WARD21

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    WARD21ワード・トゥエンティワン

    実在するジャマイカの精神病棟からグループ名をとったというWARD 21は、アンドレ・グレイ/クンリー・マッカーシー/マーク・ヘンリー/ラナルド・エヴァンスからなるジャマイカ出身の4人組グループ。幼少の頃から友人同士だった4人は、ダンスホール・スタイル創始者の1人キング・ジャミーのスタジオでエンジニアなどの裏方の仕事をこなしていた。そして、98年に“WARD 21”を結成。翌年99年にキング・ジャミーがプロデュースを手掛け、各メンバー自らレコーディング・エンジニア/ミックスを担当した“Badda Badda”リディムがヒットしたのをきっかけに、“Bellyas”“Volume”といったヒット・リディムの製作に関与するとともに、クルーとしても名を上げていく。そして01年に1stアルバム『Mentally Disturbed』を発表。USヒップホップの影響も強く感じさせる新しいスタイルと、ジャミーズのリメイク・リディムを使用した楽曲が話題となった。続く2ndアルバム『U Know How We Roll』を03年にリリースする傍ら、“Sign”“Blue Steel”“Jumbie”“Trifecta”“Irob”といった人気リディムの製作に携わる。この頃には、すでにDJクルー/プロデューサー/エンジニアとしてシーンに欠かせない存在に成長。そして、06年に3作目となるアルバム『キング・オブ・ザ・ワールド』をリリースし、同作でついに本格的な日本上陸を果たした。