Frederick Knight

＜スタックス＞のカーティス・メイフィールドことフレデリック・ナイト。大学で音楽の専門教育を受けた経歴をもち、プロデュース／ライターもこなす、なかなかの才人だ。深南部のアラバマ州出身で、60年代後半よりインディーズで録音を開始、72年に＜スタックス＞と契約し、その名前を知られるようになる。
そんな彼の代表曲といえば、あのミック・ジャガーもカヴァーした「アイヴ・ビーン・ロンリー・フォー・ソー・ロング」（73年）。ファルセット・ヴォイスを駆使し、70年代ならではのスウィート感覚溢れるサザン・ソウルを呈示してみせた。
その後は自身のレーベル＜ウアナ＞を起こし、現在も精力的なプロデュース活動を行っている。