メンバーが癌の放射線治療入院中に生
まれた曲が大ヒットしたTrey Smoov

Aloha! Natasha(ナターシャ)です。毎週火曜日にマウイ島からホットなisland Reggae(アイランドレゲエ)のHOTなニュースをお届けしています。

今アメリカは大寒波で、マウイ島も何となく涼しい感じです。この季節は親子のクジラや、波打ち際でゴロゴロしているアザラシも見れる季節~そして、Maui島の有名な大波Jaws(ジョーズ)に乗るために沢山のプロサーファーが遊びに来ています。めったに波がないワイレア地区にも、大きい波が毎日来ていますよ。私は波が高すぎて海に入らなかったけど、ハレアカラ火山やクラにハイクに行ったりのんびりやっています。

さてさて、今回は私のiPodにも2曲も入っている大好きなTrey Smoov(トレイスムーヴ)の紹介です。
Trey Smoovは南カリフォルニア生まれのサモアの親友3人組。たまたま3人でアカペラを歌い、冗談で“‘Samoan Singing”(サモア人が歌ってる)っていうタイトルでYou Tubeに公開後、パーフェクトピッチで天使のようなハーモニー、ソウルフルな歌声が話題となって、瞬く間に多くの再生数を獲得したことがきっかけで、「じゃあ、折角だからグループを組もう!」とTrey Smoovが誕生したという。

そして、Trey Smoovの独特なisland Reggaeを作ろうとHip-Hop、Classic R&Bを取り入れて、自分たちオリジナルで最初のレコーディング「Misconception」をリリースしてデビューしたの。

「Another Sad Love Song」や「Can I Be The One」は西海岸、ハワイのラジオ局であっと言う間にヘビロテになり、island Reggaeのアーティストとして不動のものに! カリフォルニアで毎年開催されるIsland Reggae Fesでは、デビュー後すぐに出演が決ったほどよ。

メンバーのMack Daddyが2008年に骨肉腫という癌にかかり、2009年までの放射線治療で入院している最中に、看護婦さんに歌って聴いてもらったり、感想を聞いたりして、この歌が生まれたそうな...。退院の時にこの曲を歌ってあげたんですって! 素敵!

私の大好きなTrey Smoovの曲お勧めです。聴いてみてね!
Mahalo

著者:ナターシャ

OKMusic編集部

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