いい音爆音アワー vol.100「いい音爆音アワーが選ぶ史上最もナイスな100曲」発表♪
いい音爆音アワー vol.100「いい音爆音アワーが選ぶ史上最もナイスな100曲」発表♪
2019年3月13日(水)@風知空知
第100回を記念して、みなさんのアンケートを元に、最もナイスな曲100曲を選出しました。
アンケートを書いてくださったみなさま、どうもありがとうございました。
ただ、こうしたランキングを作るには、たぶん"万"の単位とかのエントリー数がないと、分散してしまってどうにも収拾がつかないことに、集計作業を始めてみて気づきました。
また、エントリーの際に順番をつけてもらって、1位=10ポイント〜10位=1ポイントというルールを設定しましたが、考えてみれば、「1位の曲が10位の曲より10倍好き」ってことはまずなくて、10曲とも大好き、なのがふつうだとも思いました。
ですから、ポイントは予定通り活かしつつも、それより同一曲に対してのエントリー数のほうをグッと重視しました。
曲にコメントがあった場合も少し加点しました。ただこれは事前にお断りしていないので、ほんの僅かにしました。
次に、これまでの「いい音爆音アワー」、99回の中に登場した曲(のべ2,145曲ありました)があれば、それにも少し加点しました。
そして、BARKSのスタッフからいろんな年齢層の12名を集め、それぞれに全エントリー曲の中から10曲を選んでもらい、それにも少し加点しました。
最後に、その時点で同ポイントの曲については、より長く愛されているということで、先に発売されているほうに0.2ポイントを加算しました。
そのようにしてようやく"ナイス100曲"が決定しました。"vol.100"当日には、これを発表しつつ聴いていきました。もちろんいつものようにフルで聴くことは叶わず、上位5曲以外はダイジェストでしたが。
"Queen"は私も大好きだし、「Bohemian Rhapsody」も1位になる資格を充分に備えた名曲だと思いますが、あまりにもQueenが強いのはやはり映画効果ですね。企画した時にはもちろんこんなことになるとは思っていませんでした。
逆に、たとえば"The Beatles"が1曲も入っていません。The Beatlesの曲をエントリーした方は多かったのですが、見事にバラバラで、100位内に入ってこなかったのです。まぁ、それだけ名曲が多いアーティストということでしょう。
あと、"Prince"や"Madonna"、"Red Hot Chili Peppers"、"Steely Dan"なども圏外で、そのへんはちょっと残念な気もしますが、洋邦・ジャンル問わず、60年代から2010年代まで、多岐にわたる作品たちが混在する、ユニークで「いい音爆音アワー」らしいランキングになったかもな、と納得しています。
福岡智彦 (いい音研究所)
100曲ランキング