Stephen Yerkey

一時は“カントリー界のエルヴィス・コステロ”と騒がれたことのあるシンガー・ソングライター。そのキャッチコピーの通り、一筋縄ではいかない音楽性の持ち主である。基本はカントリー〜ルーツ・ロックなのだが、ジャズやウエスタン・スウィングなどをオルタナ的な文脈で混ぜ合わせてみせる。そんなテクスチャーにのって、フリーキーな歌声を発し、独自としか言いようのない音世界を構築。数多いるこの手のミュージシャンの中でも、抜きん出た個性を放つ。