AKB48・⾼城亜樹&永尾まりや 、仲間
たちに囲まれ笑顔でのラストコンサー

昨年12 ⽉にそれぞれAKB48 からの卒業を発表した⾼城亜樹さんと永尾まりやさんの卒業コンサートは、AKB48 グループ初の合同開催という形で⾏われた。

まずは、永尾さんとその同期である9 期⽣たちとのパフォーマンスで幕開け。9 期⽣のお披露⽬公演で披露した『RIVER』、チーム4 として愛着のある『⾛れ!ペンギン』、フリが覚えられなくて苦労したという『そばかすのキス』と、永尾さんや9 期⽣にとって思い出深い楽曲から始まりまった。

続いて、⾼城さんが登場。ステージに設置された⾼城家の⼤きな“こたつ”に、⼤家志津⾹さんと北原⾥英さんと並び、⾼城さんが最速で研究⽣から正規メンバーに昇格した際の思い出などを語り合った。その後も、⾼城さんを慕うメンバーが次々とこたつでの団らんに加わり、思い出話や今だから⾔えるエピソードに花を咲かせた。⾼城さんの“こたつ”に対し、永尾さんは“バー”のセットで、次々に来店するメンバーとトークを繰り広げた。その後は、『アボガドじゃねーし』『ジッパー』『君は僕だ』などのユニット曲をメドレーで披露した。

公演が中盤に⼊り、それまで別々にステージに登場していた⾼城さんと永尾さんが、ついに⼀緒にステージに登場。⾼城さんが憧れの先輩とする⼩嶋陽菜さんと⼤島優⼦さんのユニット曲『スキャンダラスに⾏こう』を、2 ⼈で披露した。

その後も⾼城家の“こたつ”には次々にメンバーが訪問。伊⾖⽥莉奈さんたちが卒業記念ポスターと称して⾃分がメインのポスターを⾼城さんにプレゼントしたり、明らかに柏⽊由紀さんが登場する雰囲気の中、なぜか卒業⽣である内⽥眞由美さんが登場し『渚のCherry』を披露するなど、卒業公演であることを忘れさせるようなステージ構成で会場を盛り上げた。

そんな楽しいムードも終盤では⼀変。永尾さんは「まりやぎさんからのお⼿紙」として、「何百⼈もいる⼥の⼦の中から、私を⾒つけてくれてありがとう」と、これまで⽀えになってくれたファンに感謝の⾔葉を綴った⼿紙を読み上げた。そんな永尾さんに対し、特に親交が深かった後輩の阿部マリアさんと、同期としてAKB48 加⼊後の⾟い時期を⽀えあってきたという島崎遥⾹さんから、これまでの感謝とこれからも変わらない友情の⾔葉が伝えられた。

⾼城さんは、同期ではないものの境遇が似ていてともに活動することが多かったという北原⾥英さんと『思い出のほとんど』を互いに涙を流しながら歌唱。さらに2 ⼈しかいなかった6 期⽣唯⼀の同期である卒業⽣の野中美郷さんも駆けつけ、⼀緒に『向⽇葵』を披露した。

アンコールでは、⾼城さんは純⽩のドレス、永尾さんは真紅のドレスにそれぞれ⾝をつつみ、ステージに登場。永尾さんは⾃⾝の22 歳の誕⽣⽇である3 ⽉10 ⽇に1st 写真集を発売することを発表し、⾼城さんもこれまで応援し続けてくれたファンに、涙を浮かべながらも「⽴ち⽌まりたくない」と今後も⾃分の限界に挑戦し続けていくことを誓った。

最後は、全員で『アリガトウ』を歌唱。2 ⼈を慕って集まってくれた仲間たちに囲まれ、笑顔で卒業コンサートを締めくくった。なお、2 ⼈のAKB48 劇場での卒業公演⽇程は、追って発表の予定だ。


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