THE COLLECTORS 30th Anniversary TOUR "Roll Up The Collectors" ライヴレポート
今年はTHE COLLECTORSがアツかった。デビュー30周年を迎え、キャリア初の武道館単独公演を大成功に収めたかと思えば、映像作品のリリース。更に昨年12月にリリースしたオリジナルアルバム『Roll Up The Collectors』を携え6月からTHE COLLECTORS過去最大規模、全国32箇所に及ぶ全国ツアー【THE COLLECTORS 30th Anniversary TOUR “Roll Up The Collectors”】を決行。11月3日(金)東京・中野サンプラザホールをもってファイナルを迎えた。
緞帳が上がると、日比谷野外大音楽堂や日本武道館でも使われた「THE COLLECTORS」と書かれた電飾。古市コータローのギターと、今年から正式メンバーとなった古沢 'cozi' 岳之のドラムが鳴らす“地球の歩き方”のイントロは、否応なくテンションが上がる。しかも加藤ひさしの歌声は、長期ツアーの疲れなど一切感じさせない!“Million Crossroads Rock”では会場が揺れまくり、あちこちから歌声、歓声、拍手が響き渡った。
「22年ぶりに帰ってきました。」
この中野サンプラザホールでのライヴは何と22年ぶり。古市の言葉に「俺たちどれだけ長生きしてるんだろう(笑)。」と加藤。更に「何となくレアな曲、聴いてください。」と言うと、“孤独な素数たち“へ。(確かにライヴではかなり久々な気が)
フジテレビ系TVアニメ『ドラゴンボール超』エンディング主題歌でもあった“悪の天使と正義の悪魔“に続き、サウンドにビートルズ愛が宿る“That’ s Great Future ~近未来の景色~”、歪むギターから山森JEFF正之のベースリフでしめるエンディングはかっこよすぎる!