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    Like A Timライク・ア・ティム

    彼はキている。
    オランダ、いや世界有数の変態エレクトロ星人ライク・ア・ティムは、92年に<DJAX-UP-BEATS>レーベルから颯爽と登場した。当初はシカゴ・アシッドにインスパイアされたTB-303を多用した作風であったが、その時からすでに彼はブチ切れていたといえる。世界で初めて303のベース音にオーヴァードライヴをかける(「ビヨビヨ」が「ビョワーッ! ビョワーッ!」に変身)という手法を用いたのである。それは後にドイツのハードフロアがパクったことでテクノ・シーン全体へと広まった。つまりティム青年は、アシッド・テクノの前進に大きく貢献した、とても偉い人なのです(?)。
    97年に、<GEIST>レーベルを自ら設立。00年には、エイフェックス・ツインが主宰するUKの名門<REPHLEX>レーベルから、コルグ社製のリズム・シンセ=エレクトライブを全面的にフィーチャーしたアルバム『レッド・アンド・ブルー・ボクシング』を発表した。デビュー当初からまったく衰えることのないその実験精神溢れるトリッキーなキテレツ音楽は、まさに筋金入りである。キケンキケン。

    曲・アルバム

    • Slector

      2011年09月14日リリース
      アルバム・8曲

      • 1 Last
      • 2 I Want A Hit In America
      • 3 Tioli
      • 4 Version 1
      • 5 Dat Hou Je Toch
      • 6 Everything For Someone
      • 7 Something For Everyone
      • 8 Atlantic Cup

      Slector

    • Blitskicker - EP

      2011年08月31日リリース
      アルバム・3曲

      • 1 In The Soup
      • 2 Milkshake
      • 3 From Scratch

      Blitskicker - EP

    • Stay Real

      2011年08月24日リリース
      アルバム・4曲

      • 1 Cry-Baby
      • 2 Victory
      • 3 Cold In The Head
      • 4 Martin Air

      Stay Real

    • Cacophony - EP

      2011年08月10日リリース
      アルバム・5曲

      • 1 Kakofonie
      • 2 Inside Out
      • 3 Re
      • 4 Tilt
      • 5 Foodbag

      Cacophony - EP

    • Short Cuts

      2010年05月25日リリース
      アルバム・6曲

      • 1 Mid
      • 2 Scale
      • 3 Auto Gull
      • 4 The Bus
      • 5 Bells
      • 6 Bubblin' Monkeys

      Short Cuts