『Mステ』出演の「Mr.KINGとジャニーズJr.」は結局「キンプリ」? ホラーな演出にもファンはビックリ
「Mr.KING」は、ジャニーズJr.の平野紫耀、永瀬廉、高橋海人によるユニット。2015年8月、同じくジャニーズJr.の岩橋玄樹、神宮寺勇太、岸優太によるユニット「Mr.Prince」(現在はPrinceに改名)とともに、「Mr.King vs Mr.Prince」(通称キンプリ)という6人組グループとして結成され、イベント『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』のテーマソングを歌ったほか、EXシアター六本木で開催されたステージ『ガムシャラ!サマーステーション』に出演していた。
そうした経緯から、今回Mステに「Mr.KINGとジャニーズJr.」が出演すると発表された途端、ファンから「そもそもMr.KINGもまだJr.」「KINGだけでデビューなの? Princeどーなるの?」と疑問の声が多く上がっていた。
披露する楽曲は、「情熱の色」(Mr.KINGの曲)と「Bounce To Night」(Mr.KING vs Mr.Princeの曲)のメドレー。歌の前のトークでは、Mr.KINGメンバーの紹介はあったものの、Princeについては一切言及なし。パフォーマンスの際も、「情熱の色」はMr.KINGのみで歌っていたため、このまますべてMr.KING中心に終わるのか……と思われたが、2曲目の「Bounce To Night」のイントロで、突如Princeの3人が登場。結局、6人並んで歌ったのである。ファン以外の視聴者は、なぜいきなりメンバーが増えたのか、理解できなかったであろう。
ファンも、「Princeもいるじゃん。なぜMr.KING とジャニーズJr.?」「Mr.KINGとジャニーズJr.でPrinceがあとからひょっこりでてくるん? 名前の紹介もなしだし、明らかな格差感じたな」「プリンス派の子は複雑だろうよ……普通にキンプリで出したれよ……それともジャニーさんキング推しなのかなぁ」とツイートしており、混乱を招いている。
どうしてこのような事態になったのか、これはファンが懸念するように“格差”なのか、真相は明らかになっていない。ジャニー喜多川社長のみ知るところである。また、今回のパフォーマンスはジャニー社長が全面的に演出を手がけたらしく、冒頭、寝そべるMr.KINGの床面から腕がニョキニョキと出てきたり、曲の途中でいきなりシャツをはだけて乳首丸出しで歌い、バックダンサーのJr.たちも全員半裸になったりと、ジャニー社長の趣味が全開となっていた。
これには、ネット上も騒然。「手多すぎるよホラー映画か」「とにかく謎すぎる演出」「ぶっ飛んでる。老いてなおジャニーさんワールド全開。なんだこの初っ端の障子から手が出てくる悪夢みたいな演出。絶対狂ってるのに、不思議と感動している」「ジャニーさんの演出って本当に予想の斜め上をいくね。ただ手やら半裸の男たちが大量に出てくる様は結構怖かった」「ジャニヲタしか喜ばない演出だった」と、注目を集めている。演出にジャニー氏の趣味が色濃く反映されていたということは、それだけ今回は力が入っていたということ。はたして、それはなにを意味するのか……。
一部では、Mr.KINGのみデビューするのではないかというウワサもある。それに対して「キンプリ(Mr.KING vs Mr.Prince)でデビューしてほしい」と反発する声は多い。また、永瀬廉は「なにわ皇子」、平野紫耀は「Kin Kan」と関西ジャニーズJr.のユニットのメンバーでもあることから「Mr.KINGではなく、なにきん(なにわ皇子+Kin Kan)でデビューしてほしい」との声も……。Jr.のユニットは流動的で、必ずしもそのユニットでデビューできるとは限らない。今後どうなるのか、ファンはデビューへの不安と期待が入り交じる複雑な思いを抱いているようである。