リトル・フィートの熱演が収録された初のライヴ盤『ウェイティング・フォー・コロンブス』
本作『ウェイティング・フォー・コロンブス』は、1978年にリリースされたリトル・フィート初のライヴ盤である。制作段階では3枚組(LP時代)となるはずであったが、レコード会社がセールス面を考えて2枚組に変更してのリリースとなった。収録はロンドンのレインボー・シアターとワシントンDCのリスナー・オーディトリアム(1977年8月1日〜10日)の2カ所で行なわれた。アルバムにはリトル・フィートの他、元ザ・ローリング・ストーンズのミック・テイラー(ギター。ロンドン公演の1曲のみ)、ドゥービー・ブラザーズからマイク・マクドナルドとパット・シモンズのふたり(ヴォーカル。リスナー公演の1曲のみ)、そして強力なタワー・オブ・パワーのホーンセクションが参加している。当初予定されていた3枚組の残りの曲は、2002年にリリースされた2枚組CD『ウェイティング・フォー・コロンブス』(デラックス・エディション)に全曲収録されている。