RAZOR / D / The THIRTEEN / ZOMBIE / 零[Hz] Rides In ReVellionが出演するマニアックイベントをEX THEATER ROPPONGIで開催。そして地蔵チケットとは?
7月17日(日)にEX THEATER ROPPONGIを舞台に、「V-IBES MANIA supported by SPICE」と題したイベントが行われる。「V-IBE」と書いて「ヴァイブス」と読ませるところがV系らしいセンス。出演するのが、RAZOR / D / The THIRTEEN / ZOMBIE / 零[Hz]。加えて、オープニングアクトとしてRides In ReVellionが登場する。
どのバンドも、ヴィジュアル系というシーンの中、相応に実績と支持を得ている人気のバンドたち。ベテランと若手勢力の間を繋ぎ、つねに最前線へと身を乗り出し、ヴィジュアル系という存在をいろんな意味で内外にアピールしている連中だ。別の捉え方をするなら、彼らが身体を張ってシーンを活性化しているからこそ、このシーンの未来へいろんな希望を持ちたくなる。
今回のイベントには、いくつかのチケットスタイルを用意。「VIPチケット」や「一般チケット」は見慣れた言葉だが、このイベントには「地蔵チケット」という不思議な券種が用意してある。簡単に伝えるなら、「その場でじっとしてじっくり観ながら楽しみたい方」用のチケットだ。
「だったら一般席の後方で静かに観てればよいじゃん」と思う人もいるだろうが、ファン心理として、たとえ客席後方だろうと、2階指定席だろうが、ノリたいと思ったらその場で咲いたり、頭を振って楽しみたいもの。しかしじっとしている人たちの中には、当日の体調の問題や「隣で暴れているファンの横で棒立ちは失礼かも?」という心理が働いていたりもいる。だからこそ、地蔵化(動かずに)して見たいというニーズは少なからずあるという算段である。
ただし、「地蔵チケット」にも様々な制約を設けている。それが以下の条件になる。
「フリ禁止、拳禁止、腕組み禁止、たぬき投稿禁止、匂わせ禁止、アイテム使用禁止、声出し禁止、いなりを喰うの禁止」。
※会場フロアは他チケットでも声出し、食事は禁止
制約の厳しさ故かチケット代もリーズナブルに設定してあるが、万が一これらのルールを1つでも破った場合「差額を払い、通常チケット扱い」になる。
また巷ではあえて地蔵席を購入して地蔵になり切れるかを挑戦する「地蔵チャレンジ」も流行っているようなので上記の条件を守れる方なら、ぜひ「地蔵チケット」を手にしてもらいたい。