世界が注目するs**t kingzはダンスシーンの革新者になれるのかーー1stアルバム『FLYING FIRST PENGUIN』で表現したダンスの可能性
AAA、木村拓哉、EXO、E-girls、Hey!Say!JUMP、関ジャニ∞、SHINee、SUPER JUNIOR、三浦大知など国内外の錚々たるアーティストの振付を手がけてきた4人組ダンスパフォーマンスグループ、s**t kingz(シットキングス)。世界が注目する彼らが新たに仕掛けたのが、「見るダンス映像アルバム〜見るバム〜」を標榜したファーストアルバム『FLYING FIRST PENGUIN』のリリースだ。従来のダンス映像は、他アーティストの楽曲が根本にあり、それを元に振付を創作するため二次表現という扱いになる。つまりダンサーたちが、個人の意思でその曲の振付映像などを公開したり、販売したりすることはNGだった。「それならば」とs**t kingzが乗り出したのが、音楽や映像も自分たちで制作し、ダンスを拡げていこうという試みだ。これまで当たり前とされてきたダンサーの表現のあり方を変化させる――。その革新性を、「空を飛んだ初めてのペンギン」という意味を表すタイトルのアルバムと楽曲像に重ね合わせている。今回はそんなs**t kingzのメンバーであるOguri、kazuki、shoji、NOPPOに、同作でのダンス表現などについて話を訊いた。