Slum Village
2450 views
0
フォロワー
Slum Villageスラム・ヴィレッジ
コモン/ファーサイド/トライブ・コールド・クエスト/デ・ラ・ソウル/バスタ・ライムズ/ディアンジェロ……というアーティストたちのトラックを手がけ、クオリティの高いサウンド・メイキングで名の知れた男、ジェイ・ディー。トライブ・コールド・クエストのQ・ティップ&アリらと共にウマーなるプロデュース・チームを組んでいたことでも知られるトラック・メイカーである(ソウルクエリアンズのメンバーでもある。近頃ではマッドリブとジェイリブとしても活躍)。
そんな彼が、地元デトロイトのラッパーふたり(バーティン&T3)を従えてスラム・ヴィレッジを結成、デビュー・アルバム『ファンタスティック,vol.2』(00年)を発表した(『〜vol.1』はテープ&アナログ盤のみ。J-88名義作で一部披露された)。このアルバムでは、それまでのプロダクションにも見られた極端に音数の少ないクールでドライなビートを展開。スモーキーで刺激的なビートは、どこか心地よいファンクネスを秘めるものだ。そして、そのオリジナリティに溢れるビート上を浮遊感あるエレピ/シンセ音が舞い踊る。が、けして“洗練”や“オシャレ”という言葉が似つかわしいものではなく、もっと粗野でメタリックでダーティでドラマティックなものである。
その後、ジェイ・ディーやバーティンの脱退(ジェイ・ディーは現在でもプロデューサーとして深く関与)、ラッパー=エルザイの加入などを経て、現在の態勢に。プラティナム・パイド・パイパーズ(メンバーのワジードはスラム・ヴィレッジの初期メンバー)やドウェレ、ファット・キャット、BR・ガンナなど、デトロイト地下シーンの住人たちをフックアップしつつ、スラム・ヴィレッジはアンダーグラウンドに根差した活動を広げている。
05年現在、デトロイトは新鋭のヒップホップ・サウンドを生み出す土地として認知されている。それも彼らの存在があってこそ、なのだ(もちろんデトロイト・テクノの存在も忘れずに)。
最後にオマケ。デトロイトといえばエミネム、ひいてはD12が有名である。このD12の事実上のリーダー=プルーフに直接訊いたのだが、プルーフとジェイ・ディーはかつてスペース・カウボーイなるデュオを結成していたらしい。まだふたりが10代の頃の話ではあるが、再結成談も頻繁に持ち上がっているとか。
そんな彼が、地元デトロイトのラッパーふたり(バーティン&T3)を従えてスラム・ヴィレッジを結成、デビュー・アルバム『ファンタスティック,vol.2』(00年)を発表した(『〜vol.1』はテープ&アナログ盤のみ。J-88名義作で一部披露された)。このアルバムでは、それまでのプロダクションにも見られた極端に音数の少ないクールでドライなビートを展開。スモーキーで刺激的なビートは、どこか心地よいファンクネスを秘めるものだ。そして、そのオリジナリティに溢れるビート上を浮遊感あるエレピ/シンセ音が舞い踊る。が、けして“洗練”や“オシャレ”という言葉が似つかわしいものではなく、もっと粗野でメタリックでダーティでドラマティックなものである。
その後、ジェイ・ディーやバーティンの脱退(ジェイ・ディーは現在でもプロデューサーとして深く関与)、ラッパー=エルザイの加入などを経て、現在の態勢に。プラティナム・パイド・パイパーズ(メンバーのワジードはスラム・ヴィレッジの初期メンバー)やドウェレ、ファット・キャット、BR・ガンナなど、デトロイト地下シーンの住人たちをフックアップしつつ、スラム・ヴィレッジはアンダーグラウンドに根差した活動を広げている。
05年現在、デトロイトは新鋭のヒップホップ・サウンドを生み出す土地として認知されている。それも彼らの存在があってこそ、なのだ(もちろんデトロイト・テクノの存在も忘れずに)。
最後にオマケ。デトロイトといえばエミネム、ひいてはD12が有名である。このD12の事実上のリーダー=プルーフに直接訊いたのだが、プルーフとジェイ・ディーはかつてスペース・カウボーイなるデュオを結成していたらしい。まだふたりが10代の頃の話ではあるが、再結成談も頻繁に持ち上がっているとか。
Slum Villageのニュース
- Spincoaster2023年12月06日
- Spincoaster2021年10月14日
- DIGLE MAGAZINE2020年03月31日
曲・アルバム
Yes! (Instrumentals)
Slum Village, Vol. 0
Yes
YES
2015年06月16日リリース
アルバム・12曲- 1 Expressive (feat. BJ The Chicago Kid & Illa J)
- 2 We on the Go!!! (feat. Black Milk & Frank Nitt)
- 3 Intro
- 4 Tear It Down (feat. Jon Connor)
- 5 Love Is (feat. Bilal & Illa J)
- 6 What We Have (feat. Kam Corvet & Illa J)
- 7 Right Back (feat. De La Soul)
- 8 Push It Along (feat. Phife Dawg)
- 9 Too Much (feat. Keely)
- 10 Yes Yes Remix
- 11 Where We Come From
- 12 Windows (feat. J Ivy)
YES
Push It Along - Single