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MERRY
ライヴレポート
MERRYのライヴレポート
OKMusic編集部
2017年05月10日
【MERRY】『Tokyo Spring 日比谷デモクラティック ~羊達の主張~』2017年5月5日 at 日比谷野外大音楽堂
“「千代田線デモクラシー」を日比谷で響かせたい”という想いを胸に半年間、企画ライヴや主催イベントなどを繰り広げてきたMERRY。本公演終演後、そのゴールは次へのスタートになっていたーー。
okmusic UP's vol.153
ライヴレポート
OKMusic編集部
2016年02月15日
【MERRY】『NOnsenSe MARkeT FINAL -最終階-』2016年2月7日 at EX THEATER ROPPONGI
ピンチをチャンスに変えるとは、こういうことを言うのだろう。アルバム『NOnsenSe MARkeT』を発表して以降、1年続けたツアーの最終日であり、負傷からのリハビリを続けてきたテツ(Ba)が約2年振りにフル参加の完全復活を果たすライヴ。黄色いひよこがドアップになるオープニング映像に、ど真ん中には真っ赤な鳥居と、MERRYらしいナンセンス臭満載のステージには幕開けからテツの姿があり、オーディエンスは大熱狂だ。
okmusic UP's vol.138
ライヴレポート
OKMusic編集部
2015年01月08日
【MERRY】『Grateful Year 2015 「ヴァニラスカイアバンギャルド」』 2015年1月2日 at 渋谷公会堂
“Grateful Year”と謳い、“夜明け”をタイトルに掲げた、MERRYの2015年の幕開けを飾るライヴ。それは意思表明ともとれるアクトだったと言える。最新アルバム『NOnsenSe MARkeT』は“MERRYっぽい”を濃くすることがテーマだったこともあって、同作を主軸に置いたセットリストは当然のようにMERRYの深部を鮮明に曝け出していた。また、今のバンド力で従来のコアナンバーがプレイされることで、それらがより濃く、毒々しく、そして痛く、MERRYというバンドの特異性を浮き彫りにしていたことも特筆すべきところ。アコーステッィク編成で披露された「チック・タック」、アコーディオン奏者としてTHE CHERRY COKE$のTOMOを迎えて披露された「千代田線デモクラシー」などが醸し出す哀愁感や悲哀が、MERRYの音世界をよりディープに彩っていた。そんな矢継ぎ早に繰り出される新旧の楽曲に触れ、ふと思ったことがある。自虐的に自分を責め、自分を嘲笑うことで、自分の居場所を作り、自分を受け入れる…そういうものがMERRYの音楽の根底に脈々と流れているのかもしれない、と。『NOnsenSe MARkeT』の取材でガラ(Vo)が“俺の全てをさらけ出そうと思った”と語っていたが、同作で表現が直接的になったことで、そこが色濃く感じられたのだろう。MERRYを突き詰めた最強のアルバムを武器に、MERRYというバンドを提示した同公演。しかも、アンコールでは頸髄損傷で療養中のテツ(Ba)がサプライズで登場し、そのままオーラスの「群青」を5人で演奏する場面もあり、ここをスタートに“Grateful Year”を駆け抜ける!という、未年でもある2015年に懸けるMERRYの意気込みを肌で感じたライヴだった。
okmusic UP's vol.125
ライヴレポート
OKMusic編集部
2013年02月20日
【MERRY】『MERRY 2013 「devour」 at SHIBUYA-AX』2013年2月13日 at SHIBUYA-AX
不動のメンバーで結成12年。生粋のライヴバンドとして熱狂的に支持されているMERRYがガラ(Vo)の椎間板ヘルニアの治療のため、活動を一時休止。その最後のライヴがSHIBUYA-AXで行なわれた。葛藤や割り切れない想いを吐き出した上で爽快感すら感じさせるロックへと昇華した最新シングル「梟」で幕を開けたライヴは、“しばらく彼らのステージを見ることができない”という感傷を吹き飛ばすバクハツ的エネルギーにあふれていた。最新オリジナルアルバム『Beautiful Freaks』収録曲に加え、インディーズ時代のナンバーも数多く盛り込まれたセットリストは歪(いびつ)で、美しく、異端でパンクなMERRYの本質を浮き彫りにさせるモノ。身体の不調など微塵も感じさせないガラのアクロバティックなパフォーマンスとヴォーカル力、ネロ(Dr)のタオルに描かれてあった“全身全霊”という言葉が相応しいパワフルでエッジのある演奏にオーディエンスも全力で応える。その空間はMERRYが創り出すサーカス、もしくは見せ物小屋か。ガラがスティッキを操り、奇妙なショーへといざなう「不均衡キネマ」の盛り上がりもライヴをいっそう加熱させていった。本編ラスト「群青」が終わるなり、大アンコール。ステージに再び登場し、ネロは“今日はMERRYの新章の始まりだからな。勘違いするなよ!”と叫び、高速パンクチューン「消毒」では、いつものように客席に消化器を撒くがごとくスモークを噴射。完全燃焼へと向かう最後、3度目のアンコールに再び、届けられたのは「梟」。最後にガラが自分の想いをみんなに伝えた。
okmusic UP's vol.102
ライヴレポート
OKMusic編集部
2012年04月20日
【MERRY】『10th Anniversary FINAL @ Zepp Tokyo~Beautiful Freaks A GO GO~』2012年4月30日 at Zepp Tokyo
“10th Anniversary”を掲げたシリーズの最終章。アルバム『Beautiful Freaks』を“猛攻”という言葉がぴったりのテンションとサウンドで完結させると、第2部はファンから募ったリクエストに応えての人気曲のオンパレードで会場を沸かせ、さらにアンコールでは最新シングル「群青」も披露! 全38曲がプレイされたわけだが、改めて彼らが異端なバンドであることを実感した。いわゆる洋楽的な“ROCK”を継承するバンドではなく、大衆音楽に背を向けていた時代の邦楽ロックのアンダーグラウンド感を漂わせつつ、昭和歌謡のような哀愁感も持ち、それらを今の時代に対して刺激的な音として届ける…こんなバンド、他にない。本公演で10周年の区切りを付け、11年目のスタートを切ったMERRY。今一番脂が乗っているし、まだまだ面白くなることは間違いない。
okmusic UP's vol.92
ライヴレポート
OKMusic編集部
2011年11月20日
【MERRY】『MERRY 10th Anniversary NEW LEGEND OF HIGH COLOR 「6DAYS」Vol.1 ~ 「現代ストイック」』2011年11月7日 at 恵比寿LIQUIDROOM
結成10周年記念の一環として行なわれた6デイズライヴは、各日それぞれ過去のアルバムを演奏するというもので、初日を飾るのは1stアルバム『現代ストイック』。破壊力のあるドラムと存在感を放つベース、トリッキーなツインギターと哀愁漂うメロディーで描くアンダーグラウンド感をはらんだ孤高の美学…それが現在のバンド力でプレイされるわけだから、その衝撃は深く、重く、まるでボディブローを打たれ続けているような濃厚さを誇っていた。言ってしまえば、それこそが当時の彼らの毒であり、アクの強さ。改めて、このバンドが持つ他にない色であり、強烈すぎる個性を実感した。それだけに6デイズを終えたことで、過去の自分たちが放っていたさまざま色を再び取り込んだMERRYが、さらに強力なバンドになっていることは想像に容易い。
okmusic UP's vol.87
ライヴレポート
OKMusic編集部
2010年10月20日
【MERRY】『~The opening of a Decadence~ disillusion from crisis』2010年10月2日 at 品川ステラボール
会場に入るなり、違和感を感じた。いつもならステージ中央にあるはずのお立ち台的な学習机がなく、そこには革張りの椅子が鎮座している。“新しいMERRYの全貌が明からになる”。前回の取材時に今日のライヴについて語ったネロ(Dr)の言葉を思い出した。否が上にも高まる“新生MERRY”への期待感…しかし、それはいい意味で裏切られる。オープニングを飾ったのは移籍第二弾シングル「クライシスモメント」。静と動、柔と剛が交錯し、MERRYの世界が凝縮されているが、ガラ(Vo)曰く“バラードじゃないバラード”というナンバーであり、メロディーのインパクトが強い。その後もステージ後方の映像とリンクさせながら、ヒステリックではあるがメロディックなナンバーが続く。近年のライヴでは初期衝動を前面に押し出したようなアクトを繰り広げていただけに、これには正直言って意表を突かれた。“肉体派ではないライヴ”。確かに、そういうことも取材時に言っていた。スクラップ&ビルドを繰り返してきたMERRYが、また進化と変化を見せつけているとでも言えばいいのだろうか。まるで原点回帰を目指したかのように哀愁やレトロ感、アンダーグラウンド臭を漂わす楽曲がプレイされるのだが、現在のバンド力によって、それ以上に挑発的な棘を感じさせ、バンドの孤高性を叩き付けている。後半戦はアグレッシブなステージングで、彼ららしい狂気性も垣間見れたが、終演後に思ったことは、やはりバンドの変化だった。より“MERRYにしか築けない世界”の深層に向かっている。となると必然的に、次のアクションへの興味が沸くというもの。さて、次のステップではどんなMERRYを見せてくれるのだろうか?
okmusic UP's vol.74
ライヴレポート
OKMusic編集部
2010年05月20日
【MERRY】『Merry or Die ~XXXX~』2010年5月8日 at 赤坂BLITZ
ヴォーカルのガラがライヴ最後に残した“間違いなく、もっとキレたすげえバンドになると思います”という言葉。結成10周年を目前に、さらなる変貌を遂げようとしているMERRY。バンドの地盤が固まったからこそ、哀愁歌謡からパンクまで多岐に渡った手法での意思表示を可能にした。周囲の反応に臆することなく、自分たちが表現したいことに焦点を合わせ突き進むさまは、真のアーティスト像と言える。今宵も開演早々、磨きのかかったパフォーマンスを武器に臨戦態勢へと突入。全身全霊でかき鳴らさせる轟音を浴びて高揚しないわけがなく、おびただしい熱気が会場に立ち込めた。心身ともに振り絞って楽曲を放出しているから観客は聴き入るし、メンバー同様に感情的になる。ストイックにプレイすることに打ち込み、攻めの姿勢を貫いた彼らへアンコールを求める声は終演後もなかなか鳴り止まなかった。
okmusic UP's vol.69
ライヴレポート
OKMusic編集部
2008年05月20日
【Merry】Merry 横浜文化体育館 2008年5月3日
47都道府県を回ったツアーの最終公演に選ばれたのは、過去にBOOWYが4時間にも及ぶ伝説的なライヴを行なった場所として知られる横浜文化体育館。歴史のある建物ということで、昭和っぽい雰囲気なのだが、そこがメリーらしくもある。しかも、会場に入るとBGMにJ-PUNKのクラシックが流れていて、開演前から日常とは違った世界が広がっていたことも付け加えておきたい。 開演予定の時刻を少し過ぎて、ステージを隠していた幕に過去のPVのダイジェストが映し出され、円陣を組むメンバーの姿が映されると、場内に歓声とハンドクラップが響き渡った。そして、にわかに幕が落ち、この日会場限定で販売された「Midnight Shangrila」でライヴがスタートする。先制攻撃のようなパンキッシュなサウンドにヘッドバンギングし、拳を振り上げ、ジャンプする観客。その後もメンバ?全員で総攻撃をかけるがごとくスリリングなナンバーが続き、4曲目の「Charlie」の頃にはクライマックスを迎えたような激しい盛り上がりを見せていた。 ガラのアカペラから始まった「さよなら雨(レイン)」、ホーン隊が加わった「ブルージーナイト」、“ネロがメガネをはずしたのは表情をよく見せるためである!?”といった◯×式の質問を織り交ぜたドラムソロなどの“魅せた”中盤から、“横浜文化体育館をぶっ壊せ!”とオーディエンスを煽ったネロのMCをはさみ、否が応でもヒートアップする曲が控える後半戦に突入する。そして、矢継ぎ早に繰り出されるアグレッシブなナンバーが客席を狂喜乱舞させ、本編ラストをニューシングルの「閉ざされた楽園」が飾った。まだ発展途中とはいえ、ツアーによって確実に曲が成長していることがうかがえ、キャッチーなサビで目の前が開けるように弾けるところなど、ライヴでの中心的な曲になっていくことを予感させる。 この日、特に印象的だったのが三度目のアンコール。普段のライヴでは習字で筆談し、喋ることのないガラがメンバー紹介をし、“この5人でどんどん上に昇り詰めようと思います。信じてついて来てください”と話した。この時、ステージと客席の間にあった何かがなくなったことを感じたのは僕だけではないはずだ。さらにガラが渾身の声で“心からありがとー”と叫び、最後の曲「空っぽな歌」がプレイされる。前号の本誌のインタビューで語っていたように、バンドにとって思い入れのある曲だったわけだが、観客も歌で演奏に参加し、大合唱を繰り返した場面は感動すら覚えた。この曲でライヴを締めくくれたことで、彼らはひとつ上に昇れたことだろう。横浜文化体育館の歴史に新たな伝説が加えられたことを実感するライヴだった。
okmusic UP's vol.45
ライヴレポート
OKMusic編集部
2007年08月12日
【Merry】Merry 日比谷野外大音楽堂 2007年8月12日
東名阪の3公演で結成から現在までの全曲をプレイするという『MERRY SONIC 07』の初日となった日比谷野外大音楽堂。ステージにはブランコが設置され、バランスボールが置いてあるものの、特にセットに凝っているわけではない。また、野外ということで陽が高いうちは照明がほとんど効果を成さない。このシチュエーションでどんなライヴを観せてくれるのかと期待していたのだが、メリーのバンド力というものを体感させてくれた。哀愁あるフレーズを奏でたり、重たいリフを刻んだりしながらも前に出る時はソロを弾き、下がる時はバッキングに徹するというコンビネーションで楽曲を彩る健一と結生のツインギター。ボトムを支えつつも存在感のある音色を落とすテツのベースと、攻撃性を秘めたダイナミックなネロのドラムによる鉄壁のリズムセクション。そして、狂気じみたパフォーマンスに目を奪われるが、しっかりと説得力と深みのあるガラのヴォーカル。ジャジーなナンバーでは女性ホーン隊が加わったり、楽曲によってはキーボディストが入ったりもしたが、それ以外は5人による強固なバンドサウンドを聴かせたのである。中盤までMCなしで畳み掛けるように展開していったのも、そういう状況下だからこそ敢えて“バンド”というものを音でもって見せつけた、彼らの意思表示だったのかもしれない。 陽が傾き始めステージがライトの色に染まるようになると、黄金期の昭和歌謡曲を昇華させたようなロマンチシズムや悲哀などが織り込まれたオリエンタルなロック…つまり、メリーが提唱する“レトロック(レトロ+ロック)”がよりその世界観を高めていく。アグレッシブだったり、ミステリアスだったり、復古調だったりとサウンドは色とりどりの表情を見せつつも、そのど真ん中には彼らにしか出せない色が存在していたのも特筆すべきところだろう。これまでのヒストリーの中から、いろいろなタイプの楽曲が披露されたが、決してぶれることのなかった“メリー”というカラー。そして、揺るぎのないバンドサウンド。『MERRY SONIC 07』の初日とはいえ、バンドとしてのスケールも魅せたライヴだった。
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