ダンス・ミュージック国際カンファレンス&複合イベント”TOKYO DANCE MUSIC EVENT”が開催
2017年11月30日(木)から12月2日(土)の3日間、渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)を中心とした複数の会場にて、ダンス・ミュージックに焦点をあてた日本最大の複合型イベント”TOKYO DANCE MUSIC EVENT”(以下、TDME)が開催される。
TDMEは、世界各国の音楽業界に関わる人々が一堂に会する複合型イベント。日本独自のダンス・ミュージック文化を東京から世界へ発信し、市場の活性化を推進していくことを目的とし、「CONFERENCE(国際会議)」、「SESSIONS(音楽制作)」、「LIVE(音楽パフォーマンス)」という、3種類のパートで構成されている。
■CONFERENCE:音楽ビジネス、マーケティング、アート、テクノロジー業界に従事している方向けのビジネスカンファレンス
■SESSIONS:著名アーティストが参加する楽曲制作者向けのワークショップやスタジオセッション
■LIVE:国内外のアーティストによる、渋谷エリアのクラブ・ライブハウスで開催されるライブイベント
カンファレンスでは、世界的クリエイターや世界で活躍するアーティスト、ジャーナリストに加え、この度新たに伝説のレーベル〈Mute〉創始者・Daniel Miller(ダニエル・ミラー)やスタートアップ起業家の登壇が決定した。
今話題のblockchainの音楽業界への導入方法や、世界的リーダーdotblockchainの代表Benji Rogersと、日本の勢いにのっている音楽スタートアップ企業の代表たちが、日本における音楽やエンタテインメントの未来を語ることに。
【登壇者】
・Daniel Miller(ダニエル・ミラー)(Mute Records / DJ / Label Owner)
1951年生まれ、ロンドン出身。イギリスのレコードレーベルオーナー、音楽プロデューサー。テクノ・ポップのパイオニアにしてゴッド・ファーザー
にして、〈Mute Records〉の創始者(1978年設立)として知られる。近年はDJ活動を再開させ、バルセロナのSonarやアムステルダムの
ADE、イビサのRichie Hawtin presents ENTER.、ベルリンのBerghain、リヨンのNuit Sonoresなど、世界各地のクラブやフェスで
最前衛のテクノセットを披露している。
http://mute.com/
・五十嵐 弘彦(lute株式会社 / 代表取締役)
https://lutemedia.com/
・岡田一男(CAMPFIRE / 音楽事業 / エンタメカルチャー担当執行役員)
https://camp-fire.jp/
・野田威一郎(TuneCore Japan / 代表取締役)
https://www.tunecore.co.jp/
・Benji Rogers(dotBlockchain Media / CEO)
http://dotblockchainmusic.com/
・齋藤貴弘(弁護士 / ニューポート法律事務所)
・坂本 茉奈美(VJ / 映像デザイナー)
https://www.manamisakamoto.com/
・吉田 優華子(株式会社ドリコム / ディレクター)
https://pass.town/
・文原明臣(nana music Inc / CEO)
https://nana-music.com/
さらに、TDME発のエレクトロニック・クリエイターを募集するオーディション”INTERLUDE from TDME”の初開催も決定した。TDMEを通じて世界に羽ばたくクリエイターを発掘していく。
TDME開催と同時に、一次審査を通過したクリエイターの音源を公開し、オーディション公式プレイリストにて再生回数での審査を実施。審査員にはダンス・ミュージック・メディアや音楽フェスのオーガナイザーなどが参加する。特別審査員も随時発表予定。グランプリは豪華賞品や世界リリースなど、アーティストおよび作家活動の支援を受けられる。
【概要】
◆審査員:ソニー・ミュージックパブリッシング / テクニーク / レインボーディスコクラブ / クラベリア
◆後援企業:キャンプファイヤー / パイオニア DJ
◆応募締切:2017年11月17日(金) 24:00
◆応募方法:WEB エントリー限定
◆募集要項・応募資格:
・日本のエレクトロニック・ミュージックシーンを牽引する可能性を秘めた次世代クリエイター
・エレクトロニック・ミュージックのトラックメイカー(テクノ、ハウス、エレクトロニックス、EDM、トラップ、電子音楽など)
・特定のプロダクション、レコード会社、音楽出版社に所属していない方。年齢 / 性別 / 国籍 不問。
◆グランプリ特典 ※特別審査員賞および特別賞特典は随時発表
・賞金20万円
・Pioneer DJ豪華賞品(TORAIZ SP-16 など)
・Sony Music Publishing による作家活動のサポート
・TECHNIQUEによる世界デビューのサポート(2018年に年間4タイトルまでのアナログ・リリースを保証)
・TDME2017 アフタームービーのBGMとして採用
■オーディション特設ページ:https://clubberia.com/ja/features/tdme/
また、今年も”Ableton Meetup Tokyo”の開催も決定。テーマは”生楽器とエレクトロニクスの融合”。
第1部のトーク・セッションでは、実際に生楽器とエレクトロニクスを組み合わせた音楽を生み出しているアーティストたちをゲストに招き、どのようにして両者を組み合わせているのかディスカッションします。ゲストにはバンド・セットでのライブも好評のDÉ DÉ MOUSE、結成20周年を過ぎても未だ精力的な活動を続けるBuffalo Daughterからシュガー吉永、そして若手バンド急上昇中のyahyelからMONJOEの3名を迎える。モデレーターには日本最強(狂)のサイケデリック・ジャム・バンド、Dachamboのメンバーであり、このバンドでもMachine担当として生楽器プレーヤーと一緒に演奏しているCD HATAが務めます。
第2部のプレゼンテーションでは、生楽器とエレクトロニクスを融合させる実践として実際にAbleton Liveを使用してどのようなセッションを行うのか、KoyasとJosh BessのAbleton認定トレーナーの2人にギターやトランペットなど生楽器のメンバーを加え、生演奏とエレクトロニクスのプレーヤーが混在するバンド形式によるデモンストレーションを行う。また、実演の最後には出演者が観衆からの質問に答える質疑応答の時間も設ける。
著名アーティストが参加する楽曲制作者向けのワークショップやスタジオセッションが行われる”セッションズ”では、11月初旬に待望の再来日が決定している中、TDMEでもJeff Millsの世界観を堪能できるインスタレーション企画を実施。
天体と名付けられたサウンド・インスタレーションでは、スピーカーを多数使用したマルチ・チャンネルのサウンド・システムを使用し、伝統的なクラシック音楽と宇宙的な”デトロイト・テクノ”を高いレベルで融合させたJeff Mills(ジェフ・ミルズ)の最新作『Planets』を再現。そのチャンネル数は40chにも及び、楽器の配置も実際のオーケストラに添ったものとなっている。その空間の中に電子音用のスピーカーが配置され、TR-909のキックやライド・シンバルを演奏。ビジターはこのスピーカー群の中を歩くことができ、指揮台に登って指揮者の聴いている音や、特定の楽器に集中して楽しむこともできる。
このサウンド・システムのオリジナル・コンセプトは、新木場に拠を構えるSympho Canvas®代表の宮本宰により考案されたも。サウンド・システ
ムはSympho Canvas®に加え、AgehaやVentなど様々なベニューのサウンドシステムを手がけたTaguchiとHIRANYA ACCESSにより設計・提供されています。この『Planets』のサウンド・インスタレーションが体験できるのは、このTDMEのスペシャル・コンテンツだけになります。
【概要】