“来月会える口実をくれるかな”―W
HITE JAM「Valentine」でもう一度思
い出してほしい、バレンタインのとき
めきバレンタイン！

みなさん、チョコレートの準備は万端ですか？バレンタインという日の決戦に備え、好きな人に約束を取り付けた人もいるかもしれません。
約束なんて大袈裟な、と思っていたら大間違い。そんな人は、WHITE JAMのメジャーデビューシングル「Valentine」をすぐに聴きましょう。シンガーのSHIROSEとNIKKI、ラッパーのGASHIMAの3人で作られたこの楽曲が、バレンタインが1年に1度しかない特別な日であることを改めて教えてくれる。
PVは出だしから少し驚く部分があるが歌詞に合った内容はホロっと涙を誘うものがあるので、一緒におススメしたい。
最近はハロウィンに押され気味のバレンタインデー。チョコをあげる目的も、告白から周囲の人への感謝と変わってきているよう。でも、ハロウィンに負けないくらい男女にとって大切な日であるということを忘れていませんか？
WHITE JAM「Valentine」
――――
特別なものはいらないよ 今日も君に恋をしたいだけ
来月あえる口実をくれるかな
例えばいつか僕らにも別れがきたとして
この日だけは会うと約束しておこうか
一年に一度の Valentine's day
――――
女子だけが盛り上がる日となりつつあるバレンタインデー。つまり、告白する日という雰囲気が薄く、特別ときめきもない日になりつつあるというわけだ。
だからこそ、この楽曲のCDジャケットにあるコピーは、切実な問いかけである。
『あなたはバレンタインを知っていますか？』
バレンタインと言えば、男女間に漂うドキドキ、ソワソワした空気。女子も男子も落ち着かない日だ。好きな子が誰にチョコを渡すのか、もしかして自分に、と気になってしまう男子。いつ・どこで渡そうといっぱいいっぱいになる女子、という具合に。
また、バレンタインは男女関係なく口実を作るには絶好の日なのだ。告白に成功すれば、2人だけの特別な日となる。たとえ、ずっと一緒にいられなくなっても一生の思い出として胸に残り続けることだろう。
“特別なものはいらないよ 今日も君に恋をしたいだけ”
“来月あえる口実をくれるかな”
“甘いのも苦いとこも含めて 全部独り占めしたいけど”
“願いは今日も明日へと溶けてゆくよ”
何年経っても、相手の心を独占していたいと想う気持ち。それは誰もが願うことである。しかし、相手の心の特等席はいつ埋まってしまうかわからない。ずっと、変わらない恋ができるかは、自分の行動次第なのだ。
想いも、告げなければチョコのように溶けてしまうのは一瞬。だからこそ今年はバレンタイン、少し頑張ってみませんか？
ホワイトデーを“来月会える口実”にする為に。
TEXT:空屋まひろ