの方に、納得して頂けるよう、楽しんで頂けるよう、心を込めて演じさせていただきます。

■夏川結衣 / 恩地りつ子…恩地元の妻

 山崎豊子さんの代表作に参加するということで、光栄であると同時に身が引き締まる思いです。恩地元を真摯に演じられている上川さんと共に、その妻であるりつ子という一人の女性を丁寧に演じていきたいです。
 本作は仕事や家庭といった、普遍的なテーマを扱っていて、とても身近に感じられる作品だと思います。
 「沈まぬ太陽」は人生そのものです。今も昔も変わらない、人間の葛藤や生き様を描いていますので、ぜひ、毎週ご覧ください。企業のお話ですが、わかりやすい脚本ですので、女性の方にも楽しんで頂けると思います。

■檀れい / 三井美樹…国民航空 客室乗務員

 WOWOW開局25周年記念として、制作される「沈まぬ太陽」に出演出来ることを、本当に光栄に思っています。実は私も宝塚で初舞台を踏んで、今年で25年になります。今回、この作品に素敵なご縁を感じ、ワクワクしながら台本を読ませて頂きました。全20話で綴られるこの大作を、成功に導く為に、精一杯「三井美樹」を演じたいと思います。  豪華なキャストとスケールの大きなストーリーで、一話も見逃せない程、内容の濃い素晴らしい作品になると思います。どうぞお楽しみに待っていてくださいね。

■板尾創路 / 八馬忠次…国民航空 労務課長

 WOWOWのドラマには過去数本出演させていただいてますが、今回25周年記念作品に声をかけてもらい本当に嬉しかったです。
 WOWOW連ドラ史上No.1の作品になると確信してますので、楽しみに待っててください。

■小泉孝太郎 / 沢泉正夫…国民航空 労働組合員

 今回WOWOW開局25周年を記念して作られる作品に参加できることを大変嬉しく思います。素晴らしい原作に素晴らしい脚本で今からワクワクしております。皆様、どうぞご期待下さい。

■草刈民代 / 耀子・ヒギンズ…アフリカの女王 コーヒー農園主オーソン・ヒギンズの妻

 アフリカの雄大さは正に、「行ってみなければわからない」ものでした。大らかで、とても素朴で、熱心に仕事に取り組んでいる人々の姿から、私自身も大きなエネルギーをいただいたような気がします。まだまだ人種間の壁が厚かったこの時代に、アフリカで生きていた日本人を想像するのはとても難しいと思っていたのですが、実際に行ってみて、耀子さんはアフリカという土地柄や自然に魅了され、そこにも支えられていたのではないかと感じました。ほんの数日でしたが、色々なことを感じ、気づくことができました。
 この物語の時代から半世紀が過ぎています。時代に伴う進化、また消えて無くなってしまったもの、物質的、精神的・・・・様々なものが混沌としている時代だからこそ、今このドラマを観ることで、色々な再発見があるのではないかと思っています。全編拝見するのが楽しみです。

■若村麻由美/ 行天麗子(ぎょうてん れいこ)…行天四郎の妻・元客室乗務員

 山崎豊子先生原作のドラマは「白い巨塔」以来二作目となりますが、財前夫人同様、今回の行天夫人もドラマ版として描かれています。行天夫妻はシェイクスピアのマクベス夫妻にも通じる欲望と愚かさがあり、現実的な目線で夫を叱咤激励する妻は欲望に正直で人間味溢れる役と感じています。
 組織に生きる様々な立場の人間の価値観と欲は、家族や周囲の思惑も含み、社会という渦に飲み込まれていきます。ご期待ください。

■古谷一行 / 桧山衛(ひやま まもる)…国民航空 社長 国民航空の社長

 この頃、どの現場に行っても自分が最年長という仕事が多くなってきました。今回の桧山も社長ですから恐らくそうなるでしょう。つい何年前は自分より年長の素晴らしい先輩達が居てくれて安心感を与えてくれていた。淋しいと思う反面、頑張らなくてはとも思います。

■國村隼 / 堂本信介(どうもと しんすけ)…国民航空 労務担当取締役

 この作品は、原作を読んでいた時に《堂本》という人物像に特に興味をそそられていました。
そんなことからオファーを貰ってたいへん嬉しく思いました。
 山崎豊子さん原作の「沈まぬ太陽」。
 その壮大な作品世界が忠実に立体化された作品になっています。楽しんで下さい

■青木泰憲 プロデューサー(WOWOWドラマ制作部)コメント

現代社会への警鐘を鳴らす小説を発表してきた日本を代表する作家・山崎豊子。
「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「大地の子」「運命の人」等、誰もが知る名作を数多く残しているが、その中でも唯一テレビドラマ化されてないのが、700万部を超える大ベストセラーであり、最高傑作とも言われる「沈まぬ太陽」である。
想像を絶する組織の不条理に決して屈することなく、最後まで正義を貫いた主人公・恩地の想いは、全20話を通して視聴者の心を掴みつづけるものと確信している。
組織に逆らい左遷され続けた男・恩地と、組織に従い出世し続けた男・行天という対照的な二人の人間ドラマは最終的にどのような結末を迎えるのか最後まで見守っていただきたい。
この重要な二人のライバルの役は、私がプロデュースしてきた作品を数多く支えてくれた上川隆也さんと渡部篤郎さんのお二人に迷わずオファーしました。
とても信頼しているお二人なら間違いなく自分がイメージする人物像を演じきってくれると思ったからです。
上川隆也さんとは、「マークスの山」「レディ・ジョーカー」「祖国」「震度0」など、
渡部篤郎さんとは、「下町ロケット」「プラチナタウン」「再生巨流」などでご一緒しています。
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