【連載コラム】稚菜、由紀さおりの「
夜明けのスキャット」をカバー

さて、今日は私が通っていた専門学校の話を少し。
私が専門学校に通い出したのは、約4年前。
ボーカルコースは、ソロ、バンド、シンガーソングライターの3つのコースに別れていて、
私はもちろんシンガーソングライターコース(ここからはシンソと省略します)でした。

私が思うにシンソは割と変わった人が多い。
自分で自分を表現するからでしょうか。
孤独が好きな人が多いし、発想も少しぶっ飛んでいたりします。
その証拠に、私は自分は普通の人間だと思っていますが周りからは変わってるねー!と言われる事が多いですね。笑
それからシンソコースには留学生の方が沢山いました。
私が一番仲良かったのは韓国人の友達です。
韓国の人って日本人よりかなり自立している人が多いので、
考え方も行動力も少し上をいっていました。
そして一人でいるのを好む人が多い。笑
私も群れるのは何かと苦手で一人でいるのが好きな方なので、
その距離感が一番楽でありがたかったな。
ただ一つ後悔しているのは、あの時友達から少しでも韓国語習っておけば良かったなぁ…という事ですね。笑

色んな人がいて面白いです。
色んな考えがあったから新しい発想が生まれてきたりしました。
専門に行くだけ無駄、そう言われる方もいます。
でもね、無駄な事って何一つないって私は思う。
無駄にするかしないかは自分次第じゃないでしょうか。
私は自分にとって必要だと思う事だけでも真剣に取り組んできました。
そして何より待っているだけでは何も起きない、
自分から行動する事の大切さをうちの学校から教えてもらった気がします。
それは学校だけではありません。
勉強も仕事も、人付き合いだって全部、無駄な事はないはず。
失敗も自分の糧に必ずなる。
行動を起こしてみて初めて変わる事って沢山あるから。
これって無駄な事なのかな…そう思う事があったら、
まずはその考えを捨ててそれが与えうる結果を想像してみて下さい。
きっと何かしら自分を成長させてくれる結果があるはず。
見つかったら、その物事に取り組む姿勢が、明日からきっと変わるでしょう。
無駄だと思いながら取り組むより、前向きに挑戦する方がきっと楽しいですよ。
さて今日の一曲は、由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」。
スキャットとは意味のない音(例えば「ダバダバ」「ドゥビドゥビ」といったような)をメロディーに合わせてアドリブで歌う事です。
声を一つの楽器として表現します。
専門に通っていた初期、よくこの表現方法で即興でセッションをしていました。
スキャットってやってみると分かるかもしれませんが、凄く気持ちよく歌えるんですよね。
歌詞を気にしなくていい分、流れる音に身を任せて声を出せるからかもしれません。
歌っていて本当に気持ちよかったです。
ずっとルルル〜…と歌っていたかったなぁ。。笑
是非聴いて下さい。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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