Mike Dred

90年代初期、UKの音楽誌から“TB-303を操るジミヘン”とまで賞賛されたマイク・ドレッド。彼はアシッド・ラボなる自宅スタジオにて、バッキバキの酸性テクノを生み出すヘンタイ・オヤジである。近年はエイフェックス・ツインのレーベル＜REPHLEX＞を中心に活動を展開しているマイクは、同レーベルの契約第１号アーティストとしても知られ、また、コズミック・コマンドやシメラ（シャイメラ？）などの名義でも活躍している。でもってそのサウンドにおいては、荘厳なオーケストレーションをシミュレートしたかと思いきや、突如オールドスクーリーなエレクトロでダンサーのご機嫌を伺ってみたり。かと思ったら、なんとも踊りヅライ変則ビートを奏でたりと……節操ないんですよね、この人は。